2002/09/05 |
住基ネットには反対です 主権在民を忘れた小泉内閣
岡山市のセキュリティも問題
全国の自治体の住民基本台帳をつなぐ、いわゆる「住基ネット」にはどうしても我慢できません。住んでいない所でも住民票の写しを取ることができるというだけのメリットしかないのに、個人のプライバシーが危険にさらされるのでは、たまったものではありません。
個人情報の保護のための法律もなく、強引にネットを接続してしまったのは小泉政権の大失策です。法律を作るといっていた国の公約を守らず、屁理屈をこねている片山総務大臣は歴史に残るでしょう。ただし、役人の利益を優先した人として。公務員が違法なことをするはずがない、情報の保護は万全とは今年のウソ大賞は確実です。
岡山市の、この問題に対する姿勢は問題がおおありです。まず、セキュリティが心配です。8月の5日までにできていなくて、大慌てで作った管理規定では、とても万全とはいえないでしょう。すでに専門家からの不備の指摘が出てをています。そして、条例になっていませんから、市民(議会)の眼が届きません。コントロールもできません。さらに、罰則もありませんから、違反をしても責任を取らせることができません。住民の不安を真正面から受け止め、ネットの接続を見合わせた杉並区などの自治体や選択制を取り入れた横浜市などの決断とは較べものになりません。
私達が、これを放置していては国の思惑どおりです。主権者は誰かということを思い出させるためにも、反対の意思を明らかにしたいと思います。すでに、わが家に送られてきた「住基ネット用のコード番号」は反対の意見表明とともに市長に返還しました。2002/09/05 岡山市議会議員 羽場頼三郎
雪印の不正を告発して処分 内部告発を守る制度が必要
雪印の不正を告発した業者が、なんと農水省から処分をされたことを知りませんでした。今問題となっている東電の原発の事故隠しも内部告発がなければ、国民を恐怖のどん底に陥れるまで事実は表に出なかったでしょう。大切な商売の相手であっても、不正を見逃せない人がいたからこそ、行政の大穴と大企業の不正利益が世間の目に明らかになったのです。
もともと、狂牛病対策と言いながら、族議員にとって都合のいい制度を作ってしまった農水省はよほど後ろめたいのか、そのことが明らかにされるのを、事のほか恐れているようです。十分なチェック体制も作らず(民主党などの議員から指摘がありながら)、国民の税金を無駄遣いする業者寄りの制度を作った責任は重い。それを許している小泉総理の責任を問うべきです。
ここでもせこいのは、日本ハムの役員降格が生ぬるいと言った農水大臣です。これまでの一連の不始末の責任を自ら取ろうともせず、他人ごとのように言うのですから、開いた口がふさがりません。日本ハムの社長以下がかえって気の毒に見えるから不思議です。
内部告発保護法は必要です。これまでも、法案が出されながら自民党の反対で潰されてきたそうです。許せません。
このことを教えてくれた、田中良太の「崩壊日記」というメルマガを推奨します。ネットを使っている方なら、簡単に見ることができます。必要なら、私にメールで連絡を下されば、それを送信してさしあげます。
あきらめないで政治を変える サポーター登録に感謝
民主党の代表選挙に関係して、サポーターの登録をお願いしたところ、100人近い方に新規の登録をしていただきました。本当にありがとうございました。
代表としたいのは菅直人ですが、中には「どうしても若手に入れたい」という方がいらっしゃいました。もちろん、その方も受け付けました。
私が感謝したいのは、私の周囲で「羽場がそれだけ熱心に言うのなら、サポーターになってやろう」と言う方がたくさんいらっしゃったからです。野党である民主党に千円払ってサポーターになったとしても、現実の利益には一円もなりません。日頃は民主党に対して批判的な方も、また騙されるかもしれないが、一票で政治の変わる可能性に掛けてみようか、と言われる方もおられました。
私は政治は「あきらめたらいけない」を信条にしてきました。これをたたき込んでくれたのが、若き30歳の「菅直人」でした。ですから、推しているのです。もちろん、官僚と対決し、しかも従わせる特異の才能を持っています。これが今必要だと思っています。
吹くか2区に津村旋風
待ちに待っていた岡山2区の代表(衆議院議員候補)が、決まりました。津村啓介さん(30)が日本銀行を辞めて岡山に帰ってきました。
4区も柚木道義さんが
同じ30歳の柚木道義さんが、倉敷市を中心とする岡山4区の代表に内定しました。
岡大を苦学して卒業した金光学園の後輩です。こちらも頼もしい若者で、かれらに活躍の場を与えることも私達の仕事になってきました。
2002/09/05 |