Challenger1 Mk.3
 (TAMIYA MM-No.154)
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Challenger2は出戻り後最初の目標として習作を経て完成させましたが、初期の作品だけにやはり今見ると色々と課題があるように思います。 そんなわけで更なるレベルアップを目指し再びChallengerに挑んでみました。 ちにみにこのChallenger1は子供の頃にも一度製作しておりゴツい増加装甲がカッコよくて一番のお気に入りでした。 というわけで思入れの深いの再「挑戦」です。

キットはタミヤのベテランですが、今見てもクオリティ面で特に見劣りはしなかったので大きな改造はせず、先のChallenger2などで課題ありと感じていた塗装表現の見直しでワンランク上のフィニッシュを目指しました。 まず、最小限ですが省略されている細部のディテール追加を行いました。 ライト周りはガードを金属線に置き換えクリアレンズとコードを追加、省略さたフェンダーのボルトやリブも併せてて追加しています。 各所のペリスコープについているワイパーをプラ板の細切りで追加し、凸モールドのフック類は金属線にてループを再現しました。 砲塔のバスケットはメッシュを汎用エッチングに張替え開口は実車に見られるカバーを自作して蓋をした状態にしています。

塗装はサンドカラーですが、Challenger2で課題の一つだった剥離表現に異なる手法でアプローチしました。 前回は全て剥離部分を描き込んでいましたが今回は下塗り(ラッカー)と上塗り(アクリル)の2層を重ね、後から実際に上塗りを剥がす方法を適用してみました。 ただ、これが思ったようには行かず結局面相筆での描き込みも併用しています。 また、過去作では上面のウェザリングが甘い事も反省点だったので全体に塵が乗った様な状態になるように仕上げを見直しています。 一方で足周りはキャタピラの材質のせいもありホントに塗膜が剥離して難儀しましたがなんとか塗り上げました。 湾岸戦争参加車両としていますがあまり写真資料が集められずこの点も苦労しました。 キットにはデザートラッツのねずみマークも含まれていて魅力的でしたが実車写真で確認出来なかった為、使いどころが分からず今回の使用は断念しました。

まだまだ思い通りにはなりませんでしたが先のShallenger2と並べて見てもベテラン車両の様な迫力は多少なり演出出来たのではと思います。

(製作 2009年)
Challenger1-1

Challenger1-2

Challenger1-3

Challenger1-4

Challenger1-5

Challenger1-6

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