地方・地域の充実こそが日本の構造改革
岡山から変えたい日本と地球
今年の岡山市政の十大ニュースを選べと言われれば、迷わず、「東部クリーン・センターの契約」が一位になるでしょう。全国の県や市町村に先駆けて入札から談合を排除した「最低価格の撤廃」、これによっての「東部クリーン・センターの契約」が一躍注目され、70億円を越える事業費の削減が現実のものになりました。
国も地方も大きな財政赤字に動きが取れなくなり、やっと公共事業の見直しを始めていますが、通常より2割も3割も高いと言われている価格を引き下げることは不可能ではありません。行政、特にトップの決断がいかに大切かということです。この契約を取材に来た、東北地方の新聞記者が「担当者の意気込みが違う、自信とやる気に溢れている」という話をされていました。言外に「いい市長ですね」と言われた気がしました。
国の方では「行政改革」といいながら、単に省庁の数をいじくるだけという、形のみで、肝心の官僚と議員と企業の癒着構造には何のメスも入れられない「腰砕け」の結果となりそうです。特に、地方の権限を大きくして生活に密着した政治を作ることには不熱心なままです。これでは新しい世紀は夢を持って迎えられそうにありません。地球の温暖化防止など地球環境のことを考えるなら、足元である地域を大切にすることです。それを分かっている政治家を中央を送りだすことです。
江田五月は反自民で無所属県民党を名乗り、地域主義の政治のあり方を追求する決意です。「岡山から政治が変わるか、変えられるか」新しい年はこの実験に参加して全力を尽くすつもりです。
97/12/05 市議会議員 羽場頼三郎
○12月はじめ京都の地球温暖化会議に併催されたエコテック97に行ったら、山本コウタロー氏に逢いました。「お互いエコロジカルな主張を掲げて頑張っているな」と言って別れました。来年も地球と市民のために頑張るぞと決意を新たにしました。(羽場 記)
アイドリングストップをしたら
京都の温暖化防止国際会議などで、話題になっているのが、アイドリング・ストップ運動です。走っていないときにはエンジンを切
る、これだけのことで@ガソリンの節約 A排気ガスの発生防止 B二酸化炭素の排出削減 などが実現できます。兵庫県では、そんな内容の条例が出来ているそうですが、岡山市でもできないかと思います。
今、市内のバス会社ではそれを実行しているようですが、マイカーこそ実践したいものです。