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官僚のコントロールができる政治家

菅直人さんを総理大臣にしてみたい 

共同通信社がした世論調査によると、「今、もっとも首相になって欲しい人」のトップに菅 直人(民主党代表)さんがなったそうです(4面参照)。官僚の中の官僚と言われる大蔵省の腐敗や、以前にも増して跋扈(ばっこ)する族議員の横行を見ると、薬害エイズ問題で見せた菅さんの「官僚への政治力行使」は本物です。国民が期待を寄せるのも当然です。

 しかし、新進党の解体で野党第一党になったとはいえ、足場とする民主党の支持率は低迷していますし、野党4党で作った統一会派の「民友連」が期待できないとする回答も52%に及んでいます。単に会派を作っただけでは国民は満足しないのかも知れません。自民党にとってかわる「道筋」を示す必要があると思います。

 その意味では、「オリーブの木構想」は希望を感じさせます。これは、自民党にとってかわろうとするいくつかの政党が、選挙の前に統一首相候補を決めて、それぞれの選挙区で自民党がいいか、統一首相候補にするかという判断を有権者に求めるものです。今は小選挙区制ですから、自民党に対立するグループの政党の候補者が「首相候補の代理人」になるわけです。いってみれば、間接的に首相公選を実施するようなもので、イタリアで成功した実例があります。菅 直人さんなら、「統一首相候補」として「政治を変える」ことを期待できます。そういえば、菅さんの最初に当選したときのスローガンが「政治は変えられる」でした。

 私が東京で菅さんの秘書をしたという縁もありますが、何より同じ「市民の政治」を求める政治家として、今の混迷した日本を建て直してもらうために総理大臣をやってもらいたいと願っています。及ばずながら私も、この岡山で「菅さんを首相にする会」でも作ろうか、と思っています。

98/02/05 市議会議員 羽場頼三郎


参議院選へGO

 1月31日、江田五月会の拡大幹事会が開かれ、選対本部設置が決まりました。本部長に河原昭文(五月会会長/弁護士)さん、事務局長に森本徹磨さんの就任が決まり、羽場頼三郎も副本部長になりました。

 市内の各地の五月会を再結成させることが急がれます。かつては江田が衆議院選挙を2区で準備していた関係から、岡山市の西半分は事実上動きが止まっていますので、新規に作るのと同じぐらいのエネルギーが必要です。羽場も地元の福浜五月会再結成に向けて動きだしました。

 今後は、平福や福島・浦安・芳田など、まずは近隣の五月会を開いていく予定です。


 読者からの手紙

  市議会を誰でも見学できるのでしょうか。欠席をする人が多いと聞きましたが、本当に市政に真剣ならそんなことはないはずだと思います。
                              西之町  A・S

《羽場から》
 市議会は開会中なら誰でも傍聴できます。先着八十人ですが、余程の事がないかぎり一杯にはなりません。もしよければ、私が質問をするときにでも来てくだされば、事務所の者が案内をします。

 また、委員会も傍聴できますが、こちらは2ないし5人と少ないのが問題です。部屋が狭いためです。改装が待たれます。

 欠席をする人が多いかどうかですが、私の感じではそうは思えません。むしろ、途中退席が多いのが問題だと思います。それでも、一応出席の扱いになるからです。誰がそんな行動を取っているかは、傍聴席から見ていただきたいものです。

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