2002/11/05

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石井紘基代議士の死を悼む
政治の腐敗と不正を許さない人だった

石井紘基氏が突然この世を去られた。私にとっては政治の同志というより、偉大な先輩でした。氏は代議士に出馬する前は江田五月東京事務所の責任者をされており、私も直接ご指導をいただきました。ご自身が議員になられてからは、様々な情報の提供をいただき、氏の著作の中から、市議会の質問に発展したものもあります。

「官僚天国・日本破産」、「利権列島」(援助交際政治の現場を斬る)、「日本を喰いつくす寄生虫」などいくつかの本を出されていますが、不正を許さない姿勢は本物で、並の政治家には真似の出来ないものでした。事件の背景はまったく不明ですが、石井氏に腐敗を追及されるとまずい誰かがうごめいていることは間違いないでしょう。

東京の世田谷で行われた石井紘基氏のお葬式に参列させていただきましたが、ナターシャ夫人の「私が近くにいたのに、救ってあげることができなかった。ごめんなさい」という言葉が、心に残ります。大変な思いをしてロシアから日本に来て、この事態に遭遇した夫人をなぐさめる言葉も見つかりません。

出棺の際の挨拶で、マスコミなどの「単なる個人的な逆恨み」といった論調に抗議する言葉が出ると、参列者からそれに呼応する声が多数上がりました。真相は闇に葬り去られるかもしれませんが、「政治の不正と真正面から戦った代議士が、暴漢に殺された」のは、紛れもない事実です。このことを重く受け止めないなら、日本の崩壊は現実のものとなりかねません。

「政治の不正・腐敗を許さない」石井氏の志を引き継ぐことが、唯一その魂を救うことだと思います。

2002/11/05  岡山市議会議員 羽場頼三郎


民主党にまた若い力  4区に柚木道義(30)

私がスカウトした青年が政界にデビューします。衆議院岡山4区の代表に内定した柚木道義君です。出身は鴨方町で、小学校は倉敷市内、金光学園の後輩でもあります。岡山大学を出てから、大型書籍店に勤めていましたが、政治の道をめざして故郷に帰りました。どうか、4区(倉敷市・早島町)にお住まいの方をご紹介下さい。

岡山は違う

代表選挙の失敗と統一補欠選挙の惨敗で民主党は逆風状態ですが、岡山は違います。2区の津村、5区のはたなど若い力が育ちつつある岡山は「政治を変える」突破口になる可能性が、もっとも大きい地域と言えます。

残りの選挙区も若い、可能性のある人を出したいものです。


2002/11/05

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