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新年の決意
変な圧力に負けない市政を作りたい
つながればパワー

 安宅市長へのいじめは想像以上です。先の議会でも、市長の行動を当然と言っただけで野次が飛び、また、市長批判をことさら強調するような一部のマスコミの記事の扱いなど、理性を欠いた攻撃にさらされています。

この12月県議会で、自民党は「従軍慰安婦の記述を教科書から削除しろ」という陳情を強引に採択し、全国に恥をさらしました。アジアの人達、とりわけ弱い立場の女性に対して、その痛みを感じない日本人に対する失望と非難はさらに強まるでしょう。さらに、これからの男女共生社会を作るために多くの人達が苦労してきた「夫婦の別姓」にも反対しています。知事選においては、江田五月の中傷・個人攻撃を執拗に行い、選挙という県民の選択を汚してしまいました。それに加えて「市長が土下座するまで会ってやるな」と言う自民党に、知事はいいなりになってしまっていいのでしょうか。

わが郷土岡山を「おごり」とか「非常識」が通用する社会にだけはしたくありません。自民党の独善的な態度を改めさせるには、「反自民」という言葉だけでは駄目です。こちらもある程度のパワーを持たなければなりませんが、政党や政治勢力がばらばらのままではどうしようもありません。多少の立場の違いは乗り越える「政治結集」に今年は取り組みます。具体的には、市議会の中で市民勢力をまずひとまとめにしたいと思っています。

単県事業の補助金カットや国体主会場問題など、安宅いじめ=市政いじめを今年も続けさせないように頑張ります。

97/01/05 市議会議員 羽場頼三郎


はばたく会何でも五大ニュース

江田五月の善戦及ばず

例年どおり、はばたく会のなんでも五大ニュースを上げてみました。何といっても江田五月の知事選挙ですが、その後の自民党のおごりはひどいものです。最悪の年でした。皆様の一年はいかがでしたでしょうか。97年こそ良い年にしたいものです。

第一位 江田五月知事選で苦杯

 10月27日に投・開票の行われた岡山県知事選挙に、江田五月が出馬し、はばたく会として全面支援をしました。自民党の汚い選挙にもかかわらず五七一二票差まで詰め寄りましたが、当選を果たせませんでした。

第二位 衆議院選で反自民候補が敗北

10月20日に投・開票の行われた衆議院の総選挙で、はばたく会が推薦した日笠勝之(岡山1区)と中桐伸五(岡山2区)は選挙区でいずれも落選。比例区で中桐伸五が当選しました。

第三位 江田光子会長死去

 はばたく会(羽場頼三郎後援会)の会長として、羽場の政治活動を支えてきた江田光子さんが亡くなられました。80歳でした。三月の定例幹事会まではお元気な姿を事務所に見せられておられたのに、残念です。ご冥福を祈ります。

第四位 びんと缶の回収が終わる

市内の全域が五種分別になりましたので、軽トラックで回っていた「リサイクル活動」については区切りをつけました。七年間で約一四〇dのびん・缶・紙パックなどの資源を回収しました。

第五位 市民リポートが第三種に

 82号を数える市民リポートですが、やっと念願の第三種郵便に指定され、低額の郵送料でお届けできることになりました。


 読者の声

 先の県知事選挙は正に自民党のなりふりかまわぬ総力を挙げての圧力と、時の総理の権力に蹂躪されたすさまじい選挙でした。又しても非民主的な長野体制の餌食にされてしまいました。私たち江田五月さんを応援した多くの県民の怒りは到底消えること無く、いつまでも長く燻り続けることでしょう。

 それにつけても一部県民の良識の無さ、低い次元の人々の何と多いことでしょう。まだまだ真の民主主義の育つ日は遠いようです。悲しさと悔しさで一杯です。ましてや江田さんの胸中はいかばかりかでございましょう。何ともお慰めする言葉も見つかりません。

 どうか健康には充分ご留意をたまわり、県民のため、国家のため、これからもお心を砕いて下さい。一岡山市民としてこれからもなお一層江田さんを支えていく所存です。
          大安寺中町   M

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