羽場頼三郎 活動日誌 2007年7月

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7月31) 敗戦の弁

姫井由美子の相手候補であった片山虎之助氏の敗戦の弁が、テレビで放映されたが、実に立派なものだった。官僚上がりで倣岸不遜というイメージしかなかった氏に対する認識を、変えざるをえないと思ったものだ。率直に自民党とご自身を、反省すべきは反省すると言われていた映像が印象に残る。さすが、岡山が生んだ大物政治家の一人であった。

それに引き換え、安倍総理は往生際が悪すぎる。自分のことしか考えない「甘ったれ」総理の面目躍如というところか。この人に総理をやらせていたのでは、日本の未来はない。


7月30) 姫井由美子

全国の選挙区で民主党は大躍進をとげたが、なんといっても岡山の姫井由美子の勝利は衝撃だった。自民党の超大物、参議院の自民党幹事長片山虎之助氏に40万3千対45万1千で競り勝った。政治を変えたいという県民の切なる願いの現われとしか思えない。確かに姫井さんは走り出したら止まらないエネルギーがあった。そばで見ていても圧倒される勢いを、最終局面で見せ付けられた。「まだ実感が湧かないの」と当選直後に話しかけられたが、その顔はいつもの姫井さんだった。かつてマラソンランナーの増田明美選手が「軽自動車に大型のエンジン」と形容されたが、姫井さんもそのパワーは只者ではない。

駅前の「おはよう730」で、姫井さんも演説。この様子が新聞に載り、友人から電話があいついだ。同じく、時事通信のフォトニュースにも載って、全国で見られたらしい。テレビの放映にも、ちょうど選挙中の映像にも出ていてたらしく、一日その話題で盛り上がったのはオマケ。久々の「ブリリアンな勝利」だった。

その勝利に、なんとか水をかけたい一部のマスコミでは「姫の虎退治の宣伝が成功しただけ」「パフォーマンスだけで、政策の主張がない」「相手陣営の個人攻撃だけ」などと書いていた。自民党が負けたことがよほど残念らしい。こんなところに新聞社の本音が見えておもしろい。


7月29) 投票日

最初、思ったより投票率が伸びないのであせったが、最後は前回を少し上回る結果となった。出口調査でリードはしているものの、差があまりついていないという情報もあり、心配をした。


7月28) 最終日

参議院選挙の最終日。朝8時半過ぎに、車両トラブル発生の一報が入る。直ちに現場に急行し、9時10分にはカバー。10時半に完全に解消して、一旦事務所に引き上げる。

午後5時には、再度候補者のサポートに入る。7時40分に離脱して、事務所で最後の電話かけ。気を緩めないでと、江田からも檄が飛んだ。緩めるものか。


7月27) 福浜小学校

最後の演説会となった福浜小学校。田中真紀子現象か、予定を遥か越える人数が集まり、体育館に入りきれず、外にあふれてしまった。中も蒸し風呂状態で、よく具合が悪くなる人が出なかったものと、感謝。小沢代表も2度目の岡山入りで、最後の追い込みに掛ける意気込みを見せた。1票の差でもいいので、勝ちたい。


7月26) 建部

建部で行われた演説会に参加。ここは、江田三郎、菅寿雄(直人の父親)の出身地。私の前に、前原誠司、河村たかし、内山晃の、各代議士と江田五月、本人が話をした。盛り上がったことは言うまでも無い。各弁士が退場したああとも、ほとんど席を立つ人も無く、良い会だった。


7月24) 田中真紀子

27日は最後の演説会。福浜小学校へ小沢党首と一緒に、田中真紀子衆議院議員が来る。これには驚いた人も多い。電話の反応からすれば、参加者がぐっと増えるようだ。どんな話が聞けるか、楽しみ。


7月23) ひいきの引き倒し

日頃は、中立的立場を取る夕刊のオカ○ニ○だが、選挙の終盤に無署名で、自民党候補の応援をしている。選挙が「県民の共同体意識を持つ好機」「政策本位」ともっともらしいことをいいながら「実績」を強調し、風やムードに流されるなと言っておいて「強引さもまた優れた政治家の要素」とあからさまに「時には強引、時には不遜」と批判される自民党現職を賞賛している。最後は「投票行動を通じて、それを支えることも県民の英知と言えないだろうか」と、暗に「賢い読者(有権者)は自民党現職に入れることが望まれる」と誘導している。社会の公器を利用した選挙運動に他ならない、と言うとクレームがつくかな。20年の読者なので、文句があれば購読をやめるだけだ。


7月22) 蓮舫

民主党の候補の応援に、蓮舫参議院議員が岡山に。顔はともかく(美人であることは間違いない)、演説は素晴らしい。迫力満点で、久しぶりに感動した。それに負けなければ良いが、と心配したが、候補者の演説も素晴らしかった。高い知名度を誇る超大物議員と、互角の戦いをするだけの事はある。土壇場の逆転を果たしたいものだ。


7月21) 建部

全国比例の候補の応援で建部に。ここは、江田五月、菅直人ゆかりの地。いずれも、ご尊父が建部出身で、同じ福渡小学校の卒業生だそうだ。年齢は、江田さんの父上の三郎氏の方が、菅さんの父上寿雄さんより4-5歳上だそうだが。


7月20) 新聞の予想

各新聞が、選挙結果の予測を出している。これがくせもの。いわゆるアナウンス効果を狙ったものもあり、良いからといって安心してはいけない。教訓にしたいのは、江田の県知事選挙だ。土壇場の逆転を許した、苦い苦い経験を忘れてはならない。今度は是非、逆の立場になりたいものだ。


7月19) 私の支持者

私を支持してくださる方への呼びかけをしているが、まず民主党候補を応援すると言って下さる方が圧倒的だ。中には、「市議の羽場は応援するが、もともとわしは自民党だ」といわれる方もおられる。ありがたいことだが、残念でもある。


7月18) 比例

参議院選挙は比例がある。以前と違って、個人名投票があるので、ことが複雑だ。得標順に当選するので、各候補は名前の売り込みに必死だ。私も関係のある候補者から頼まれているが、複数だからやっかいだ。全員の当選を祈るしかない。


7月17) 参議院選挙

選挙戦の真っ只中。南の地区を回る。心配していた女性の反応が予想より良いと感じた。最後は南方に入る。


7月16) ポスター 大地震

各政党のポスターが、貼られ出した。雨が続いているので、貼りにくいはずなのに、すごい。こちらも負けてはいられない。

新潟・長野で大地震。被災者の方々の無事を祈る。


7月14) 全国比例

岡山から出ている全国比例候補の応援。大雨で、ほとんどずぶぬれ。放っておいて乾かすしかない。候補者は、若いからなのか、元野球部だからか、元気そのもの。この調子で全国を走りぬいてもらいたい。


7月12) 参院選公示

駅前で第一声。小沢代表は予定を変えて、2区の事務所で。新庄村に行かせたかったが、天候不良なら仕方が無い。


7月11) 市民リポート

今日は、一本の電話が入り、市民リポートの中身について質問があった。市長の政治姿勢についてだ。開発許可について、仕組みと問題点についてご説明した。このような電話は大歓迎。市民リポートの内容については、自己採点で優、良、可とすれば、良以上のものしか出さない。それでも、常に反省は怠らないつもりだ。

明日から、選挙に全力投球。


7月10) リポート発送

市民リポートを発送しました。間もなく届くでしょう。6月議会特集という感じです。少し厳しく書き過ぎたかな、いや、あの程度では不十分だ、とついつい思い返しているが、出した以上まさに「しょうがない」ことだ。


7月9) 鈴木宗男 本会議最終日

鈴木宗男氏が、新党大地の代表として岡山入り。駅前、天満屋前、県庁前で街頭演説をした。以前のダーティーイメージとは異なり、闘う野党の再現を見たような気がした。自民党と官僚の「悪」を知っているからこその、政権批判。さすが。

本会議はたいした波乱もなく終了。共産党が、時期尚早を理由として区割り審議会設置条例に反対したが、市民ネットとしては、区割りの審議は早いほうが良いので、賛成。


7月8) 市民リポートまもなく

ほとんど出来ました。市民リポート。質問特集といった感じです。私は、市長が言うのとは別の意味で、岡山市政の危機を実感しています。理由と実態については、リポートの中で。


7月7) 市民リポート

市民リポートの原稿を書いていて、この議会の質問戦を思い返している。久しぶりの質問だったが、それにしても突っ込みが不十分だった。


7月6) 高竹和明

2号線沿いの加須山交差点のところに、高竹和明の事務所が出来ている。手ごろで使い易そうだ。はがきが集まっている。15万枚出せるのだそうだが、いかに質の良いはがきを集められるかが、ポイントだ。


7月4) クラブ会合

お昼の時間を使って、市民ネットのクラブ会合。この議会の議案に対するクラブとしての態度を協議。反対討論の有無などで、意見交換をした。午後は参議院選挙の準備。


7月3) 環消水 防衛大臣の辞任

環境消防水道委員会が開かれ、午後3時まで審議。議案についてはすべて全会一致で採決。もっとも、委員会採決という方式を取るのがいいかどうか、という意見もあるが。

久間防衛相が辞任したが、当然といえば当然。むしろ、罷免が常識。日本の国民を守る意識も気概もない、お粗末な大臣を任命したのは誰だ。


7月2) 最後の個人質問

質問戦も今日が最後。田尻、和気、三木と良い質問が続き、最後は我らが近藤昭が登壇。答弁したがらない市長を、再々質で引っ張り出した。でも中身はほとんどなし。明日の委員会に備えて、クラブ会合。

18時から姫井選対で打ち合わせ、帰宅は23時。疲れた。


7月1) 高竹和明 しょうがない発言

午後、倉敷から参議院選挙(全国比例)に出る予定の高竹和明氏の決起集会に参加した。元日本青年会議所の会頭で、会社の社長だが、政権交代「加速」をかかげて準備を進めている。倉工野球部の出身で、ユニホーム姿が印象的だった。会が終ったあとで、2号線沿いの事務所にも立ち寄った。

久間防衛庁長官が、原爆投下を「しょうがない」と発言。安倍内閣には、馬鹿な閣僚が多いことを、さらに印象付けた。アメリカの立場を代わりに言ったんだだろう、と安倍総理がフォローしていたが、フォローになっていない。日本の内閣の一員がアメリカの代弁をしてどうなる。日本国民の代弁をしない大臣なら、即刻首にすべきだ。それが出来ないなら、安倍総理も同罪だ。


羽場頼三郎 活動日誌 2007年7月

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