MK25 MTVR (Trumpeter No.01011) |
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今回は本命の装甲タイプを製作して持て余していた非装甲ノーマルのMTVRの消化を行います。
基本的には消化アイテとしてそんなに気合を入れて手を入れるつもりはなかったのですが、キットの間違いを拾って足す方向でMK25に改造しました。 まず前回合わせに苦労したTAK-4サスペンションですが先にデフと左右のメンバーを別々に組んでフレーム上でこれらを組み立てます。 そのあと6輪分のAアームとハブをスプリング/ダンパーを入れた状態で仮止めしてアライメントを出してから一気に接着固定します。 細かいサブアーム類はアライメントを決めた後で取りつけてセッティング完了です。 各種のパイピングは前作の調査結果を活かして足回り、エア・燃料タンク、キャブ底と一通り実施しています。 工作のメインはMK25で必要になるウィンチの製作です。 MK23では不要なキャブ後ろの油圧タンクを活かしていますが使えるのはこれだけ、FMTVの製作で使わなかったウィンチが使えるかと期待していましたが形状が全く違うのでスクラッチしました。 ウィンチ本体とシャシー後端の取り出し部を汎用のプラ材を中心にコツコツ積み上げてカタチにしました。 マッドフラップはウィンチをかわす切り欠きを切ればいいだけかと思いきや長さが足らなかったのでこちらも現物合わせで必要な長さのものをプラ板から作り直しました。 キャブのガンマウントリングと荷台のアオリは未装着状態としています。 塗装はNATO迷彩をいつも通りに。 前作では一部のみだったので楽でしたが今回は全体に施すのでパターン調査を新たに行っています。 荷台については荷の積み下ろしで迷彩の傷んだ状態を再現すべくヘアスプレー法を適用してみたのですが、上塗部が全く剥がれず下地色を上から再度かけてそれっぽく修正しました。 ウェザリングは平時を想定して軽めに済ませて完成です。 前作から装甲キャブなどゴツい要素をだいぶ減らしましたがそれでも大きな車体は十分ゴツく存在感があります。 手の掛かったウィンチは逆にコンパクトで目立ちませんがそういうところに力を入れるところがらしいと思ってもらえると本望です。 (製作 2024年) |
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