2004年9月

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注目の倉敷県議補選では

私は『片山みか』を応援したい


参議院選挙後の大きな選挙が、10月24日投票の県知事選挙です。現職と共産党の候補の一騎討ちとなりそうですが、県民の関心は高まりそうにありません。でも、倉敷市(早島も含む)で行われる県議補選の方は、大いに盛り上がる可能性が出てきました。

これまでは、保守系市議の二人が出馬するといわれていました。ここで民主党系の候補が出るのと出ないかとでは、大違いです。市民に選択権を与えるのも政党の役割の一つです。市長選挙の公開討論会を企画するなど、市民運動の経験がある女性の片山みかさんは、民主党が応援するに持ってこいの市民派の候補です。倉敷市は保守的と言われますが、その保守的風土も崩れつつあります。一つの現れが、先の参議院選挙での江田五月の勝利です。衆議院選挙での柚木道義や、四月の市議補選での民主党の時尾君の善戦もそれを裏付けています。

中央政界では、日歯連の一億円の闇献金が大問題となっています。震源地がまさにこの倉敷です。元首相は検察の事情聴取を受けていて、記憶にないと言われているようですが、政治責任は免れません。自民党の金権体質が、変わっていないことの証明にもなりました。これを変えるのは、市民パワーしかありません。組織や金権と縁のない、市民派の政治家をつくることで政治を変えるのが、回り道のようですが確実な方法です。でも、選挙は候補者がいないと成り立ちません。まさに、今回の倉敷県議補選は市民派の候補が立つことによって政治浄化が可能になりました。

県は乳幼児の医療費などの補助金を、岡山と倉敷の両市だけ不当に削減していますが、これを改めさせる主張を持つ議員が新たに誕生すれば、県政改革が進むことになるでしょう。

2004/09/18  岡山市議会議員 羽場頼三郎


倉敷の県議補選に市民派候補

10月24日投票で、県議の補選(倉敷市)が行われます。保守系二名の争いと見られていましたが、民主党の支援で「片山みか」さん36歳が立候補を表明しました。

片山さんは三重県生まれ。立命館大学を卒業後企業につとめ、結婚して倉敷に住居を構えました。現在は二児の母親。街づくりの市民グループに参加するなど活発に活動、最近では「倉敷市長選挙での公開討論会」を主催して注目をされました。

後援会長には江田五月がなり、姫井由美子県議や柚木道義、羽場頼三郎など民主党のメンバーが全面的に応援する体制です。


2004/09

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