97/08/05

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議会の動き・・・・・羽場頼三郎から

片寄った調査・報告には問題

後味悪かったドーム研究会の総会

 29日に議員有志で作っているドーム研究会の総会が開かれましたが、最初の話とは違って、操車場跡地の公園計画を「ドーム建設」に変更しようという流れを作る政治的なものになっていて、私は異論を唱えて報告そのものに反対しました。

市民アンケートといっても、

1)現在進めているサッカー場でよい

2)多目的施設(ドーム)がよい

3)その他

 から、一つを選ぶもので、今の計画がサッカーしかできないものであり、ドームは多目的に使えるものという誤った前提で答えを求めています。市民が70%以上ドームに賛成しているというのは大いに疑問があり、アンケートそのものが偏ったものという印象は拭えません。

 さらに、報告書の中に「経済界」「学識経験者」として述べられている意見が匿名であり、信憑性に乏しいものです。

 オカニチは「現在の構想もサッカーもできる多目的施設。最初からドームありきの報告書は賛成しかねる」という私の意見を比較的正確に記事にしていましたが、マスコミは全体に市民の大半が市の計画に反対している印象を強く与えてしまっています。

私が独自に実施しているアンケートでは、
現在の計画でよい        10%  
別の形の公園にしたら      30%  
財政難なので一時凍結をしたら  50%  
国体の主会場にしたら      10%  

という結果も出ています。ただし、回答数がまだ10人と今のところ少ないので単純に結論は出せませんが、「凍結」という方法もあるのかな、とは感じています。

いずれにせよ、一部の人達の暴走につきあってはおれません。研究会メンバーからは外してもらいたいと申し上げておきました。

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エコロジーの視点で勉強会を

 議員の有志で作る勉強会は、以前に「ごみ問題研究会」を作っで注目されたこともあり、また、それが今の議会の研究会花盛りの元にもなっていますので、積極的に参加していくつもりです。自分の関心のあるテーマを勉強したいと、環境問題を取り上げる「(仮称)エコロジー政策研究会」を作りたいと思っています。その準備会的な意味を込めて、ダイオキシンについての勉強会を6月27日に行いました。当日は議員10名が集まり、ビデオと講演を聞きました。


金明石さんからの手紙の続きです。

私たちに地方参政権をB 大阪市福島区  金 明石(きむ・みょんそく)

日本社会が例えば在日韓国・朝鮮人に対して加害者意識をはっきりと自覚するようになれば、日本社会の人権意識は飛躍的に高まるでしょう。在日がいまだに通名を名乗らざるをえないでいることの責任を国や自治体は加害者として自覚して欲しい。そうすれば帰化した人も含めて本名(民族名)を名乗れるようにするためにはどうすればよいか、真剣に考えることができるだろうと思うのです。加害者責任から眼をそむけると、市民の人権意識の低下を招き、結局、民主主義国家の自殺行為になりますよ。

 自分たちの人権を守るためには、地方参政権が絶対に必要です。

 人権は、人間が生まれながらにして持っている権利だとは思いません。なぜなら、人権の中身は時代や地域によって大きく異なるからです。あくまで、あることによって人間としての尊厳が著しく傷つけられたという声が大きくなって初めて、人権問題になるのではないでしょうか。人権とは、要求をすれば人として大事にされることができる権利、だといえると思います。そしてそれを要求するための唯一最大の手段が参政権でしょう。参政権がなければ、いくら言葉が勇ましくても、それは恩恵を期待することだし、お願いなのです。

1952年のサンフランシスコ講和条約発効によって、私たちは私たちの人権を守るための最も基本的な人権である参政権を、実質的にどこの社会でも行使できない状態にされたまま放り出されてしまいました。まさに政治的丸裸状態です。そんなことが民主主義国家で許されていいのでしょうか。いま仮に52年当時と同じように、いままで参政権も国籍も持っていた旧植民地出身者に対し、国籍を一方的に離脱させ、参政権を奪い取ることが果して可能でしょうか。断じて、できっこありません。

 したがって現在、日本政府の思惑とは違っていまだ60万人以上の在日韓国・朝鮮人がいる以上、私たちに地方参政権を付与するための努力をする責任は日本政府にあると断言できると思います。間違った過去を反省するのに臆病であってはなりません。私たちからすれば今の状態は、公民権停止がもう50年以上も続いているということなのですから。まさか、私たちにはそれに見合う大罪(原罪)があるというつもりじゃないでしょう?   

97/08/05

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