羽場頼三郎 活動日誌 2004年11月

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11月29日(月)  11月定例議会

今日から定例議会。市長の議案の提案と所信表明の演説があり、6日からの質問戦を控えて休会に。私の方は、代表質問の準備でおおわらわ。


11月28日(日) パークゴルフ大会

今日は後援会のパークゴルフ大会。今日も良い日和だった。今年で3回目になるが、毎年天気が良い。と、思っていたら、津村君に言わせると昨年は雨模様だったそうだ。でも、大会をやったところをみると、雨にたたられたわけでは無さそう。

今日の優勝は、福富の渡辺さん。2位は高草さん、3位は赤井さんだった。私は念願のブービーメーカー脱出はならず、トータル95(42・53)で最下位だった。


11月27日(土) お葬式 水俣病

新見市の親戚のお葬式に出かけた。朝9時からなので、出発が7時。学生時代から可愛がってもらった方なので、是非参列したかった。ここは、神式なので日頃の葬式と少し手順が違ったが、盛大だった。祖父の弟の家で、先代はもちろん無くなっている。その方は県議や市議などを勤めた方なので、参列者も多かったのだろう。後から新見市長も来られたらしい。

午後に水俣病の講演会があり、少しの時間だが参加した。これが、大変参考になった。水俣病が広がったのは行政の責任が大きいことがよく分かった。チッソに遠慮して、打つべき手を打たなかったことが大きい。法律通りの処置をしていれば、被害はせいぜい数十人から数百人の単位ですんでいたはず。しかも、病気と認定しないための、あの手この手がなされていた疑いがある。アメリカの例もあげられていたが、医者の教育の面での立ち遅れが甚だしい。すぐにも出来る改善策もあげられていた。


11月26日(金) 財政勉強会 新行革プラン

この定例市議会にかかる補正予算の内容について勉強会を開いた。毎回の議会で行っているもので、財政課のお世話になっている。各会派ごとに行っているので、他もしているものと思われる。今回は災害復旧に関係したものが多く、他はあまり目につくものはない。ただ、例の県の補助金カットについて新しいことが分かった。障害児の医療補助はすでに6分の1にカットされている。母子家庭から「ひとり家庭」の医療補助は4分の1になっている。対象者が増えたためだそうだ。いずれにしても、他の市町村と同じく2分の1にしてもらわないと困る。県はあまりにいい加減だ。

新行革プランの素案が示されたので、引き続いてこの勉強会も行った。むこう3年間で50億円の歳出カットを行うというものだが、まだ、抽象的な部分が多くて、ピンと来ない。補助金のカットで26億円も減らすと言うが、中身としては明らかにされていない。市民のためになるかどうか、もう少し検討が必要と感じた。


11月25日(木) モーニングリポート 常任委員会

朝は、福浜小学校の前で街頭演説。いつものところが使えなかったので、ちょっと南に下がって演説。

環消水の委員会。ここで、またもや生活保護世帯に対する減免措置の打ち切りの提案がある。くみ取り料金についてだ。水道料金に続いて、これはやり過ぎだと思う。少なくとも時期を選ぶべきではないか。


11月24日(水) 議運

議会運営委員会で、11月議会の運営を決める。予定どおり、12月6日に代表質問をすることになる。午前10時スタートだ。ぜひ聞きに来てください。


11月23日(火) 小旅行

ご近所の皆さんと朝から松江市にバスで小旅行。松江市のフォーゲルパークに行ってきた。フォーゲルはドイツ語で、「鳥」のこと。鳥を中心にした動物園と言った感じ。夜には帰宅。代表質問の準備。


11月22日(月) 駅前 質問準備

駅前で街頭演説。すでに、菅源太郎と津村啓介が話をしていた。私は新潟県長岡市の避難所のお手伝いの報告などをした。公的資金の投入で銀行を助けておいて、震災の被災者がなぜ援助出来ないのか。国にきびしく迫るのは当然だろう。

午前中は市民ネットのメンバーと代表質問の準備。色々な角度からの議論を積み重ねている。政令市をどうするのか、予算編成は、などと骨格の部分を意見交換した。


11月21日(日) 民主党と新聞記事

民主党が分かりにくいと、今日の朝日新聞に出ている。それは高知県知事選挙で、橋本大二郎を鳩山由紀夫と菅直人が応援しているからだと言う。自民党との対決を指向する本部と、支援をしてもらっている労組に配慮している地方議員との間にギャップがある、という解説だ。

ごていねいに「政権をめざすのに、こんなわかりにくい政党で良いのか」と、菅の演説を聞きに来た77歳の男性があきれ顔で語ったとある。これは実にいい加減だ。本当にこんな男性がいたのかどうか、匿名だし紙面からは分からない。自民党と対決をする橋本氏を応援することが「分かりにくい」とはおかしい。もし、おかしいというのなら、自分たちの利益と反すると言う理由で自民党と一緒になって松尾氏を応援する組合の幹部の方ががおかしい。しかも、いかにも自分たちが応援するものを民主党が応援するのが当然だと言わんばかりのコメントを載せている。この幹部が民主党の幹部でもあるまい。その分かりにくさを民主党の分かりにくさにすり替えているコメントを平気で匿名で出している記者の、または新聞社の見識を問いたい。


11月20日(土) 避難所生活

19日の夕方から、新潟の長岡市へ民主党岡山県連に寄せられた支援物資を届けに行った。大変、歓迎された。また、現地民主党の対策本部のはからいで、被害に遭われた方々の支援を少しさせていただいた。山古志村の皆さんが避難しておられる体育館で、お手伝いをした。この環境で1カ月過ごされていることを考えると、地震に続く苦労が大変だと言うことが理解出来る。冬の訪れは大変深刻だ。口々にそう言われていた。皆さんのこれからのご健闘とご健康を祈るしかない。


11月19日(金) 平福小学校30周年

本日、支援物資を乗せ、新潟に向かいました。

福浜中学校区の平福小学校が設立30周年を迎え、記念式典が行われました。日程の調整がついたので来賓として参加しました。ぎりぎりまではっきりしなくて、関係者の方々にご迷惑をおかけしました。この場を借りてお詫びします。

式典では、子供たちの歌や演奏が印象的でした。元気な子供たちがここでも育っています。未来の日本は君たちのものだ。


11月18日(木) 小山広明2

朝は木曜日の定位置、福浜小前で街頭演説。肌寒い朝だった。

先日、泉南市の小山広明さんが岡山に立ち寄られた。番町文庫にご案内して歓迎の宴を張り(これは大袈裟で、食事をしただけ)、私の自宅に立ち寄られた。話をすると引きずり込まれるが、次の予定地にお送りした。


11月17日(水) 視察

議会改革特別委員会で、西宮市、熊本市、鹿児島市を視察。さきほど帰着した。それぞれに議会のあり方を真剣に模索していることがわかった。議会の音声だけでも、FM放送で流すとか、本会議の質問を一問一答式でやるとか、議会のあり方を見直すことの参考としたい。


11月14日(日) 小山広明

午後からピースサイクルという団体の主催する講演会に参加。無防備都市宣言運動について話を聞く。といっても、これは以前から良く知っていたことなので、実は講師として参加された小山広明泉南市議に会いに行ったようなもの。つい先頃、14回目の選挙に当選して市議に返り咲いたばかりで実に意気軒昂。市議選の応援以来、市長選、府議選、府知事選と三連敗をした後、今回の当選。しかも、堂々の第二位。恐れ入りました。明日から、西宮市と鹿児島市、熊本市に視察で行ってきます。


11月13日(土) 時尾

時尾博幸君の事務所開き。いよいよ本格的な活動が始まる。ところが、到着したとたんに我が愛車がエンコ。止めてはいけないところに停まってしまい、まったく往生。パッテリーが言うことを聞かない。参った。

セレモニー終了後、やっと移動が可能になる。ご近所の皆さん、そして堀部美容院の皆さん、本当にすみませんでした。なんだか、謝るために水島まで出かけた気分でした。そこで、倉敷市長の古市健三氏とお会いできたのは収穫だった。稲門会の仲間で、当選後初めてお会いした。やはり、市長として市民のためその市政を行うという姿勢が見られたので、応援した甲斐があった。


11月12日(金) 市役所

今日は目が回った。たまっている仕事を片付けていたら、ついに市役所に行けなかった。途中までは行ったのだが、引き返してしまった。来週は月曜の朝から視察に出かけてしまうので、日誌を書くのは早くて17日なる。

吉田議員はよくぞ岡山市に来て下さった。お互いの市の良いところを生かすのが視察の意義。ご案内も出来ず、失礼しました。市役所に立ち寄らなくても、中身のある視察をされたそうなので、安心しました。

本会議が開かれていない時期には、このような視察が入ります。私も西宮市、熊本市、鹿児島市に行きますが、さらに岐阜市にも行くことにしています。ここでは、産廃問題について勉強するつもり。


岡山市、オリエント美術館などを視察  吉田つとむ(町田市議)
2004年11月11日(木)

 こんにちは、羽場さん

 風邪の具合がひどいようですね。その前週の日程が窮屈すぎてのダウンではないでしょうか。どうぞ、ご安静に。

 さて、昨日10日は、私たちの会派で岡山市のオリエント美術館などの視察をさせていただきました。市役所や市議会等によらずの日程でしたが、その分実質的な視察時間を過ごさせていただきました。

 今回の視察内容は会派の視察ですので、その報告書を上げる際に、私が担当して報告します。合わせて、現在建設中のデジタル美術館の話もお伺いしましたので、「文化政策」の観点でいずれは自分の議会質問に転用させていただこうとも考えました。

 時間の関係で、近隣のシンフォニーホール等は見学出来ませんでしたが、さすがに岡山市は町田市の文化施設とは格段の差があるものです。少しでも、こうした施策を勉強させていただき、わが町田市も少しは文化政策を促進させたいと願っています。


11月11日(木) 風邪

ひどい風邪を引いてしまった。8日の朝からおかしくなって、ひどくなるばかり。熱も38度からいくらでもあがりそうな様子。病院に行ったら、とにかく点滴等の治療をするのでこのまま少し入院した方がいいかも、という判断で実行。検査をしたが、インフルエンザは陰性。翌日からの委員会視察はキャンセルさせてもらって、安静に。

この際だからと、リフレッシュ。視察の予定だったから、何の予定も入っていないのでのんびりベッドの上で過ごした。これ以上はゆっくりできないと、先程自宅に帰ってきた。というわけで、この数日更新なしでした。


11月7日(日) スポ少 結婚式

岡山市スポーツ少年団の体育会が、桃太郎スタジアムで行われた。昨年は開会式にぎりぎりで間に合う参加だったので、今年は少し余裕を持って出かけた。途中市役所まで自転車で行ったが、風を切って気持ちよかった。

午後は友人の子息の結婚式。子供のころから知っているが、ユニークな仕事、バイクの改造部品の企画開発をしているそうだ。絵画などにも才能のある子供だったが、工業デザインの面で才能が発揮されたか。新婦も話通りの美人で、良い家庭ができそうな実に良い雰囲気のカップルであり、結婚式だった。若い二人が企画した人前結婚式でレストランウェディング。実に楽しい時間を過ごさせていただいた。


11月6日(土) バイオディーゼル 区議 田無 なかま

バイオディーゼルについて現場で話を聞いた。廃食用油から精製してディーゼル燃料を作っている。これをBDFと呼ぶが、染谷商店の登録商標だとは知らなかった。おもしろい試みで、わが岡山市も取り組む予定なので、よけい興味が沸いた。

以前からお会いしたいと思っていた杉並区議と面談。示唆に富む話をいただく。このような人材が岡山にも欲しい。

ラーメンを食べに田無市(今の西東京市の一部)に立ち寄った。ここにはかつて山崎達という市民派の市議がおられた。男性も育児休暇を、という条例の制定に尽くした人だった。かつての市川房枝さんの流れの方。信頼の厚い女性議員で、議員としての姿勢を教えていただいた。

早大劇団なかまの同窓会に顔を出した。東由多加の話が出たり、天井桟敷の寺山修二の思い出話が出たりで、楽しいひとときだった。淡谷まり子弁護士に久しぶりにお会いした。


11月4日(木) モーニングリポート 環消水

木曜日の朝のモーニングリポート。福浜小学校の前だったが、都合により位置を少し南にずらしての街頭演説だった。決算委員会の報告など。

10時から環消水の委員会。災害のごみの引き受け、他都市のごみの引き受け、産業廃棄物の引き受けが報告されたが、処理費も含めて疑問を質した。岡南環境センターの北側土地の貸し付けについて、タマホームが住宅展示場に使うという事が報告された。例外で賃貸をすることの是非については考えたい。

水道局からは、料金の見直しにあわせて生活保護世帯の減免の廃止が提案されている。私は激変緩和を主張した。升永議員、公明党の藤井議員、共産党の藤沢議員が同調して下さっている。これを強引に廃止するのは納得出来ない。


11月3日(水) 結婚式

三光正宗の息子の結婚式。盛大だった。


11月2日(火) 決算の認定

決算はすでに使ったお金のことだからどうでもいい。これはよく聞かれる言葉です。これを痛切に批判している「傍聴記」には、耳が痛いところが一杯です。私にとっても。

決算の認定で甘くなっているのでは、といわれてもう一度自分を振り返っています。もっとも決算は、一般、特別、企業の3会計ですので、総合的に判断する必要が有ります。他の委員会の内容もよく聞いて次の議会での認定の材料にするつもりです。


委員会傍聴記   匿名希望  
2004年11月1日(月)

29日付の山陽新聞の記者メモでは「墓地清掃の不正契約について、監査委員の指摘が正しいのかどうか、当局ははっきりしない答弁を繰り返し、審議は平行線のまま終了した」そうだが、企業会計の決算審査でもおなじようなことが見られた。

病院事業会計の決算について、監査委員は「退職金の支払いを市長部局に身分を移して、そこで支払っているのは処理として不適当」という指摘をしている。それを委員が説明を求めても、当局の説明は不十分、違法行為ではと聞かれても、そしではないというだけ。結局委員側が、不承不承認めたと言うのが事実経過と思われる。

これは、きびしく言うと、当局が委員側の勉強不足を見越して、根拠は乏しくとも同じ答弁を繰り返し、委員側の諦めるのを待つと言うやり方ではないか。岡山市に限ったことではないが、役人の常套手段に思える。

最近は、議会や委員会、監査委員等の段階で行政のチエックが出来ない傾向に対して市民が、行政訴訟等の直接行動に出ている例が多数見受けられる。これは、考え方によっては、議会などがその役割を充分果たしていないという批判にもつながり、存在価値が疑われているのではなかろうか。

それにあわせたように、「公僕」と言う言葉が聞かれなくなった。市の職員も議員もまさに公僕そのものではないか。その自覚の欠如が、裏帳簿や裏献金などの不正事件の頻発にもつながっているのではないか。

委員会の実態を見て、次のような感想と意見を持った。
(1)公務に携わり、公金を扱っている自覚を当局も議員ももっと持つべきだ。
(2)岡山のように保守が強いところでは、もっと野党がしっかりしなくてはいけない。勉強不足は許されない。
(3)公務に携わる以上、もっと専門知識を持ち、本人が持てなければそのスタッフを充実してことに当たるべきだ。
(4)野党が数少ないのなら、一点に集中して攻撃するなり、工夫か必要である。
(5)質問をもっと粘って、白黒をはっきりさせるまで止めるべきではない。ただ批判だ消して終わるようなことでは自己満足に過ぎない。それでは市民の期待に答えられないと知るべきだ。


11月1日(月) 駅前 市民ネット

駅前で街頭演説。草苅隆幸県議、江田五月参議院議員、羽場頼三郎、姫井由美子県議。イラクの人質や台風、地震について、国のというより小泉総理の対応に批判が集中。私は決算委員会の内容、特に病院事業会計においてほとんどの退職金が市長部局から支払われているために、経営の状況が経理面から正確に現れていないことを指摘し、改善を求めた。

その後、議会で市民ネットのクラブ会合。代表質問の項目などについて打ち合わせ。トップなので、色々と言いやすい面はある。しかし、中身と姿勢については議論をまず内部で充分にしておく必要がある。代表質問は、12月の6日の午前10時の予定。皆さんが傍聴をして下さるとうれしい。


活動日誌 2004年11月

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