■ 2001ベスト10
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これを観たとき、「今年のベストはこれかも」と思ったのですが、予想通り、それ以降もこれを越えるものはありませんでした。
なんともすごい映画です。
30代後半世代が観たら号泣すること必至。
栄光の過去に対する懐古だけではなく、先行きが見えない現状の不安まで映し出されているわけで、まさか、おゲレツゥ〜なイメージしかなかった『クレしん』にこんな力があろうとは、思いもよりませんでした。
とにかく、観てないヒトはすぐにビデオを借りに走るべきでしょう。
そして、いくら泣いても平気な環境を用意して観ましょう。
野原一家から夢と力がわけてもらえます。
(って、30代後半以外の世代がどう感じるかは知らないけどね)
引き続きアニメですこぶる恐縮ですが・・・・・。
幼い頃の記憶を切り取って見せられたような映画でした。
清々しい、という言葉はこの映画のために存在するのでしょう。
次男坊の熱演(?)もあってベスト3入り。
おなかいっぱいになる愛すべき作品。
映画として、すごく好き。
でも誰にも奨めません。
ベスト10と銘打ってしまったので、あと5つですが、あとは順位はつけられないので、全部6位とします。
なんだか「がんばったことが報われる」という真っ直ぐ系の映画が多いですねぇ。
2001年は、そういうものに救いを見い出したい気分の1年だったのかもしれません。