AAVP7A1 RAM/RS with EAAK
 (HobbyBoss No.82416)
 (+Legend LF1241)
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以前タミヤのキットは消化しましたがこっちが本命です。 RAM/RS改修に加え増加装甲EAAKを装備したこのタイプが作りたかったんです。 レジェンドのすばらしい装備品セットも入手出来たので気合を入れて実戦仕様で製作しました。

今回はインテリア付のキットなのでまず内装から製作していきます。 内部はパーツが天井までぎっしりでパーツ同士の干渉が心配でしたが多少のすり合わせで割りとすんなり収まりました。 内装についてはディテールアップよりも丁寧な塗装と装備品の追加による生活感の演出に重点を置いています。 内装の塗装まで済ませたら天井を閉じて外装の組み立てを進めます。 EAAKはフィッティングが悪く慎重にすり合わせを行いました。 縦方向の継ぎ目に沿って鋸で切れ目を入れるとモールドの彫り直しになると同時に曲げられるようになり車体に沿わせやすくなります。 あとはハッチの取っ手など気が付いた範囲で少しディテールを追加しました。 銃塔の窓はクリアパーツがあるのにその奥が塞がっているので開口しています。

塗装は車両本体がNATO迷彩、EAAK部はグリーンの単色仕上げとしました。 ウェザリングはイラクを想定して乾いた埃まみれの状態をイメージしています。 車体が大きいため塗装やウェザリングを施す面積が広く普段よりも仕上げが大変ですがそれよりも苦労したのは装備品のMARPAT迷彩です。 デジタル迷彩の細かい書き込みも大変ですが色調のバランスを取るのが特に難しかったです。 デジタル迷彩はパターンが細かいため隣あう色が混ざって見え、実際に全色塗ってみないとイメージのバランスになるか分からず、配色の決定までに何回かやり直しをしています。 実際にはイラク戦のAAVP7でILBEを装備している状況は確認出来ていないので時期的にはアンマッチだと思いますが、海兵隊独自の迷彩なのでらしさを強調出来たと思います。

工程が多く、かなり時間が掛かりましたが好きな車両を好きなシチュエーションで製作できてとても満足です。 作っているあいだは面倒だったデカさもコレクションに並べると迫力満点で存在感も抜群です。

(製作 2013年)
AAVP7-1

AAVP7-2

AAVP7-3

AAVP7-4

AAVP7-5

AAVP7-6

AAVP7-6

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