Lkw gl Wolf
 (Revell 03069)
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たまには気分を変えて裏方車両を製作しようと思いあまり作例をみかけないレベルのゲレンデワーゲンを製作してみました。

車両はなんの変哲もない4輪駆動車なのでキットの構成は非常にシンプルです。 組み立てるとあっというまにカタチになりますが部品の大部分を占めるホロ部分がプラスチック製のハードトップみたいで質感が全く再現されておらずここは手を加える事にしました。 初めはパテやティッシュで自作を試みるも満足なものが出来ず断念、最終的にオリジナルのプラパーツに皺を彫る方法で対処しました。 皺彫りの過程で固定ストラップのモールドを潰してしまい鉛板と真鍮線で復活させたのですが逆に立体感が出てよかったと思います。 窓も実車がビニール質の軟質材なのでキットのランナーを梱包していたビニールに貼り換えソフトスキンらしい柔さを表現しました。 幌で失敗したパテは丸めてカバー付きの予備タイヤをスクラッチする際に有効活用しています。

塗装は塗りなれたNATO迷彩をタミヤアクリルで行っていますが車体と幌それぞれの材質による質感の違いを演出する為、車体と幌でトップコートの艶の具合を変えています。 過去に製作したレオパルド2と並べられる様ウェザリングは同じ色調で施しました。

出来上がったモデルは手のひらサイズの小さくて華奢な印象ですが、街で見かけるベンツGクラス(本車の民生版)は非常に大きくゴツく間接的に戦車の大きさも実感出来る様になりました。

(製作 2012年)
Wolf-1

Wolf-2

Wolf-3

Wolf-4

Wolf-5

Wolf-6

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