■ 家計簿と映画
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2001年、私 ひぐらし が映画館(ではないこともありますが、ビデオとかTVとかDVD以外でという意味で)で観た映画は75本でございました。
5日に1回は映画館に行っているという勘定になるわけですが、子持ち&フルタイム仕事持ちの私のどこにいったいそんな時間があるんでしょう?
いやいや、我ながら不思議です。
さて、通常、割引なしの映画館入場料は一般1800円つーのが相場です。
1800円×75本=135000円・・・・。
ハイ、なかなか結構な額でございます。
私 かなりのケチ、だと自覚しておりますが、好きなことには使うよ、という性格なので、こと映画を観ることに関しては、もったいないなぁ、とかはほとんど思わないんですな。
が、昨今のこの不景気。
ご多分に漏れず、うちの勤め先もほとんどベースアップなしなのですが、子どもらが大きくなるにつれて、まぁ、お金のかかることかかること。
ここは、いっちょ、「聖域」にも踏み込んでみないといけないかな、という感じの我が家計。
ということで、2001年は構造改革(って、んな大げさなもんじゃないんだが)の年となりました。
■ 試写会へ行こう
さて、今でこそ、試写会情報っと言えば、インターネットのサイトから、なのですが、ちょっと前まではTVが強力媒体(TV局が主催してるし)でございました(今でも、バンバン流れていますが)。
しかしながらです。
試写会なんて行き放題ぐらいに時間がありあまっていた学生時代はアパートにTVなかったし(←全然不自由してなかったところがスゴイ)、就職してからTV買っても(というか、親が買ったのだが)、独身のうちはほとんどTVみてなかったしで、まず、そういう情報を入手することができなかった私。
そして、その後、TVにも普通につきあうようになりましたら、子どもが生まれまして、そうしましたら、日夜(正確には昼間は保育園でお世話してもらっていたのですが)子どもらのお世話をさせていただかなくてはなりませんから、せっかく試写会情報が入手できるようになりましても、「夜に試写会」なんて、遥かかなた遠い国のお話しでありました。
しかし。
こんな不遇の時代も2001年4月で幕を閉じました。
そう!
わが手枷足枷だった保育園のお迎えがなくなったのです。
息子が自力で家まで帰ってくる!
あぁ、なんてステキ。
娘は頼めば夕飯の準備をしてくれる!
あぁ、なんてありがたい。
ということで、応募しましたよ、試写会。
でも、あれって一般募集枠って、きっと少ないんでしょうねぇ。
結局、あんまり当たりませんでしたが、当たったのはすべてありがたく行かせてもらいました。
2001試写会で観た映画
『ホタル』 / 『デンジャラス・ビューティー』 / 『みんなのいえ』 / 『ダンジョンとドラゴン』 / 『千と千尋の神隠し』 / 『釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇』 / 『コレリ大尉のマンドリン』 / 『ヤマカシ』
試写会会場で、その劇場で使える割引券をお土産にくれたりもするので、思っていた以上にお得でびっくりです。
割引券使用分も換算すると、2万円弱は浮かせた計算になるでしょうか(『千と千尋の神隠し』は、3名様ご招待だったので、しっかり子どもを連れて行ったし)。
でも、ほんと、秋以降、当たってないんだよね〜。
■ 前売り券を買おう
昔は、上映がはじまってからも、劇場の近くに前売り券を売ってくれるようなお店があって、そこに寄ってから劇場に行っていたものですが、いつからか、上映開始日の前日までしか販売しないということになって(まぁ、それがほんとの「前売り」ですが)、ほとんど前売り券を買うこともなくなりました。
だって、家族の手前(笑)、せっかく前売り券を手に入れても、一人でほいほいと観に行けるとは限りませんからね。
「うーー、前売り買ったのに、もう上映が終わっちゃうぅ。だけど、行く時間がなーーーい」なんていうのは、精神衛生上、よろしくないので、前売り券ぶんくらいの値引きには目をつむって、当日券で観ることにしています。
でも、反対に、「一人でほいほい」行くのではない映画=子どもらにせがまれている映画には使えるんですなー、前売り券。
前売り買うと、なにかグッズがもらえて子どもは喜ぶし、安いし(3人分の割引は馬鹿にならないのだ)、おまけに当日、チケット窓口で並ばなくても済む、という三大特典付き。
不覚にも、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』は息子と当日券で割引なし(割引券を貰っていたのだが、持って行き忘れた)で観てしまいましたが、2002年はもちろん前売り、買います!娘も観る!(『クレしん』にはまった私が借りてくるビデオを観て彼女も面白さに目覚めたらしい)と言っとりますし。
2001前売り買った映画
『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』 (プレミアグッズなし)
『ポケットモンスター セレビィ 時を越えた遭遇』
『ピカチュウのドキドキかくれんぼ』 (超プリティなどきどきかくれんぼバンダナをゲット)
『ウルトラマンコスモス ファーストコンタクト』 (マグカップとコスモス人形ゲット)
『幻想魔伝 最遊記
レクイエム 選ばれざる者への鎮魂歌』 (ポスターゲット)
『ハリー・ポッターと賢者の石』 (ストラップゲット)
『シュレック』 (プレミアグッズなし)
3人分あわせると、当日券を買うより1000円ぐらいは安くあがりますので、6000円は浮かせれただろうか。
■ お得な会員になるのだ
わが街にいわゆるミニシアターがオープンしたのは、10年位前になりましょうか。
それまでは、ふつーの映画館で上映されるもの以外を観ようとしたら、地元に細々と続く自主上映の会(なんしか私が高校生の頃から存在していたのだから、すごい)に頼るしかなかったのですが、ここが出来て、地方小都市の映画環境が激変(と言うと言い過ぎ?)しました。
ありがたいことです。
で、ここ、はた目にも繁盛してるとは思えませんでした。
見渡せば観客が片手で足りる、なんていうことが続けば、そりゃあ、誰だって不安になります。
会員になれば、安く観ることができるらしい、ということは存じておりましたが、、わたくしにできる微々たる応援ということで、長年、敢えて、会員にはならずに一般料金で観ておりました。
が、2001年夏、なんと、自前の新館オープンという、なんともびっくりするようなことが実現してしまいました。
こう言っては何ですが、建物の建築状況は見知ってはいたのですが、オープンするまで、ほんとにぃ??と半信半疑だったんですがね。
2館体制ということは、映画もこれまでの2倍、上映されるわけです。
おぉ。
さらに、『ライフ・イズ・ビューテフル』(←とにかく吐き気がするほどキライらしい)とか、『アメリ』(←どーでもいいらしい)で連日満員になるから、と、上映期間がとんでもなくのびても、もう1館では、週替わりの普通の上映が展開できるわけです。
おぉ、すごい。
そんなこんなで、気が付けば新館オープン2ヶ月で、ここで12本も観ていたわたくし。
(それまでは、よく観てもその半分のペースだったんですけどね。)
そんなに経営が苦しいわけ(いや、苦しんだろうが)でもないんだな、と、わたくしも今までのスタンスを180度転換することにいたしました。
えぇ、なりましたよ。会員に。
10月某日、わたくしの会員申し込みを受け付けてくれたのは長年、顔見知り(?)の支配人(?)さんで、なんだかちょっと恥ずかしかったです。
あぁ、これで、どこの誰って、わかっちゃったなぁ。
ちょっといやなのよねー。
会員カードには名前もばっちり書いてあって、カウンターでいちいちそれ提示しなきゃ割引使えなくて、おまけに、観るごとに会員番号も控えられるのね。
映画なんて、そういう個人情報の提供なしに暗闇でこっそりひっそり観たいじゃないですかぁ。
・・・でも、背に腹はかえられん。
正規の値段より1本500円も安く観れるし、6回分のスタンプが貯まったら、7回目はご招待。
えぇ、会員になってから、2ヶ月弱でご招待使いました。
これなら、年会費なんてすぐ元がとれます。
その上、会員限定買えるで特別回数券なんてぇのもありまして、有効期間は6ヶ月間、5枚つづりが5000円というお安さ。
もちろんこの回数券で観ても、スタンプ1個押してもらえるのでますますお得。
うぅぅぅ、こんなにお得でいいのか?
というより、もともと映画なんて、これくらいの入場料でペイできるんだろうな。
ま、いいんだけど。
どうぞ末永く営業してね。
シルバー料金になるまで観に行くから(笑)。
入会金と年会費、合わせて3000円を支払って、2001年中に会員割引(500円引き)で観たのが6本。
これで、入会金と年会費分はペイしたことになりまして、あとは観るだけお得になるシステムですな。
あぁ、もっと早く会員になっていれば良かった、と今更、思ってしまう。
■ その他割引も使うぞ
■ 「映画の日」「レディースデー」
他所のことは存知ませんが、うちの街では、毎月1日が「映画の日」、そして毎週水曜日がレディースデーで、それぞれ入場料が1000円になります(前出のミニシアターは基本的にレディースデーなし)。
どちらもそれなりに混み合うのであんまり出掛けたくはないな、という気持ちもあるんですが、都合が合えば、やっぱり出掛けてしまいます。
でも、数えたら9本と、そんなに多くはありません。7000円ほど浮いた計算ですな。
「映画の日」に観た映画・・・『スナッチ』 / 『トラフィック』
「レディースデー」に観た映画・・・『ナトゥ 踊る!忍者伝説』(笑) / 『サトラレ』 / 『ショコラ』 / 『ソードフィッシュ』 / 『リベラ・メ』 / 『裏切り者』 / 『アメリ』(←これに限り、ミニシアターでレディースデーが適用された)
■ 駐車場利用割引
通常利用する映画館は、自宅から自転車で行ける圏内にあるので、駐車場は使いませんが、小学校1年坊主の息子を同伴するときは、バスで行くことを余儀なくされます(なぜかというと、彼はまだブレーキまで親指が届かないから自転車に乗れないのだ)。
とことん乗り物に弱い私はバスなんてもっての他だし、さらに往復すれば3人で800円とか1000円とかしちゃうというのは結構ツライ。
こういうときは、夫に運転手になってもらうに限ります。
私と子ども3人分の前売りは買っておいて、夫は近くのダ●エー駐車場の駐車券(どこの駐車場でもOKでとにかく自動車で映画を観に来て駐車場に入れた人に対する割引)を見せて1000円で入場。
そうして、帰りにダ●エーでお買い物して駐車料金は無料にしてもらう、という段取、なかなでしょう?
■ クレジットカード割引
これはつい最近、利用できることを知って、まだ3回くらいしか使ってないのですが、一部劇場で使えます。手持ちのクレジットカード(私のはJCB)を提示するだけで200円の割り引き。
たった200円されど200円。
ちりも積もれば山となる。カード年会費の元はじゅうぶんこれでとれるでしょう。
これからも、しっかり使わせていただきます。