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サンドラ・ブロック嬢の同僚のちょっと東洋系な男性(ベンジャミン・ブラッド 『トラフィック』にも出ていたらしい)と、ビューティーコンサルタントだかなんだかのゲイのおぢさま(マイケル・ケイン 『サイダーハウスルール』の院長(だったか)先生)がよかったですぅぅ。
・・・・えぇっと、まぁ、その、それだけ(笑)。
なーーんか、つまんない。
試写会だったので、始まる前に地元のローカル局のアナウンサーのおねーさんが「外見が綺麗になるだけじゃなく、中身も美しくなっていく彼女をご覧ください」などと言ってらしたのだが、「中身うんぬん」については、なーーんか全然、ピンとこなかったんだな。
なんでかというと、サンドラ・ブロック嬢演じるFBI嬢、最初っから、じゅうぶん、性格、可愛いんだもん。
そりゃ、「個性的」で万人受けはしないんだけど、すっごく魅力的。
あぁ、友達になりたいっ、って感じ。
でも、お話的には、その時点の彼女は「外見もブスなら、性格もブス」という設定らしいのだ。
で、最後には、「外見も綺麗になるし、性格もよくなる」つーわけ。
??
うーん。
私には、サンドラ・ブロックFBI嬢は、最初から終わりまで、ずっと気持ちのいい女性だったのだがなぁ・・・。
あ、そーか!(←いきなり、ひらめく)
外見ブスは「個性的」な性格では、可愛くみえないから、努力して外見を綺麗にする(=外見が美しければ、多少の「個性的」は認めてもらえるのか?)、もし、それがダメなら、「一般受けする可愛らしい性格(いわゆる性格美人というやつか?)」で「ブスだけど気立てがいい」路線で行けということが言いたかったのかーー。(←話をすごく矮小化しているかも)
やっと、アナウンサーのおねーさんの言葉の意味がわかったわ。ようするに、「他人に好かれるのが一番」つーわけね?(←とんでもない曲解かも)
なるほど、ここらあたりが、この映画を楽しめなかった理由だわ。(納得)
なんともいえない違和感の原因はこれだわ。
そもそもの出発点から、決定的にずれてるもんね。(笑)
さて、ブスで個性的(というか「気立てが悪い・可愛げがない」)私に、どちらを選択するか(外見綺麗と一般うけする性格)と言われたら、そりゃ、外見だけでも まし(「綺麗」とはいわん)にする、だな。
いまさら、この慣れ親しんだ性格を変えようなんて思わんもーん。
となれば、やはりビューティーコンサルタント?(笑)
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