1998/11

ホームリポート前号次号

市民VS自民の市長選挙

息詰まる攻防戦になるかも 人を見る目がいよいよ大切です

  ニュースによると、和歌山市長が職員採用にからんでの汚職で逮捕されたそうです。岡山市では考えられません。清潔な安宅市政が続いているからです。「わかやま」と「おかやま」一字違えば大違いです。

 さて、市政と言えば、年が明ければ市長選挙が一月の三一日に予定されています。ここでの選択で岡山市政の将来が決まります。事実上、現職の安宅敬祐市長と新人の通産省の元官僚H氏との対決ですが、しだいに加熱してきているようです。そして、かつての知事選挙と同じ対立構造になりそうです。

 業界の締めつけなど、自民党がH氏の応援を本格的に始めました。良識ある保守層の中には安宅支持も根強いようですが、県知事選挙の例もあり、予断を許しません。自民党の動きには要注意です。しかし、相変わらずの市民不在選挙をしようとしているようです。自民党の元浜県連幹事長は「安宅敬祐は江田五月の応援には積極的だが、市政には消極的だ」と発言していますが、見当違いもここまで来ると滑稽です。「江田が嫌いだから安宅もイヤ」と社民党もH氏を推すそうです。そこには、いずれも肝心の「岡山市民のために」が抜けています。

 国や県が財政危機に陥っている中、健全財政を保ってきた安宅市長の市政運営は高い評価が与えられています。県財政を危機に陥れた連中が、今度は岡山市を同じ目に逢わそうとしているのではないでしょうか。対立候補の応援団を見ていると、そのような気がします。市民のための市政をかかげる人を賢明な市民が見放すとは思えませんが、選挙は水物です。

 最後は、安宅さんを支える市民対自民の戦いになるような気がします。「しみん」と「じみん」一字違っても、大きな違いです。

98/11/05 岡山市議会議員 羽場頼三郎


羽場頼三郎のやってきたことやりたいこと

  3つの基本方針
 ○次の世代に健康な環境を!
 ○岡山を誰もが大切にされる街づくりを!
 ○市政を市民に開かれたものに!

 羽場が二期8年間にどれだけの仕事をしたか、できたのか。議会での活動を中心に振り返ってみます。多少とも成果が上がったものを☆、やり残し、やりたいことを★で示します。

○次の世代に健康な環境を残す

☆ごみのリサイクル型回収の導入
☆学校に給食用生ごみコンポストを入れた
☆家庭用の生ごみ処理機導入を進めた
☆オゾン層を守るためにフロンガスを回収
☆木のぬくもりのある園舎の建設
☆★缶などを資源回収する窓口の開設
☆公共施設にソーラー発電を設置した
★環境ホルモンが心配な食器食材の追放
★負担公平のためのごみ有料化
★有機農業野菜を給食に

○岡山を誰もが大切にされる街づくりを!

☆車椅子のため体育館へのスロープ設置
☆★障害児のためのプール利用を増加
☆★高齢者・障害者への介護時間の延長
☆★市の職員採用から国籍条項撤廃
☆盲導犬・障害者トイレの表示板設置
☆目の不自由な方への市政だより配布
☆★外国籍の無年金者の救済
★ノーマライゼーションのための生活支援センターの設立
★先生の数を増やして学校にゆとりを

○市政を市民に開かれたものに!

☆談合をしにくくする入札制度の改善
☆★納税貯蓄組合などへの補助金の見直し
☆監査委員に公認会計士を入れた
☆審議会の委員に公募制を取り入れた
☆特殊勤務手当ての見直しをスタート
☆★庁内や審議会に女性の登用を進める
★都市計画審議会などの会議を公開する
★本会議や委員会をTVで中継したい
★選挙公報を発行させたい

○こんなことも

☆暴力団事務所の新設排除
☆場外馬券・舟券売り場を設置させない
☆自動車の放置を整理した
☆★図書館の利用時間の延長
☆ベトナムにごみ収集車を贈った
☆学校にフエンスや網戸の設置
☆★ごみのポイ捨てを無くする

政治家としての行動は

◎あくまでも市民の立場に立って行動する
◎市民リポートを毎月発行する
◎朝の街頭演説(モーニングリポート)を続ける


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