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市民の政治をめざして9/27に再スタート

リサイクルと福祉と地方自治をかかげて

  今年は参議院選挙の年だったけれど、来年は地方選挙の年になります。一月に岡山市長選挙。いわゆる統一地方選挙は、四月の前半に県議選。後半、25日投票日なのが市議会議員の選挙です。この選挙に向けて、どういうスローガンで立ち向かうのか。以前は「市政に市民パワーを」「ゴミと政治の非常事態」でしたが、今回は「リサイクルと福祉と地方自治」をテーマにしようかと思っています。

 「リサイクル」はもちろんごみ問題に引き続いて取り組み、循環型社会を作ることで、自然に優しい政治を進めたいということです。「福祉」をあえていれたのは、弱者のためにこそ政治があるという信念から、本当の意味の福祉を充実させたい、人間に優しい政治をめざしたいということです。「地方自治」をあげたのは、市民の生活に密着する自治体の政治を良くしてこそ、生活者のための政治が出来るはずという考えからです。どうでしょうか。皆様のご意見をお待ちしたいと思います。

 もちろん、国の政治も「地方を大切にする」方向を強めなければなりません。「地方」といえば自分の選挙区のことと勘違いするような政治家は要りません。「地方」を国より一段下と見るような政治家には、早く退場してもらいましょう。「自治」ということの意味をしっかり弁(わきま)えた政治家を出したいものです。

 27日の100号記念パーティを節目として、改めて政治家としての初心に戻るつもりです。これまで何が出来て、何が出来なかったか、一つひとつ検証して、次の目標を立てて50歳台に突入したいと思っています。
 どうか、ご指導のほど、よろしくお願いします。

98/09/05 岡山市議会議員 羽場頼三郎


県議会を変えるには選挙しかない

国体主会場や医療費補助カットで心配な市民の負担

 県は、17年度の国体の主会場をいずみ町の総合グラウンドに決めました。理由は財政難を上げていますが、これに古都南方地区の方は不満の声を上げているようです。新聞によると、県のみでなく「市に対しても不信感を募らせている」そうですが、これは見当違いです。国体は県の事業であり、あくまで市はこれに協力する立場ですから。

 県は財政難を理由にさらに市に負担を求めることも予想され、警戒が必要です。この根拠となっている県の負担金条例の不当性は私が市議会でも指摘しましたが、まだ改善されません。県の不当な「負担押しつけ」はこれにとどまらず、合併浄化槽への補助金も理由なく削減して、老人・母子家庭・障害者・乳幼児の医療保護への補助金カットと同じことを押し進めてきています。チボリ公園や吉備高原都市など、県が行ってきた無駄遣いのツケを岡山市民に負担させることは許してはなりません。

 このような不当な条例を改正するのは県議会の仕事です。地方自治を理解する、もっとレベルの高い県会議員が必要です。岡山市選出の県議は17人です。その内訳は自民党7人、非自民10人(民主クラブ3人、公明3人、共産党2人、社民党2人)です。県議選は来年に予定されていますが、岡山市の場合、選挙区が旭川で別れたことがどう影響するかが注目されています(市議会の方は変更がありませんので、岡山市全体が選挙区です)。

 旭川の西は1区、東が2区となります。どちらにも私たちの仲間を増やしたいと思っています。1区については新人でAさん(39)の名前が上がっています。この方は女性の司法書士で、リサイクル運動をしてきたことや五月会を一緒に立ち上げたこともあり、私と一緒にやれる人と期待をされています。また2区の方では同じく新人の不動産鑑定士のBさん(52)が候補の候補になっていますが、こちらも「菅 直人を首相に」という運動で信頼関係を強めていて、私と協力しあえる関係です。

 さらに、邑久郡で再度自民党の幹事長に挑戦する山本秀一氏(43)、浅口郡で自民党の独占に歯止めを掛けたいとする高橋剛吉氏(39)など、若い力と連携を強めて、地方から政治を変えたいと思っています。       (報告 羽場頼三郎)


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