2008年1月 196号 | 羽場頼三郎 |
岡山は住民自治の政令市を求める | 木原美知子をしのぶ会が開かれ参加しました |
江田五月事務所の幹事長になりました | 次の議会は2月22日から |
新年のご挨拶 | 行政区画の編成及び区役所の位置 |
岡山は住民自治の政令市を求める岡山市が政令市になるための手続きが、一歩進みました。十一 月定例本会議の最終日に「政令市指定の要望書」を決議して、県議会の決議を待ち、最終的に国の判断を待つことになっています。
ここにいたるまでには、さまざまなドラマがありました。区割りの方向についても、ぎりぎりまで決まりませんでした。市が3区割りにこだわり、議会の中でも公明党が最後まで3区を主張し続けました。4区案、つまり旭川から東の地区を二分する案が以前から強かったのを軽くみていたことも混乱に拍車をかけたといえます。さらに、市長が職員三年間採用凍結にこだわったため、せっかくの決議が全会一致になりませんでした。残念です。県議会や国の判断に、悪い影響を与えなければいいのですが。
われわれ市民ネットは「政令市は市民のために」という基本原則を大切にしました。本来、福祉区ごとの6区が望ましいと主張してきたので、少なくとも東地区においてはこれが実現したことは評価しています。しかし、政令市は区割りだけで判断できるものではありません。(1)区役所の位置と設置時期を明確にすること。(2)支所の適正配置をすること。(3)人員・財政の見通しを明らかにすること。以上の三条件を満たされるなら、市民の負託に応えられると判断して、当局の回答を待ちました。最終日の市長の新提案と総務委員会での当局答弁でこれらがほぼ満たされ、意見書採択に賛成の決断をしました。
市民の立場に立つこと、市民の意見が反映されること、それは政令市になっても変わらないし、変えてはいけない岡山市の行政の根本だとあらためて思っています。2008年1月18日 岡山市議会議員 羽場頼三郎
羽場頼三郎が江田五月事務所の幹事長と
民主党岡山県連の幹事長代行になりました江田五月さんが参議院の議長になって、私にも変化がありました。江田五月事務所の幹事長と民主党県連の幹事長代行になったことです。議長を間接的に支え、さらに地元での代役を果たす役割が回ってきた以上、逃げるわけには行きません。
五月会(江田五月グループ)はこれまで、岡山から政治を変えたいと、江田三郎さん以来の支持者を含め、政治的勢力として根を張って来ました。しかし、一部が老齢化しているのは事実ですし、育てなければならない若手がまだたくさんいます。国政のみならず、地方の政治に新しい風を吹きこまなければなりません。そのためには、人材の発掘と組織の活性化が迫られています。
民主党についても、同じことが言えます。県内の国会議員は4人になったものの、県議会、市町村議会の中では圧倒的少数派です。地方の充実こそ自治、分権、公開、参加を掲げてきた社市連、社民連の路線を引き継いだ民主党の大きな課題です。参議院選挙や比例選挙、一部の衆議院選挙では自民党と肩を並べる得票を取る事があっても地方選挙の結果を見ると情けない限りです。ここを変えることができなければ、いつまで経っても社会の構造改革はできません。
幸いだったのは、議会の役職だった副議長の任期が終り、仕事的にゆとりがありました。政治に志を立て30年です。やっと、政権交代の流れが見えてきました。気力、体力に自信があるときにその歩みを進めなければなと覚悟を決めました。
謹賀新年
2008年、平成二十年の年が明けました。今年も宜しくお願いします。
昨年の参議院選挙の結果、政権交代が現実のものになりそうです。岡山の民主党では、2区の現職津村啓介、4区の現職柚木道義、5区の新人花咲宏基に加えて、1区に新人高井たかしを立てるべく、総選挙の準備を進めています。はばたく会はもちろん民主党そのものではありませんが、羽場頼三郎と同じ志を持ち、羽場頼三郎の後輩としてその理想を引き継ぐ人であれば、それぞれ推薦をし、応援をすることにしています。
会員の皆様のご理解とご支援をお願いします。
木原美知子をしのぶ会が開かれ参加しました
十二月三日、木原美知子をしのぶ会が岡山シンフォニーホールで行なわれました。南方小学校の同級生だった彼女は十月十八日、五十九歳で亡くなり、郷里でのお別れ会となり
ました。
男っぽい背の高い眼の大きな女の子という印象がありました。有名になっても、昔と変らない態度と言葉で話をしていました。数年前、市のプールの落成と初泳ぎのため彼女が招待された式典で会ったときも、来賓として出席していた私にあの声で「あんた、醜い中年になったらおえんよ」と声をかけてきました。そのときの水着姿が忘れられません。
均整の取れたいい体で、健康そのものという感じでした。私もその言葉が気になって、しばらくプールに通いました。しかし、その彼女の方がメタボ気味の私より先に逝くなんて、考えられませんでした。ご冥福をお祈りします。
次の議会は2月22日から
市議会は1年に4回、定例会が開かれます。2月、6月、9月、11月ですが、特に2月議会のことを予算議会という言い方をします。次年度の予算がこの議会にかけられるからです。代表質問が行われますが、やはり予算という市にとって大切な議案を審議するためと思われます。
2月17日 18日 19日 22日 29日 |
会派代表者会議 議会運営委員会 常任委員会 本会議(1)議案-提案理由の説明 本会議(2)代表質問 |
3月 3日 4日 5日 6日 7日 10日 11日 12日 13日 14日 19日 21日 |
本会議(3)代表質問-市民ネット 本会議(4)代表質問 本会議(5)個人質問 本会議(6)個人質問 本会議(7)個人質問 本会議(8)個人質問 本会議(9)個人質問 個人質問予備日 常任委員会 常任委員会 議会運営委員会 本会議(最終日) |
行政区画の編成及び区役所の位置
区名(仮) 区域 区役所の位置 A区 岡山中央、京山、岡北、石井、桑田、岡輝、御南、中山、香和、高松、吉備、足守、御津、建部の各中学校通学区域 岡山市大供一丁目1番1号(市庁舎、保健福祉会館又は分庁舎の一部) B−1区 東山、操山、操南、富山、竜操、高島の各中学校通学区域 岡山市浜三丁目7番15号(RSKメディアコム)※ B−2区 旭東、上南、西大寺、山南、上道、瀬戸の各中学校通学区域 岡山市西大寺上二丁目7番31号(西大寺支所) C区 福浜、福南、芳泉、芳田、光南台、妹尾、福田、興除、藤田、灘崎の各中学校通学区域 総合支所の所管区域(福祉区)におけるW区(南)内。移行時に間に合わない場合は灘崎支所を暫定で活用 ※ RSKメディアコムは民間施設ですので、契約などが必要ですが、一応のめどはあるそうです。
2008年1月 196号 | 市民リポート |