T-72M1
 (TAMIYA MM-No.160)
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タミヤのT-72ですがインストにイラク軍仕様と思しきイラストとマーキングが用意されているので小改造でその地通りの車両を製作しました。 ここまでに製作したイラク戦参戦車両の敵役というわけです。

すでに連合軍側はいくつか製作していましたが対抗するイラク軍はどうしても負けイメージですのでそれをイメージした方針としています。 主砲は力つきた感じで俯角を付け、防盾カバーは角度修正も兼ねてティッシュを巻いて皺のディテールを追加しました。 車体のループなどルを金属線で追加し、スモークディスチャージャはコードと蓋の凹モールドをディテールアップ、キューポラのライトカバーはプラ版で自作しました。

塗装は単色デザートカラーですが死骸をイメージさせる様な風化した白っぽい色味を目指して調整しました。 終わってみるともう少しチッピングや錆など派手な汚しを加えてくたびれ感を加えた方がよかったかもしれませんね。 サイドスカートはタミヤのトリセツのイメージでゴムっぽい黒にしましたが、あとで調べるとここもサンドカラーになっている車輌が多く実車とは異なるようですね。 黒が入ると少し締まった印象となり当初の負け組みのイメージに対して逆効果で失敗でした、やはり実車をよく観察すべきだったと反省しています。

本作でも履帯の塗装は色々と手探り状態で仕上げたのですがどういうわけか完成後しばらくすると履帯全体からオイルの様なものが染み出してくる現象が発生してします。 タミヤのベルト履帯は他の作品でもそのまま使う事が多いのですがこの作品だけに起こっている現象で謎です。

(製作 2006年)
T72-1

T72-2

T72-3

T72-4

T72-5

T72-6

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