2007年2月 190号 羽場頼三郎

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今井正章筆
条例と市民を無視した責任者は誰だ 多数激戦の市議選を展望する(2)
政治家としての考え方と行動の原理を示します 市議会議員として羽場頼三郎は何をしてきたのか(4)
市立市民病院は建替え・存続の方向で 新しい会員を募ります


市政に対する信頼失墜以外の何物でもない
市長は不許可とすべきものを許可した

条例と市民を無視した責任者は誰だ

 二月一日に岡山市は、妹尾・福田地区に計画されていた大型遊戯施設の開発許可を出しました。

 この許可を出すことの不当性・違法性については、前号でも指摘したところですが、それを完全に無視されたようです。ついに岡山市が方向を間違え出したかと、暗澹(あんたん)たる気持ちになりました。どんな言い逃れをしても、ルールを曲げて市民・住民の願いを踏みにじったことは否定できません。

 前の市長がつくった開発に関する条例は、違法性の疑いの強いものです。市長の裁量権が広すぎて、地域や建物の用途が無制限に近いことは、9月議会での改正提案で明らかにしたとおりです。それをそのまま踏襲してしまいました。さらに大きな間違いは、その不備な条例によっても、地元住民の「積極的同意」が許可の条件でした。当初地元同意の証拠とされた町内会長2名のはんこが、本人の意志により撤回され、8000人の反対署名が集まったにもかかわらず、無視されたのですから市政に対して信頼をせよ、という方が無理です。議会の建設委員会でも、この陳情は継続審査になっています。

 当局は、十一月定例市議会中に開かれた建設常任委員会で、「適切な時期に、適切な判断をしたい」と表明していました。不適切な時期に不適切な判断をした責任は誰にあるのか。今後、徹底的に追及します。

2007年2月2日  岡山市議会議員 羽場頼三郎


5つの決意であらたな挑戦

政治家としての考え方と行動の原理を示します

 平成3年4月に、市民の皆様の手で岡山市議会に送っていただきました。以後、16年間、皆様の期待に応えたいと走り続けてきましたが、もうその4期目の任期も終わりに近づいています。あらためて、原点を見つめ、五つの決意をしています。

1.公平で開かれた市政をつくる
 政治というものは、ちょっと目を離すと「不公平」になり、「密室」で行われるようになります。それをさせない仕組みの一つが「議会」です。議員の活動もそこに尽きると思います。最近では宮崎県などの例がありますが、議会がその機能を忘れていると、行政は暴走します。

2.地球規模で考え、岡山で実践する
 特に環境問題がそうですが、物事を考えるにはなるべく広い視野で、そして行動するときには身の回りのことに配慮し、それに適合した方法を取るべきだと思っています。ごみのリサイクルも、資源やエネルギーの問題としてとらえ、市としてできる政策を市民と合意して進めるべきでしょう。

3.弱者を守る姿勢を堅持する
 私が常に思うことは、経済的にしろ何にしろ、強い人には政治の助けは要らないということです。また、弱い人を守れない政治は政治ではありません。これを間違うととんでもないことになります。やるべきことをやらないで、法や条例のせいにすることは許されません。

4.国や県に遠慮なく物を言う
 国は国民のために、県は県民のために存在します。それなのに市の議員・職員の中には、自分たちの上に国、県があると思い込んで、国県の言いなりになるしかないという人までいます。市民のために行政にたずさわるなら、市民の声を代弁しなくてはなりません。これまでも、県の市に対する負担の一方的な押し付けや、補助金の不当カットに反発して来ました。私の口は市民の口です。誰にも止められません。

5.現在と未来の市民をまもる
 市議会議員は市民のために発言し、行動します。その市民は現在の人はもちろんですが、将来の市民、つまりこれから生まれたり、移り住んできたりする人のことも考えることが必要です。その生活を守ることが使命です。目先のことだけ考えないで、未来に生きる人のことを考えることに力を尽くします。


あり方検討委員会が提言
市立市民病院は建替え・存続の方向で

 1月末、「岡山市立市民病院あり方検討委員会」(千葉喬三委員長)が、提言書をまとめました。萩原前市長が、市民病院の北長瀬駅前に移転をほぼ決めていましたが、現市長になって廃止を含めて再検討をしていたわけですが、予想通りの結果です。

 政令指定都市をめざす岡山市と、破綻した夕張市とを同列に論じる市長の感覚はどうかと思いますが、病院を建設し維持する負担を考慮に入れるべきという議論には賛成です。現在と未来の市民にとって、本当に必要かどうかだと思います。この提言では、健康・医療・福祉が充実することが重要とされています。

 そして、市民病院の機能、役割として次のものを挙げています。(1)感染症医療、災害医療、(2)救急医療(特に小児医療)、(3)セーフネット機能、(4)教育研修機能、(5)情報センター機能・子育て支援機能・高齢者支援機能。

 さらに、財政負担について検討した上で、いくつかの改善点を指摘し、新しい市民病院が必要と位置づけています。

 これから先は、市民を巻き込んだ議論を議会の中でやっていくべきでしょう。その材料として、提言書が要る方は送料実費でお送りします。羽場頼三郎事務所にご連絡ください。


多数激戦の市議選を展望する(2)
羽場には赤信号がつきそう

はばたく会副会長 小笠原照也

 前号に、4月22日に投票の岡山市議会選挙は、組織票を持たない現職である羽場が危機的状況だと書いたところ、大きく二つの反応が寄せられた。

 まず、確かにそうだという声。現職新人を含め、各陣営から後援会しおりやパンフレットが届いているが、羽場のものは見ていない。室内用のポスターも無いようだ。そんなことで選挙になるのか。前回は各地で市政報告会が開かれたが、それも聞かない。準備不足で終りましたでは済まないのではないか。といったきびしいご意見もあった。

 もう一つは、副議長なんだから心配することは無い。あちこちに顔を出して知名度も上がるし、選挙は楽勝だ、との声もあった。前者は、事情をよく知っている人のものだ。耳を傾けなくてはならない。後の方はまさに心配している通りの声だ。

 聞けば、羽場は2月にも出張が3回、計5日間も市外に行くそうだ。平日も議会に出て庶務をこなさなければならず、副議長という仕事は選挙のマイナスにはなれ、プラス面は皆無ではないか。さらに心配なのは、羽場は大丈夫だからこちらを頼む、という働きかけが予想以上に多いことだ。羽場後援会の中心部にさえそうした声がかかるのだから、支持者には「羽場は大丈夫」のささやきが寄せられているに違いない。これを危機と言う。お互い風評にまどわされないようにしたい。


羽場頼三郎は何をしたか(4)

 市民の手で議会に送り出されて、まもなく16年。反省を込めて振り返ってみます。

【女性消防士の採用を進めました】
 一時途切れていた女性消防士の採用を、積極的に働きかけ、募集の方法や試験のあり方などに注文をつけ、優秀な人材確保に道を開かせています。救急の現場で活躍する方も出てきています。

【選挙公報の発行にこぎつけました】

 初当選以来、選挙公報が発行されないことの不自然さを説き、必要性を主張してきました。市民にとって、選挙の際に候補者の情報を知ることは当然です。市域が広くなれば、その必要性はもっと増します。

【監査のホームページを作りました】

 岡山市の監査委員に選ばれ、これはやるぞと心に決めたのが、ホームページの作成です。監査結果などをダウンロードできるこのシステムは、全国でも5番以内に入る速さで実現しました。情報の公開にも役立っているはずです。

【高額報酬是正の条例提案をしました】

 年間約1億円という、市立病院の事業管理者に非常識な報酬を支払う条例の改正案を2度にわたって議員提案しました。これは派手好きな前市長が思いつきで作った制度を改善しようとするもので、結局条例は当局も後で同じ提案をせざるを得ませんでした。


 このマークは、故・寺田明生市議の志を継ごうと思い、使っているものです。困っている人がいれば放っておけない。できることなら何でもしてしまう。それが助っ人です。


新しい会員を募ります

はばたく会では、羽場頼三郎とともに人と地球にやさしい街づくりをすすめることを目的として活動しています。ぜひご入会ください。ご連絡は、電話(086-265-0651)かメールで。

お知り合いをご紹介くだされば幸いです。


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