2005年2月 |
口先だけの政治ではダメ
地球温暖化防止も行革も本気でやれ2月16日、京都議定書が発効しました。地球規模での温暖化に何としても歯止めをかけなくてはならないし、日本がその中で重要な役割を果たさなければなりません。
小泉総理も「世界の先頭に立って」と発言していますが、口だけなら何でも言えます。本気なら、自国の都合だけで参加を拒否しているアメリカのブッシュに対して、強く働きかけるべきでしょう。アメリカは最大の二酸化炭素排出国なのですから。
議会では15日に環境消防水道委員会が開かれ、岡山市環境基本計画(第一次案)が示されました。「人と地球にやさしい街づくり」を提唱している私としては、望ましい方向と考えています。特に自然エネルギー利用を市の施設に導入するという方針には大賛成ですが、委員会での議論では明確な展望は示されませんでした。結局は、現場の判断が優先して、経済面での制限が加わることが予想されるからです。ここにこそ、市長のリーダーシップが必要です。
同じく2月に示された「新行財政改革プラン」でも、経費の縮減が大目標になっていて、政策的判断が横に追いやられる結果になっている場合があります。産廃の受け入れにあたって、これを収入増加の手段として捉えることの間違いを指摘しているにもかかわらず、今回も「施設の余力活用」という形で「収入を得る」ことをめざしています。政策的な判断をきちんとしてこそ「行財政改革」が生かされるはずです。地球のことを考え、岡山で行動することを今こそ実践しなくてはならないと思います。2005/02/25 岡山市議会議員 羽場頼三郎
時尾博幸が当選 倉敷市に民主の初議席
1月23日に投開票が行われた倉敷市議会議員遠挙で、時尾博幸(28)君が当選し、初めて民主党の議員が生まれました。
昨年、市議補選で健闘はしたものの次点に終わっており、その雪辱を果たしました。当選ラインの3千票を約千票上回り、3986票(43人中21位)を獲得しました。委員会は文教委員会に入りましたが、当分はどの会派にも属さず、会派の統合・再編に備えることになりました。
なお、改選後行われた初議会で、友好議員の原田健明さんが副議長に就任しました。
2005年2月 |