2002/12/05 |
誰のための市政か
税金の使い道に無関心ではいられない
原点に帰って市民が判断を議会の代表質問で、あえて「エックススポーツジャパン(エックス社は略称)への資本参加」を市長の政治姿勢の問題として取り上げました。
エックス社は、操車場跡地に「アクションスポーツ」(略してアスポ)の施設を運営するために設立された民間の会社です。跡地利用の方針は市長の強いリーダーシップで、プロポーザルによることが決まりました。企業からの提案で、アスポ施設とドームを建設し、民間にその管理運営を委託するというものです。市はドームの建設とそれについての委託代金を支判払うが、それ以外の負担はゼロということが売り物でした。それが突然の資本投入です。
「市の持ち出しはない」と断言して、この資本参加です。これを「政策変更ではない」ととぼけます。アスポとドームをただ管理・運営するだけの会社が「非常に市民福祉の観点が強い」と強弁します。経営が破綻をしているのを「経営の状況が非常に厳しい」だけで破綻ではないとごまかす。資本の四分の一を出資して、監査の権限をもてばすべて経営が健全になるかのように錯覚をさせる。これが真面目に「市民のための市政」をやっていると言えるでしょうか。決して言えないと思います。
市長が間違ったことをしても、誰も注意や忠告ができない。そういう役所になってしまっているのではないでしょうか。かつて、県は長野知事時代はそうだったと言われます。その愚を繰り返させないことです。
私は質問の形で、市長に資本参加を中止するように迫りました。しかし、耳を貸そうともしませんでした。後は、これを議会や市民がどう判断するかにかかっています。来年は選挙です。2002/12/05 岡山市議会議員 羽場頼三郎
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2002/12/05 |