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市民派首相で官僚支配に終わりを

菅 直人を総理にする新党に参加 

江田五月の動きと私の決断

 新・民主党の代表が決まりました。大方の予想どおり、「菅 直人」さんです。「次期の総理大臣にしたい人」では、自民党の橋本龍太郎総理を抜いてトップの菅さんですから、当然と言えば当然です。

 昨年の新進党の解体から、多数政党の乱立、細川元総理の調整による新党結成と、この短期間での政局の動きは谷川の急流を思わせます。その激しい流れの中で、次期総理は菅 直人という流れが本流になってきました。私も、市民から出発した菅さんには期待をして来ましたし、官僚支配の永田町政治を改革してもらいたいという国民の声もあります。なんといっても、薬害エイズ問題で、あの厚生官僚をおさえて情報を公開させ、困難だった解決を果たした手腕は本物ということを私たちは知っています。

 菅さんは初当選の時から、ごみのリサイクル(東京湾埋め立ての「フエニックス計画」)、薬事審議会の公正・透明化(丸山ワクチンの認可に関連して)など、厚生省管轄の仕事では実績を積み重ねていました。都市の土地利用や政治倫理法などで、議員立法を実際にする経験を積んでおられます。情報公開やせっけん利用など、環境や人権といった現代的で市民的なテーマを政治活動、議員活動の中心にすえてきたのは他の政治家に見られないところです。

 江田五月さんも、こうした新しい政治の動きにはずみを与えるべきだとして、新・民主党への参加を表明されました。私自身も、政治の改革は中央だけのものでは決してなく、地方こそ本格的に取り組まなければならないと感じています。あわせて、市民的テーマをもっと政治に持ち込みたいので、何らかの形で新しい政治の流れに参加していく決意です。

98/04/05 市議会議員 羽場頼三郎


  中央町の産廃焼却場計画が止まる

 ダイオキシン対策などのために改正された廃棄物処理法の適用を避けようとした業者に対して、県は厳しい姿勢で望む方針を示しました。これは県議会の橘 民義議員の質問で、明らかにされたものです。

 久米郡中央町で、県外の業者が規制の緩い小型産廃焼却場を計画し、法が施行される12月の直前に申請をして工事を開始し、地元から不安の声があがっていました。江田五月事務所に相談があり、ごみのことならと羽場頼三郎市議が2月25日に現地に行って実情を聞きました。

 地元の了解は取れていなく、また、開発許可や農地の転用許可もまだという状況から、県段階での対応が必要と判断して、羽場市議と橘県議の連携プレーとなりました。県は業者に申請を改めてさせることを明らかにした
ことで、結果として厳しい法の適用を受けることになり、事実上計画は中断しました。

  はばたく会の収支報告(9年度)

収入総額        444万5794円
〔内訳〕 会費     167万2000円
   一般寄付      61万3000円
   本人寄付     142万 282円
    購読料      68万    円

支出総額        444万5794円
〔内訳〕人件費     140万4498円
    光熱水費     13万9450円
    備品・消耗品費  33万 860円
    事務所費     92万5967円
    リポート発行費  96万2489円
    宣伝事業費     8万2530円
    借入返済     60万    円
※選管提出ずみです。総会の日程は次号に。

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