2005年1月 |
今年も求めていきます
市民の政治と市民の議会評論家の佐高信さんが、ジャーナリストとして名高い岩見隆夫さんを批判しています。岩見さんが、安倍晋三元自民党幹事長を、「中国が靖国神社に小泉総理が参拝することを非難するのはけしからん、というのは勇気ある発言だ。」と言うことに対してです。
佐高さんに言わせると、石橋湛山が保守層の反発をおそれず、靖国神社廃止論を公表したことや、安保の十年延長に反対したことを指摘し、勇気ある発言とはこういうものだそうです。私もそのように思います。私の尊敬する宇都宮徳馬氏が、石橋氏に深く感銘して行動を共にしたそうです。少数意見を堂々と言える社会が、自由で民主的な社会だと思います。
さて、地方議会はどうでしょうか。少数意見が出しにくい雰囲気があるという事がよく言われます。会派の拘束や議会のあり方が問われていると思います。市民派市長が誕生した大阪の高石市や箕面市のように、議会が市長つぶしを図って深刻な対立をすることも問題ですが、総与党化も同じように地方自治の危機です。
岡山市議会は幸いな事に、民主的な空気は残っています。このリポートでお知らせするように、市民ネットの議員はそれぞれの判断で本会議に臨んでいます。同じ会派なのに賛成と反対があるのはおかしいじゃないか、という批判にもさらされますが、それこそが市民の意見を反映し、自立した議員の集団だとむしろ胸を張りたいぐらいの気持ちです。今年も、その市民ネットを足場にしながら、市民の政治、市民の議会をめざして頑張ります。皆様のご理解とご支援をお願いします。2005/01/26 岡山市議会議員 羽場頼三郎
1月23日(日) 倉敷市議選
時尾君を祝福 倉敷市に初めての民主党の市議が誕生しました。元江田五月秘書の時尾博幸君28歳。昨年の市議補選に挑戦して、次点に泣いた彼でしたが、今回は堂々の当選です。当選43人中21位と、大健闘。私も万歳三唱の(三回目の)音頭を取りました。倉敷市に初めて民主党の火が灯り、期待するところが大です。
そのほかにも個人的に応援していた、笹田富夫さん、原田健明さん、斎藤武次郎さんが揃って当選。市民派の原田節子さんは残念ながら次次点に終わり、返す返すも残念。早稲田の後輩の三村君も当選し、金光の先輩の平井さんも当選した。
倉敷市議選開票結果
多くの方から会費とカンパの振込みをいただきました。本当にありがとうございます。
はばたく会 会長 姫井成
岡山市議会議員 羽場頼三郎
甘夏とデコポン
今年も「甘夏」の季節になりました。水俣市で生産される甘夏は、漁業ができなくなった水俣病の患者や家族の支援をする趣旨で毎年取り組んでいます。昨年は羽場頼三郎も現地に赴き、生産地を見させていただき事務局の皆さんとも交流をしてきました。蜜柑の適地にもかかわらず、高齢化のため放置される畑が出てきているそうです。
前回はデコボンが不足して、皆様にご迷惑をおかけしました。今年も台風の影響があるとは思いますが、早めに注文することで必要量は確保できると思います。はばたく会の事務局にご連絡ください。→086-265-0651
○しらぬい(デコボン)
○甘夏8Kg 4500円
10Kg 2500円※配達は岡山市内またはその周辺まで
※注文締切りが1月末、配達は2月上旬です
「しらぬい」はポンカンと清見のかけあわせでできた品種です。香りと甘味が強く人気のある蜜柑です。
「甘夏」は夏みかんの枝変わり(突然変異)でできた品種で、酸味と甘味のバランスが絶妙です。果汁はジュース、皮はマーマレードやピール、入浴剤としても使えます。
2005年1月 |