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市民派VS利権派の戦いの宮城版

利権の構造を叩きつぶせるか

全国的な意味を持つ今回の知事選挙

 宮城県知事選挙に注目しています。ここでは、現職の浅野史郎知事に、自民党と新進党の保保連合が現職の参議院議員を候補者にしてぶつける構造です。自民党の三塚 博、新進党の小沢一郎が手を組んで、政党の支援を受けない(私に言わせると『市民派の』浅野史郎知事との一騎討ちになっています。

 浅野知事は、ゼネコン汚職で逮捕された前知事の後を受けて、県政の透明化を進めました。情報公開では全国一の評価(市民オンブズマン)を得ています。公共工事にからむ利権を排除しています。こんな知事の存在が煙たい人達が、猛烈な「締めつけ選挙」を行っているそうです。私も、先日、仙台に立ち寄って、友人から話を聞いてきました。岡山の悪夢、汚いかぎりの選挙で市民派が負けてしまった昨年の知事選挙をどうしても思い出します。そんな選挙を許していてはいけない、と強く思いました。  

 新進党は自民党に代わりうる政党として、対立を鮮明にすることでその存在意義があるので、安易に自民党と(しかもその汚い、悪い部分と)くっつけば市民の期待を完全に裏切ることになる。こんな批判も聞かれます。方選挙だから政党の組み合わせはどうでもよいのではなくて、地方選挙だからこそ大事なのです。この知事選挙は一地方の知事がどうなるかではなくて、政治に市民の常識が通じるかどうかの大事な分かれ目です。

 このリポートを読んで下さった方のお力で、浅野さんに勝利を得させたいと思います。宮城県にお知り合いがいらっしゃったら、ぜひご紹介下さい。また、直接声をお掛けくださるなら、もっと効果があるでしょう。

 宮城県知事選挙は9日に告示され、26日に投票日を迎えます。

97/10/05 市議会議員 羽場頼三郎


江田五月は参議院に出るべきかどうか 

 江田五月の去就が注目されています。昨年の選挙で、浪人となった江田五月ですが、そんなことで「市民の政治」をあきらめるわけにはいきません。原点にもどり、国の政治を良くする仕事を続けてもらいたい、こんな市民の期待に応える道を模索しています。

 私も色々と考えていますが、はばたく会の皆さんとも相談して意見をまとめたいと思います。27日午後7時から羽場事務所で拡大幹事会を開きます。ここには幹事以外の方の参加も歓迎です。江田五月本人にも出席を要請しています。

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