2005年3月 |
岡山市水道局が39年間払い続ける
名前だけの「特殊勤務手当」10年で約4億円
環境消防水道委員会で不当性が明らかに
山陽新聞3月5日 水道局の不当手当てが、新聞報道(新聞切り抜き参照)で明らかになりました。市民からすれば、許されない話です。
水道局の職員は、その労働者としての権利に制限を受けているため、団体交渉権が尊重され、給与などについても労使の協議が行われます。しかし、そこで何でも決めていいものではありません。特殊勤務と言えないものまで「特殊勤務」と呼んで手当てを出すようなことは、市民の常識からは認められません。
議会では、環境消防水道委員会でこの間題について議論しましたが、当局は逃げの一手でした。廃止の方向は示したものの、具体的な道筋は明らかにせず、これまでの経緯も規程の条例化や労使交渉の内容公表など今後の改善策も消極的であいまいなままです。
水道局は、来年度から水道料金の改定(値上げ)をする一方、生活保護家庭に対する料金の減免(割引)制度を廃止して、生活弱者(経済的弱者)に連続パンチを与えることを決めています。当局と交渉権を持たない力の弱い市民の声は、誰が代弁するのでしょうか。また、この水道事業の方針は、昨年の審議会で出されたものですが、その委員にこの5年間で1億5千万円(10年で約4億円)を越す不当な手当てが出されていたことは、情報として提供されていませんでした。
情報公開や市民参加が行政に求められていますが、形式的になってしまっている場合がよく見受けられます。これを中身があるものにするには、本気で公開を迫るなど議会の姿勢はもちろん、市民の皆さんの強力なバックアップがなくてはかないません。今後の議会や水道局の動きに目を離さないでください。2005/03/25 岡山市議会議員 羽場頼三郎
韓国富川市に行きませんか
岡山市・富川市友好議員連盟などでは、五月の五日から七日まで、韓国親善訪問団を計画しています。参加費用は八万円前後。一般市民の参加を呼びかけています。詳しいことは、羽場事務所に問い合わせてください。
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