出てこい!新人・市民派議員
選挙に挑戦する人材が必要です
500兆円という莫大な借金をかかえた国、全国で最下位の岡山県の財政。特に、県はカラ出張を解明する気も見せず、行政に対する不信や不満はあふれんばかりの状況が続いています。
これに追い打ちをかけているのが選挙の結果です。知事選挙は汚い限りをつくして自民党推薦の候補が勝ち、そのおごりの姿勢が従軍慰安婦の教科書記述を削除しろという決議に現れました。「自民党に対立した候補を応援した岡山市長は土下座しろ」「反対するものは外国に行け、議会は自民党のいいようにやる」といった発言に見られるように、やくざまがいの県議が横行しています。総選挙で「消費税反対」を口にして当選した自民党の議員は、とっくにそれを忘れて単独政権で私腹を肥やしています。政治家に対する失望は無理もありません。
政治家が嫌いだから、政治に興味を持たない。行政を信用できないから、選挙に行かない。汚い選挙をし、勝てばおごり、私腹を肥やす人だけが権力に近づきます。こうなったら日本はお終いです。そうさせないためには、政治の世界に人材が投入されなければなりません。議会にもっと、金や組織に頼らない、しばられない「市民派」が増えなくては。
市民派議員を増やすには、選挙の洗礼が必要です。「出たい」と思っても、本人にとって選挙は大変なプレッシャーです。これを乗り越える方法はあります。菅 直人さんのグループで作った「市民選挙のノウハウ」など、志ある方にはぜひ使ってもらいたいものです。私の知識や経験も加えて、いつでも伝授します。再来年は統一地方選挙ですが、新人がもっと議会に飛び込んでくることを期待します。
97/03/05 市議会議員 羽場頼三郎
岡山市民に不公平ではイケン(広告) 岡山県の来年度予算を見ると、今年度に続いて重度心身障害者、母子家庭、乳児、老人の医療費補助事業を岡山市分だけ2分の1減額したままです。岡山市も市議会も反対している「単県補助金カット」があらたまっていません。
県は、「中核市だから岡山市が主体的に取り組むべきことだ」と言っていますが、なぜそうなのかまるで説明をしていません。他の中核市でこのようなことになっている所は皆無です。それどころか、中核市より権限も多く、財政も豊かな政令市の大阪市や神戸市にも、府や県は同じような制度による補助金を出しています。
また、県は「補助金を受ける権利は県民としてでなく、市町村民にあるのだから責任がない」と言っています。今まで県が福祉優先の行政を進めるため全ての市町村を指導して条例を作らせ、県下一律に医療費公費負担制度を進めてきたことと矛盾します。
税金を集めるときには県民だからといって集めておいて、その使い道である補助金は市民だから出せない、では許せません。県は納得の行く説明をすべきです。それができないなら、岡山市民を不利益に扱うことはただちに止めるべきではないでしょうか。
羽場頼三郎/羽場節子/岩津安圀/横木千恵子/他
〔この広告を出す賛同者を募ります。1口千円です。名前は匿名でもかまいません〕
連絡先 岡山市福浜西町6-20 電話086-265-0651 Fax262-2193
このようなイケン広告を新聞に出したいと思います。スポンサーになってください。この不合理を正すためには、できることはすべてやりたいと思います。まず、このことを真正面からとりあげない新聞に掲載を申し込みます。
電話は(265)0651です。 市議会議員 羽場頼三郎
友人知人の選挙結果
山陽町で3人当選 赤坂町では初の女性議員3月1日に行われた二つの自治体の議員選挙で、友人・知人が健闘し、次のような成績を残しました。
(赤磐郡山陽町(定数18))
斉藤忠志 55 7位当選 677票A
樅野志郎 53 13位当選 559票B
井上稔博 38 14位当選 461票@(赤磐郡赤坂町(定数12))
原田そよ 40 3位当選 315票@
黒沢光男 77 13位次点 171票@市民派として評価の高い斉藤さん、樅野さんは前回より票を減らしながらも、仲間を増やして政治的な発言力を飛躍的に強めました。今後の町政刷新に期待が持てます。
原田そよさんは女性として初めての議員、赤坂町に新風を吹き込みました。市民派町議としての活躍を期待します。黒沢さんは敗れはしましたが、予想を上回る得票で老人パワーを見せつけてくれました。
斉藤さんの「やさしい風」、樅野さんの「もみの木」、原田さんの「そよ風」といった議会報告の新聞がつくられています。地方議会が身近なものになって、さらに新しい人の参加をうながし、政治を良くする動きにつながることでしょう。