Strf9040B 　(Academy 13217)

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もはや古典兵器といっていいボフォース40mm砲と軍用らしからぬ未来的でシャープなデザインの共存が個性的で以前から気になっていたStrf90を製作してみました。 アカデミーのキットは初挑戦で、昔はタミヤのコピーなど悪評もありましたが実際どんな実力のメーカーなのか味見も兼ねます。 キットはオーソドックスな構成でまったく癖がなく、ストレスフリーであっという間に組みあがりまいした。 印象としてはタミヤに近く作りやすさという点ではかなりレベルの高いキットだと思います。 フィギュアなんかのおまけ要素もあって個人的に好きなテイストです。 ただ、有機物の表現はいまいちでフィギュアは使用せず砲塔両サイドのバックも全く素材感がなかったので皺を掘り込んで手直ししています。 履帯は組み立て式を選択しましたがゴムパットが別パーツで塗装が別で行なえる上、履板との合いもばっちりなので組み易さに一役買っています。 塗装は塗り分けくっきりが特徴的なスプリッター迷彩が施されているのでマスキングによる塗り分けを行ないます。 実車を観察すると基本のパターンは固定ですがそれぞれに個体差があるので塗装指示図を目安に大まかにマスクを切り出していけばよく、あまり神経質になる必要はありません。 作業そのものは過去のデジタル迷彩作品の経験を活かすことが出来ました。 ウェザリングは控え目にし基地できちんと整備された状態を狙って完成させました。 最後にスウェーデン軍の車両は各所に小さな反射板の様なものを取り付けているのでこれを自転車用の反射シートの細切れで再現しています。 北欧も独自の魅力的なAFVを多数配備しているのでこの辺もいずれコレクションを増やしていきたいですね。 (製作 2012年)