羽場頼三郎 活動日誌 2007年10月

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10月30) 決算は不認定すべき

決算委員会が開かれ、最後にこれを認定するかどうかが諮られた。焦点は「シルバー人材センター」に対する補助金の是非だ。多くの委員は「認定」に賛成した。しかし、誰が見ても、その補助金が正しいとは言えないだろう。私は3つの理由で「不認定」とした。(1)財団破綻の原因すらつかめていない決算では、「良し」とする根拠が無い。(2)決算の資料として出されている「財産調書」には、取り崩されている財団の基本財産5千万円がそのまま載っている。つまり、財団が正常な形であることの大前提が崩れている。 (3)出された補助金は、不正経理や不当借り入れをした責任ある職員への給料に対しても使われている。財団の正常な運営に使われていない。補助金の目的から、大いに外れている。

11月の本会議で、認定かどうかが諮られるが、ここでも不認定とならない可能性が高い。当局は喜ぶだろうが、市民の方は納得されるとは思えない。場合によっては、きびしい批判の声が上がるのではないか。


10月28) 市場 岩国市

朝一番で、岡山市中央卸売市場に。市場感謝デーのオープニングに参加。そのあと買い物やらコーヒータイムを仲間として、帰宅。

午後から、岩国市で「長谷川勉強会」。基地と住民自治について、考えさせられる半日だった。市民の生活を守るのが市長の仕事、と言い切る井原勝介市長には感心した。とても元お役人とは思えない。国の高級官僚だった人で、このような人には滅多とお目にかからない。有意義な一日だった。


10月27) 新見会

県南新見会が、駅前の「山佐本陣」で行われた。来賓として、石垣新見市長、三村峰夫県議、秋月備北民報社長が来られた。全部の方とはお話できなかったが、かなりの方と話し込んだ。ふるさとを同じくする人とは、話が合うものだ。


10月26) 決算委員会 河原太郎

環境局、経済局、議会事務局の決算審査。環境については15時までかかった。皆さんの関心が深い。

夜は、河原太郎弁護士94歳の話を聞く会。軍隊にいたころの話が、感銘深かった。人間性のある軍隊は存在しないことが、あらためて思われた。


10月25) 学校前 挨拶まわり

木曜日なので、いつもどおり福浜小学校前で街頭市政報告。決算委員会の様子など。

県議会、議長、副議長に挨拶。12月16日の案内をする。


10月24) 決算委員会

委員の皆さんも少し慣れたのか、質問が続く。いい傾向なので、なるべくそれを止めないようにしている。早くやめたい人もおられるが、退席を止めたりはしない。


10月22) 決算委員会

決算委員会の2日目。財政、歳入全般。副委員長の体調がすぐれず、心配しながら審議を進める。昨年の委員会での指摘がどうなったか、聞いたところ回答に時間がかかり、一時休憩するといったこともあったが、全体にスムーズに審査が進み、15時には終った。

太陽光発電の単価を上げられないか、同じくごみ焼却の際の発電の単価を交渉できないか、と質問したが、さあどうなるか。ごみについては、一部地域での有料化が先行している合併地区での不公平な負担を質したが、不公平はそれだけではないと逃げられた。これはもっと詰めてもよかったのではと、反省。合併浄化槽の補助金の割合が、国、県、市が同じはずが、岡山市に限って違う点を質した。つまり、県が30%カットしている点だ。これについては、県になんら合理的理由が無く、自分の財政赤字を他の自治体に転嫁している面を明らかにさせた。このような県の姿勢が、政令市に向けての事務事業移管に反映しなければいいのだが。市営住宅の駐車場の利用料が不当に安すぎるのではないか、と質した。整備費用が1台あたり1800円かかっているにもかかわらず、1500円しか取っていない。市が持ち出しをする理由が無い。他の自治体からの持ち込みごみだが、金になるからそのままでいいという姿勢はおかしい、とも指摘した。緊急避難的な持込とはいえない状態が続いている。歳入確保のために、口座振替の推進をすべきと指摘した。などなど、細かい質問もあったが、決算の審査なので理解が得られるだろう。


10月21) 県連

県連幹事会で、大会準備他の議題で議論する。大きな課題は1区の候補者だ。解散も近い情勢なので、早めに決めなければならない。11月17日が大会なので、それまでには確定する必要がある。1区の幹事会も開かねば。


10月19) 友あり遠方より来る

古い友人の鹿島夫妻が、岡山に立ちよる。倉敷から京都へ行く途中だそうだ。20年以上前からのつきあいだが、千葉の成田と岡山なので、なかなかお二人そろってお逢いする機会が無かった。今度は、こちらから出かけていくことを約束して分かれた。


10月18) 木原美知子

木原美知子が死んだ。南方小学校の同級生だった。色々な想い出がある。在学中にはあまり話したことはなかったが、お互い顔は見知っていた。中学は別だったが、同窓会では一緒に「レッツ ダンス」を踊った。高校に入って、バスの中から山陽女子の水泳部として走っているのを見かけたが、頭一つ大きいおんなになっていた。小学校時代と違って、肉付きが良くなっていたのが印象的だった。子供の頃はお互いひょろひょろだったのに。

大学に入った年だと思うが、木原がユニバーシアードに出るというので、何人かと応援に行った記憶がある。確か、熊谷組でノンプロ野球をしていた池田君と一緒だった。そののち、池田君は木原の初恋役としてテレビにでたそうだが。

市議会議員に出る前だったが、同級生ということで、旭中のプールに行き、木原を囲んでテレビに出たことがある。羽場君の知名度を少しでも上げてやろうという、配慮だったと聞いた。

その後も、シンフォニーホールの「巴里祭」に出た木原を激励に行ったり、同窓会では席が隣だったりして、話を良くした。そういえば、稲川淳治が取材に来たときには、実家にお邪魔したことがあった。そのときに出されたお母さんのばら寿司が記憶に残っている。

最近では、プール開きに招かれた木原と、それに来賓として出席した私との会話が忘れられない。私の顔を見つけた木原が、「その身体はどうしたの。醜い中年になったわねえ。」というのだ。周りの人は、来賓の議員さんに何をいうのだろう、という顔をしていた。さぞ、はらはらしたに違いない。確かに木原は同じ年とは思えない、スポーツで鍛えた身体をしていた。こいつめと思ったが、木原に言われたのでは反論の仕様が無い。その後しばらくプールに通ったことを、木原は知らないだろう。

国体の前に「特別応援団」になっていた木原と会って以来、顔を会わせていないので、どうしているのかな、と思わないではなかった。突然の訃報にびっくりして、残念で残念でならない。冥福を祈りたい。


10月17) 区割り

区割りについて議論百出。一昨日、テレビの取材があり、その放送があった。3区、6区、4区と意見が分かれているようだ。いずれ、議会にかかるので、それまでにどうなるか。私でも分らない。


10月16) 大会準備

11月17日に民主党の県連大会を予定しているので、その準備に忙しい。さらに、12月16日の江田の祝賀パーティーも同時進行で準備しなくてはいけない。招待状を届けるので、これも忙しい。その間、決算委員会も手を抜けない。これらの仕事があるため、気を抜けない。近く私の議会報告も発送をしますので、ご覧下さい。


10月15) 臨時議会 金剛山

朝は西口で、街頭演説。若者が三人、話を聞いてくれて、私のリポートが分り易いと言ってくれた。嬉しい一日のスタートだった。

臨時議会は、特に波瀾なし。教育委員に選任された「福武」さんがご挨拶。以前にユネスコの運動をされていて、お手伝いをしたことがあったので、存じ上げていた。

倉敷市議会で自治体議員の勉強会。

6時30分から、市政記者室で記者会見に同席。金剛山公演の不許可は違法なので、許可すべきとする判決が出た。これは、他でも同じような判決が出ているので当然だと思う。しかし、それが分っているのに不許可にした岡山市の責任は大きい。もって、不明を恥じるべきだろう。岡山市が暴力に弱いことが明らかになった。


10月11) リポート

市民リポートの発行が遅れて、各方面にご迷惑をお掛けしている。紙面はできているのだが、発送にまで手が回らない。このホームページを見てくださる方は195号をご覧いただきたい。


10月9) 決算委員会

10時から、一般会計決算審査を開く。初めての委員長役なので、審査の実を上げたいと思っている。全般に質問が少なく、おとなしい委員会となった。しかし、勤勉手当てと委託の中身を問う質問をしたので、多少は決算らしくなったかと思う。決算については、連続して委員を務めることが望ましいと改めて思った。というのは、過去の審査をしらない担当者が多いから。折角の議論が行政に生かされなくなってしまう。前例踏襲や知らないですます傾向がお役人にはあるからだ。


10月7) 学区運動会 落語

福浜学区の運動会に参加。その後、南輝、平福にも行く。子供たちの元気な笑顔は、いつ見ても嬉しくなる。

吉備公民館で、素人落語の会。なかなかのもの。トリの「一文笛」には感心した。かなり修行を積んだと見られる。紫亭式部こと横田賢一氏の「宿替え」も聞いた。氏が落研に居たことは初めて知った。


10月6) 福浜幼稚園 秋祭り

近所の福浜幼稚園の運動会。かわいい園児の演技を見させていただき、玉入れを一緒にしたのち失礼した。

夜は、町内の秋祭り。来賓として、逢沢一郎衆議院議員、姫井由美子参議院議員がお見えになった。夜店でうどん屋のお手伝いを少しさせていただいた。


10月5) 発起人

江田五月議長就任祝賀会の発起人が集まった。石井知事や岡ア商工会議所会頭、黒住宗晴氏他、超党派の方々が名を連ねた。岡山県から、二人目(出身者を入れれば三人目)の参議院議長だ。多くの県民の期待に応えて頑張ってもらいたい。江田を支える体制も余程しっかりしていなくては。これは私たちの仕事だと、覚悟している。


10月3) 江田五月事務所

江田事務所で会議。12月16日の議長就任祝賀会の準備会。多くの人に来てもらうため、知恵を絞る。五月会だよりの編集も行う。間もなく、発行。


10月2) 民主党岡山県連

民主党の県連体制について、自治体議員団で協議。色々な意見が出た。


10月1) 初参り

昨日は孫の初参りをした。わが兄弟や、子供たちを通じて、初めての経験。これもいいものだ。子供の成長を願うのは、人類共通のもの。日本の風俗なのかとひとり感心している。


羽場頼三郎 活動日誌 2007年10月

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