羽場頼三郎 活動日誌 2004年12月

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12月31日(金) 大雪 スマトラ沖地震義援金

朝起きると、大雪だった。雪国の皆さんに言わせたら、大したことはない、と言われるだろうが、岡山では10pも積もることはめったにない。その雪が降ったのだから、驚きだった。県北はかなりの雪らしい。

午後1時から天満屋前で、スマトラ沖地震の津波被害に対する救援募金活動を行った。この事件は「災い」の1年を象徴するものと言える。12万人以上が死亡し、救援の遅れによってはそれに近い死者も予想されることを訴えた。江田五月参議院議員、姫井由美子県会議員、菅源太郎県連副代表など、民主党のメンバーで行ったが、1時間で4万円近くの義援金が集まり、市民の関心の高さがうかがわれた。アジアの同胞が危機にあることを思えば、雪も寒さも耐えることが出来た。

今年はこれで終わる。1年間の反省については、改めて記したい。


12月30日(木) 夜警二日目

町内の夜警は二日目に。昨日と違って子供たちの夜回りはなし。大人たちが7時半と9時に巡回した。寒さが昨日より少し緩んだので、比較的に楽だった。途中で水路の柵の壊れているのを発見したりで、みんなで町内を回る意義も大きいと感じた。


12月29日(水) 町内夜警

町内防犯防火部の年末夜警に参加。今日は風もあり、格別寒い。これこそ年末夜警らしいと強がってみたが、寒さに震えた。激励に、江田五月、姫井由美子、菅源太郎が訪れた。逢沢代議士の秘書も最後に見えた。あくまでも「夜警」なので、宴会にならないように充分注意して、暖と食をとった。


12月28日(火) 年末夜警

消防団の方々は、年末警戒に入る。ちょうど私が分団にお伺いしたら、千鳥町方面で火災が発生、という連絡が入りほとんどの方が出動された。井口助役が激励に分団を訪問した直後のことだった。火災には充分注意したい。


12月27日(月) 年末のひと騒動 江田さんの会

年末を控えて、事務所関係の整理に追われました。リポートの発送とそれに伴う資金調達に走り回った一日でした。事務局での話ですが、今年ほど切羽詰まった年は無かったねえ、とお互いに言い合ったところです。本当に恐縮ですが、良かったら会費を送ってやってください。

支払いも来年に回せるものは回してもらい、夏からそのままになっていたパソコン経費はやっと済ませたのですが、その時に「羽場さんのホームページは中身も充実しているし、更新も良くしてあって感心する」と言われてしまい、穴があったら入りたい気持ちでした。

なお、江田さんの新春討論&パーティーが1月30日にあります。参加費は5,000円で、チケットは私のところにありますから、ご連絡下さい。

永年在職25年記念 民主党参議院議員会長就任
江田五月会 新春討論&パーティー
 
・ と き  2005年1月30日(日)    猪口邦子さん
  ゲスト 猪口邦子さん(上智大学法学部教授)
  ◆ 講演・討論 14:00〜 パーティー 15:00〜
・ 会 費  5,000円(一般会費) 10,000円(賛助会費)
 【郵便振替】 01260-7-2373 江田五月会
・ ところ  岡山プラザホテル (岡山市浜2-3-12 TEL 086-272-1201)

お申し込み先 はばたく会 TEL.086-265-0651        

12月25日(土) 五十日祭 番町文庫パーティー

新見市熊谷の原義彦さんの五十日祭。神道の家なので四十九日の法事とは言わない。太田病院の院長などとお会いした。江田五月さんと中学と高校の同級生だそうだ。元気だった頃を偲んで、お宅を後にした。

岡山に帰って番町文庫パーティ。今年は初めて駅前ミヨシノを使った。楽しい会で毎年出席をしている。今年はどういうわけか、プレゼントの抽選が当たったと思いきや、全員に当たる景品だった。


12月24日(金) 最終日

11月定例市議会の最終日だが、スタートから少し変だった。議会運営委員会で、合併の議決が終わったからと事務局員が灘崎町に訪れ、公印を押すよう町長に申し入れ、町長は「昨日の今日だから」と断った話が飛び出して、これの真意を求めるとの委員の発言があり、一時はどうなるかと思ったが、議長がこの件は再度議運を開いて協議することにし、開会のベルを押そうと調整して納まった。

開会後はスムーズに行くかと思われたが、意見書の提出を提案したところで、はじめの確認と違う扱いがなされた。つまり、郵政事業の継続を望む意見書を簡易採決をすることになっていたのが、公明党が採決の際に反対をしたことから、簡易採決では済まず、起立採決になった。後の議運で、事務局のミスと言う説明がなされたが、これを前例にしては行けないと思い、「本来なら休憩を取って、議運で訂正の確認をとるべきであった」と意見を述べておいた。これには異論が無かったので、今後はその扱いになると思われる。

本会議での採決で態度が分かれたのは、合併関連で、共産党と亀井、則武伸一郎、田原、横田議員が反対。水道料金の値上げでは、共産党と下市、横田議員が反対。産廃の焼却では、共産党と横田、下市議員が反対。

議会が終わる直前に市役所内で傷害事件が発生したとの情報が入った。職員が刃物でさされたとのことだ。

政令都市をめざす議員連盟の結成が呼びかけられ、私も発起人の一人に加わった。


12月23日(木) 水道料金

明日は本会議の最終日。合併と言う大問題があるが、実は水道料金の改定(値上げ)も提案されている。これには反対の意見もあるし、明日には反対討論もあるようだが、私は賛成しようと思っている。討論が出来るかどうかは分からないが、出来るとしたら次のような「賛成討論」をしたいと考えている。

水道料金の値上げに伴う条例改正に賛成の立場で討論します。今回の値上げの理由は、苫田ダム完成によって、県の水道企業団から新たに水を買い入れなければならないことが大きな要因です。岡山市の水道水は不足しているのか、または不足しそうなのかということが問題です。当局の説明によれば、設備の稼働率は100%またはそれ以上に達しており、70%程度のゆとりは持ちたいとのことだ。稼働率が高いのは良いが、不測の事態もあることを考えれば、当局の説明には理由があると思う。

しかし、そのゆとりの部分が大きすぎるのではと言う指摘も無視出来ない。多すぎるとの認識は岡山市では共通のようだが、まだ関係者すべての認識とはなっていない。これを減らすべきだという考えには賛成である。しかし、減らすためにはその主張が認められ、一定の手続きが取られなければならない。これは、当局はもちろん企業団の役員でもある市長が、岡山市に提供される水量の内、カットが可能な部分についてはカットを求めたいと言われている。そのためには条例の見直しが必要であることから、まずその変更手続が存在することが必要だが、それすら無い状況である。これについては、市長がすでに提案をしており、近く具体的な作業が進められる見通しだとのことだ。これら一連の動きに期待をしても良いのではないか。

日本の経済がいまだ回復しない中で、生活を圧迫する要因となる水道料金を値上げするのは、どうか、という意見にも一応配慮すべきである。しかし、生命の基である水道事業には一瞬の停滞も許されない。水道は事業体としての側面も持ち合わせており、赤字を続けての経営は安定を損ない、結果として市民の生活に悪影響を与えかねない。ある程度の値上げはやむを得ない。

値上げの中身も生活の苦しい市民への配慮はなされていると評価出来る。問題となった、生活保護世帯への減免廃止も再検討が約束され、冷たい水道との批判は一応当たらないと言える状態である。

私としては当局に求めている「節水思想」の徹底にしても、基本推量を廃止する姿勢は評価出来るし、これの徹底を約束する当局の具体的行動にも期待出来る。

以上から、今回の条例案に賛成をするものである。皆様方の賛同をいただきたい。


12月22日(水) 陳情

市内の南部を走る予定の神崎平井線の工事を促進する議員連盟がある。この必要性は議会全体で感じている。全員がその促進議員連盟に名を連ねている。その代表として各会派から陳情団を作り、上京した。国土交通省と岡山選出の国会議員のすべてに陳情書を渡した。予算を握るのは与党と言うことで、自民党の議員のところは念入りにまわる感じだった。


12月21日(火) 市民ネット反省会

本来なら21日で終わる予定だった本会議。それを見越して今日は反省会を行うこととした。市民ネット議員全員と議長、当局を交えての反省会・懇親会を行った。色々と意見交換もあり、楽しい雰囲気で終わることが出来た。教育委員の一人と話をしていたら、その人のお姉さんが高校時代の同級生と分かった。世の中は狭い。


12月20日(月) 駅前 二十日会

駅前での演説の弁士がいない、と連絡を受けて出かけたものの、本当に誰も来なくて7時30分から8時20分まで一人で話をした。姫井さんが来たので、やっと交代出来た。日頃の弁士は、福岡での党大会に出たための事態。

夜には、二十日会。これは中小企業の方の勉強会。今日は、市議会の中身、特に合併問題を中心に報告をさせていただく。先に田原清正議員が話をして、次に私。ちなみに会長は田原清美氏。その後成田家での忘年会に参加。


12月19日(日) 宣伝カー

「市民の勇気」号の車検が終わり、やっと街宣活動ができます。昭和59年から使っている車なので、少々外見は痛んでいますが、エンジンなどは快調です。ハンドルも昔のタイプなので、もちろんパワステなどではありません。筋肉アップに役立ちます。街中で見かけたら、声をかけてください。


12月18日(土) 市民リポート

やっと市民リポートが出来ましたので、近くお手許にお届け出来ると思います。あわせて、会費とカンパのお願いをさせていただきます。もちろん、強制的なものではありません。皆様のパワーを少しずついただければ幸いです。


12月17日(金) 水道料金の減免廃止案は再検討

昨日は、合併議案の集中審議。市民ネットから升永議員が登壇して、実にいい質問をした。肩に力が入っていない升永議員ならでは。

夜は、津村衆議院議員の忘年会。車で行ったので、一滴も飲まなかった。が、なぜか疲れていたので、帰ってそのまま寝てしまい、書き込みをさぼってしまった。

本日は各常任委員会が開かれ、私も所属の環消水で議案審査に一日を過ごした。午前中は消防局関係の審査。灘崎町との合併にあたり、消防の出張所を作る予算が出されている。これまでより人員を増やして、高規格救急車が配備される。救急救命士が置かれる訳で、これは新市民にとっても朗報だ。

今日の最大の問題は、水道料金の値上げ。料金改定を含む条例案が、午後から審議されたが、当局の姿勢が問題となって一時空転し、やっと6時過ぎに決着した。値上げに伴って生活保護受給者に対する減免廃止を同時に撤廃するかどうかが問題とされた。委員の大半が減免廃止の断行を再検討すべし、という意見を表明し、当局がそれを約束する形で納まった。今回は、藤沢、升永議員に加えて公明党の藤井議員が最後まで減免廃止の見直しを求めたことや、宮武議員が調整に乗り出したことが大きかった。残った環境局の審査は21日(火曜)に行うことになった。


12月15日(水) 個人質問

今日が個人質問の最後の日。公明党の田尻議員がスタート。いつもの手話から始まる質問には議場から拍手が沸いた。同じく公明党の本郷議員の質問に教育長が間違い発言。学校の校舎内の禁煙というところを敷地内での禁煙と言ってしまい、あとで訂正。新風の松島議員に続いて、市民ネットからは、横田議員が登壇。最後は共産党の稲葉議員。それぞれに個性のある質問を展開して終わった。

明日は、合併問題で、追加の議案に対して、追加の質疑・質問がある。


12月14日(火) 追加議案

御津町と灘崎町の議会に「合併議案」が提出され、岡山市も開会中の議会に追加提案されることになった。その議案の取り扱いをどうするかで代表者会議が開かれ、21日までの会期を延長し、最終日を24日にすることになった。明日の議会運営委員会で決定し、明後日16日に本会議で、新規議案の質疑質問が行われる。

市民ネットでは、クラブ会合で質問者と質問事項を調整し、升永議員が質問を行う。明日の午後には、質問が締め切られるため、原稿を用意しなければならない。


12月13日(月) 合併

御津町と灘崎町との合併がついに視野に入った。これについての協議を明日行うこととした。本会議終了後に代表者会議が行われる。そこで、日程についてだいたいの線が決まることになると思う。お昼には、わが市民ネットのクラブ会合も予定している。


12月12日(日) イラクへの自衛隊延長派遣

イラクへの自衛隊延長派遣を閣議決定した。なぜ国会で審議しないのだ。国民の大多数が延長には反対していると言うのに。自民党の党内でも、反対している人は多い。民主主義と言うのは、国民の意思に添って政治を進めると言う意味ではないのか。私の知っている内閣では、この小泉内閣ほど非民主的なものはない。自民党の皆さんにお願いしたい、まず総裁を辞めさせて欲しい。民主的な党ならば。国民のための政治をしようとするなら。後継がいないなんて事を、出来ない理由にしては困る。人材が豊富な自民党という看板はどうしたのだ。


12月11日(土) 森本てつま後援会

森本てつま県議の後援会のパーティがあった。知り合いが多く参加していたが、初めてお会いした方もいて、話込んだ方もおられる。牛窓の元町議、今は市議、もその一人。かつて、1市3町の衛生組合で旅費の不当支給が問題になった時、やはり議員をされていたそうだ。どうやら、ご迷惑をおかけしたみたいだ。その時から1年後に尼崎市のから出張が問題となり、議会の解散まで発展したことがある。そんなことを思い出した。

総社市長も同席していた。早稲田の先輩やらその他、懐かしい顔にもお目にかかり、時間があっと言う間に過ぎた。


12月10日(金) 個人質問2日目

今日のオカニチに、県議会がこれまで最多の26人が質問をすることになった、と報じていた。岡山市議会はこの議会でも代表質問の6人に加えて、29人の一般質問(個人質問)をするので、いかに活発かお分かりいただけることと思う。ここ数年を調べても、6人の代表質問に31人の個人質問という議会が2度あるそうだ。

今日の質問では、亀井さんの質問が気になった。契約のあり方には、研究するべきところがある。疑問を持たれる状態は改善の余地がある。


12月9日(木) 個人質問

今日から個人質問に入った。今日は太田正孝議員をスタートに6人。これから全部で29人が発言する。代表質問を加えると35人。他市の議会から較べると多いと思う。それだけ、議員の発言権を重く見ていると言える。


12月8日(水) 質問戦3日目

公明党の藤井議員の代表質問の中で、水道料金の値上げと同時に実施しようとされている「生活保護世帯への減免廃止」を「段階的に」という言葉に注目したい。すでに環消水の委員会で゛藤井議員のみならず、藤沢、升永、羽場と4人がその主張をしています。生保の二重払いの解消は理解出来るにしても、その影響を受ける人たちへの配慮も必要。この期に、市にし尿処理手数料の減免も廃止しようという動きもある。便乗であれもこれもやろうという姿勢は批判されて当然だ。


12月7日(火) 質問戦2日目

今日の教育長の答弁の中に「ぎょば」という言葉が出てきたので、えっと思って調べたら「漁場」をそのように読むことを知った。これまで「りょうば」と読むものと思っていた。辞書には「ぎょじょう」とも出ている。漢字の読みというのは難しい。思惑をなんと読むか。「おもわく」でいいはず。でも「しわく」という人が居る。辞書には出ていない。浚渫を「しゅんちょう」と読む職員もいる。これは間違いだと思うが。しかし、漢字の読み方だけは思いこみがあるから安心出来ない。円滑は「えんこつ」が正しく、「えんかつ」が慣用読みだとか。時々訳が分からなくなる。そういえば、「独壇場」は「どくだんじょう」では無くて「どくせんじょう」が正しいと言う人も居た。


12月6日(月) 代表質問

市民ネットを代表して、本会議で質問した。久しぶりにやったが、個人質問の方が気楽だ。自分の考え方をぶつけることが出来るから。代表となると、全員の意見に配慮するため、思い切ったことが言えない。ちょうど56分で第一回目の質問を終わり、再質問まてやった。産廃の焼却については、扱いをどうするか、様子を見たい。その他、いくつか気になる点があるが、合併問題も含めて、情報収集をしたい。


12月5日(日) 江田五月を囲む会

午前中は久しぶりに、ゆっくりと休み。午後からは、江田五月を囲む会。河原後援会長が音頭をとっての会で、狭いところにかなりの人が来ていた。五月会の未来を担う若者が紹介され、最後は一本締めをして、今後の活躍を誓った。


12月4日(土) 共生 稲門会

民団主催の、在日外国人との共生についてのシンポジウムに参加した。これは大変勉強になった。明後日の質問の材料にもなった。田中宏先生の講演は歴史も含めて、参考になった。友人も多数参加していて、久しぶりに会えた人もいた。

グリーン早稲田の稲門会。元オリンピック銀メダリストの太田章さんをお呼びしての講演を聞く。なかなかおもしろく、最後まで眠らずに話を聞いた。オリンピックに4回挑戦して、3回選考され2回出場している。1回は派遣を止めたモスクワオリンピックだ。5回目も39歳で挑戦したそうだが、選考にもれたそうだ。先輩やら後輩やら、同年代の仲間やら、気の置けない人と飲むのは楽しい。つい飲み過ぎて、外へ出て見ると雨と風がひどくて、台風が来たのかと思ったが、台風崩れの温帯低気圧の影響らしい。


12月3日(金) 質問準備

6日の代表質問の準備は一応終わったが、あまりに分量が多いので、これを削る必要に迫られている。説明的なところをカットするしかない。多方面にわたるものなので、いい加減に削るわけにも行かない。質問の当日まで頭が痛いことだ。


12月2日(木) 春秋会

夜は市議会議員のOBの集まりである春秋会に参加。現役からは、田畑、崎本、松島、楠木、垣下、そして私と出席したが、全体としては少し寂しかった。先輩の話をお聞きするだけでも意義がある会だと思い、なるべく出席している。代表質問の方もあらかた質問取りが終わった。来ていないところは、答弁に問題ないと思われているのだろう。当日が楽しみ。


12月1日(水) 締め切り

代表質問の締め切り。ギリギリまで原稿の整理と見出しをつけるのに追われる。いつもながら、ばたばたで、皆さんにご迷惑をおかけした。出来上がりを見てみると、とても1時間では納まりそうに無い。これからスリム化する作業に入る。


活動日誌 2004年12月

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