2004年6月

ホームリポート目次前号次号


黒を白にしないために
選挙や政治に積極的に参加しよう

投票するから「有権」者なのだ

まもなく、参議院議員の選挙が始まります。国政選挙にもかかわらず、投票率が極端に悪いのではないかという観測が流れています。年金制度の改正をめぐる国会審議を見て、国民が嫌気をさしていると言われるからです。

国民の政治離れが、政治を一層悪くすることば間違いありません。政治を見放せば、そのツケは国民に回ってきます。国民の目が届かないところで、政治を自己の利権に使う傾向はさらに強くなるでしょう。政治を利用したい人がせっせと投票に行って、自分にとって都合の良い候補者に投票するでしょうから。

では、参議院議員選挙の大きな争点は何でしょうか。一つは、年金であることに間違いないでしょう。制度の見直しではなくて、やり直しをしなければ国民は納得しないのではないでしょうか。私も納得でさません。

もう一つは、イラクへの自衛隊派遣の是非です。国を守るはずの自衛隊が海外に出ていくことは、危険です。スペインのように、選挙で政権が代われば派遺した軍の撤退もありえます。日本も自民党が負ければ、自衛隊の派遣が間違いだったことになります。逆もまた真なりで、自民党が勝てば黒も白ということになってしまいます。

もう一つ忘れてはならないのが、地方改革です。国の財政難を地方に押しつけるやり方が、そのまま通ることになります。中央官僚の都合でものごとを進めるやり方は、地方だけでなく日本全体をダメにしたではないですか。

この国の将来を決める一票を、お互い有効に使いましょう。

2004/06/22  岡山市議会議員 羽場頼三郎


江田五月さんを推薦
はばたく会・羽場頼三郎後援会は、7月11日に行われる参議院議員選挙で、立候補予定の江田五月さんを推薦することに決定しました。

〔経歴〕1941年江田三郎・光子の長男として生まれる。弘西小・旭中・朝日高校・東京大学卒業 裁判官の後、参議院議員、衆議院議員に当選。社民連代表・国務大臣など歴任。現在、民主党副代表・民主党岡山県連代表


2004/06

ホームリポート目次前号次号