天霊界日記 〜過去ログ編〜


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藍の月17日
ヨリをもどして早5日。いいかげん、トライローにたたき起こされるのにも慣れた。
しかし、相変わらず朝日が目にしみる。目つきが険しいからといって、機嫌が悪いわけじゃないのだ。
いや、やっぱり無理やり起こされるのはムカツクんだけどな。今までの生活がまずかったんだと思って諦めます。
そっちのほうが・・・朝っぱらから布団に入ってこられるよりマシだもんな・・・。
今日は天気もよかったので、散歩がてらインドラをからかいに行った。
奴は庭で盆栽をいじってたが、ちょっかいをかけたら逆にヨリを戻したことをツッこまれた。・・・おのれ。
ムカついたので、とりあえずソーマ弾を庭に投げ込んでやった。
家が壊れない程度に加減してやったんだ。ありがたく思え。

藍の月12日
ようやくアカラナータが帰ってくれた!買ってしまったベッドはもったいなかったが、とにかくめでたしめでたし。
これで、日々の平穏がとりもどせたわけだ。うう。ただいま、俺のベッド・・・。
ついでにこっそり、この一ヶ月ちょっとの秘密を書いておこう。
多分、アカラナータは気づいてないし、トライローは自白しないからな。
実は!!ウチの前に生えてる木の中に、妖魔樹が一本混じってたのだ。当然、トライローの手下だ。
あのアカラナータですら、何度かこっそり水晶で覗いてたのに(笑)、一度も見にこないから、おかしいと思ってたら、
案の定スパイがいたわけだ。素直じゃないなあ・・・。

藍の月11日
散々悩んだ挙句、クンダリーニにも説得されて、ヨリを戻すことに。
話を切り出すべくトライローの様子をうかがってるうちに、街の中にまできてしまった。・・・ストーカーか?オレは。
とか思ってたら、なんとトライローにからむ奴が出現。勇気のある奴・・・。しかし、妙に腰が低い。
しばらく付きまとっていたが、なにか気に障ることをいったらしく、張り飛ばされて、よりによってこっちに飛んできた。
当然のことながら、俺も見つかる。・・・・気まずい・・・・。
しばらくお互いに黙ったままだったのが、その飛んできた奴が目を覚まして、しゃべり出したので、またうるさくなる。
内容から推察するに、どうも、迦楼羅王に恨みをもってるらしくて、その仕返しのために助っ人を探しているらしい。
こっちにもスカウトしてきたが、当然シカトだ。そいつは散々粘った後、相手にされないとわかってしぶしぶ去っていった。

・・・が。このやろう、よりによって、去り際に「こうなってしまえば、獣牙3人衆もおしまいだな」なんぞとほざきやがった!!
ぼそっとつぶやいただけだが、このオレが聞き逃すわけねーだろ!
即とっ捕まえてボコボコに・・・と思ったら、その前にトライローがソーマ弾を叩き込んでいた。
その後、オレの出る幕はなし。奴はお星様になった。(いや、もう死なないけど)
その手段についてはここでは言えたもんじゃない。・・・はは・・・。トライロー、怖えよ。(笑)
なにはともあれ、思いっきり暴れたトライローはなんだかすっきりしたらしい。
こっちを振り返ってにっこり笑った後 「それじゃ、帰ろっか」 ときた。・・・そんなん言われたら、帰るしか無いじゃん・・・。

そんなわけで帰ってきてしまったわけだが、なんか納得いかないんだよなあ・・・。いいのか、これで?

藍の月4日
久しぶりに町にでてみたら、ナンパをしてる奴を発見。なんだか声が似ていて気持ち悪い。
なんかムカツクから止めてみたら逆切れされた。どうも女に振られてヤケになってるらしい。うーむ。
たしか摩利支天だとかいってたか。たしかデ―ヴァの十二天聖にそんなのが居たな。ったくなにやってんだか。
最初は強気だったが、こっちも名乗ってやったら急にびくつき始めた。いや、表面上はなんでもないように装ってたが。
とりあえず、女なんかにこだわってもろくなことねーから、早く忘れるように言ってやったら、にやにや笑いながら逆に心配された。
・・・余計なお世話だっつーの!!全力で頭に一発入れてから引き揚げる。
しかし、感の鋭い奴だったな・・・。それともオレがそういう顔をしてたのか?たしかに思い当たるふしはあるが。
・・・考えてみりゃ、あれから約2ヶ月か・・・。いいかげん、ヨリ戻そうかなぁ・・・


青の月16日
・・・アカラナータが転がり込んできてから一ヶ月・・・。完全に居つかれてしまった・・・。
俺のベッドはどうやら本当に奴のものになってしまったみたいだ。
なので、泣く泣くもう1つベッドを購入。ちくしょう、大出費だ。
しかも奴ときたら何もしない。飯を作るのも俺、掃除をするのも俺だ。
・・・まあ、いそいそと飯をつくってる奴なんて見たくはないが、掃除ぐらい手伝ってくれても良いだろう!?
しかし、やっぱり何もいえない。・・・俺の弱虫。


黄の月16日
…アカラナータが転がり込んできてから10日。相変わらず奴らが仲直りする気配は無い。
6日から俺のベッドはアカラナータにずっと占拠されてて、俺はなぜか床で寝る羽目になった。
まあ、だいぶ慣れてきたからいいんだが、ナント言うか・・・。そろそろ、ベッドが恋しいかな、と思うんだが。
だめですか。ベッドで寝ちゃ。…だめだろうなぁ…。あいつが床で寝てくれるわけないもんなあ。あーあ…。
2人とも大人なんだから、もういいかげんにしてくれ…。

黄の月6日
あー、もうマジ信じらんねえ!!トライローの奴、オレが寝てる間にオレの服全部処分しやがった!!
全く、何考えてるんだあの女!
おまけにニコニコ笑いながら鏡の前でファッションショーなんかしてやがる。
むかついたからとにかく家をでることにしたのはいいが、とにかく服が無い。
しょうがないから、そのままシーツ着こんでクンダリーニん家まで全力ダッシュ。ちくしょう!絶対帰ってやんねーからな!
とりあえずクンダリーニの服を借りてみたが、…デカイ。とにかくデカイ。
たしかにガタイは良すぎると思ってたが、お前、この胴の太さは人間じゃねえだろ!
あちこちしばって何とか形にはなったものの、外には出れそうに無いので変わりに服を買ってきてもらう。
…お前、いい奴だなあ…。

黄の月5日
あーむかつく!!一体何なのよ、もう!!!久しぶりに街に買い物に行ったら、店員が妙にオドオドしちゃってさ!
何を聞いても「は、はい、大変お似合いです」しか言わないのよ!きーっ!!わかってんのよ、そんなこと!
しかもあーちゃんはいかにも退屈してますって感じで外ばっかり見てるし!
せっかく恋人がキレイになろうとしてるんだから、ちょっとは協力しなさいっての!
…覚えてなさいよ、ぜったい後悔させてやる…。あやまっても許してやらないんだから…。

黄の月2日
嫌な夢を見た。昔の夢だ。
見通しの聞かないエネルギーの嵐の向こうからいきなりアナンタが飛び出してきて、オレが刺される。
んで、そのあと奴と格闘してたら上から白い雷がおちてきて…そこで目がさめた。
・・・何度見てもやっぱり嫌だな。気のせいか傷も疼いてくるし。あの感触、せっかく忘れかけてたのになぁ…。
ったくアナンタの野郎!絶対許さねーからな!
…とはいっても肝心の龍王は天空界だ。あー、むかつく!!