2003/11

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40増えても「敗けは敗け」 岡山で勝たなきゃ政権交代はない

総選挙の結果が出ました。民主党も40議席を増やしましたが、自民党・公明党で過半数になり、政権獲得は出来ませんでした。

中国地方でも、選挙区で1から2、比例区で2から4となり、6議席と倍増しました。しかし、岡山県では選挙区は今回も5議席全てが自民党に奪われ、比例の当選は2区の津村啓介だけでした。

投票率が落ちた1区の菅源太郎は前回の民主党候補より約3800票を増やし、自民党は逆に3000票減らしています。次に十分期待を持てる結果です。

2区では自民の熊代が6800票を滅らし、津村啓介は前回の民主党候補より1万9000票増やしたものの、目標の8万票には達することができませんでした。次回では必ず選挙区での勝利をしなければなりません。

政党に投票する比例では、自民党と民主党はほぼ互角です。特に岡山市では、民主党の票が自民党をかなり上回っています。

岡山市の投票率は1区では54%(前回は58%)、2区では59%(前回は62%)にまで落ち込み、市民の政治離れに歯止めを掛けることができませんでした。

県内のすべての選挙区では、民主党の若手候補の健闘が目立ちました。選挙の直前に公認された3区の中村徹夫が約5万票、4区の柚木道義が7万に近づき、5区のはたともこはほぼ7万票。比例では次点、当選まであと一歩です。

菅源太郎の一言
「はばたく会の皆様には大変お世話になりましたが、力及ばす残念な結果となりました。しかし、皆様にいただいた暖かい応援を支えとして、次期に向けて精進を重ねたいと思います。近く新しい事務所も決まります。引き続きご指導下さい。」


岡山県開票結果
1 区 55.31% 2 区 58.97% 3 区 64.05%
逢沢 一郎(自) 102,318  熊代 昭彦(自)  78,643  平沼 赳夫(自) 125,949
菅 源太郎(民) 63,463  津村 啓介(民)  69,190  中村 徹夫(民) 48,010
植本 完治(共) 11,951  尾崎 宏子(共) 14,357  美見 芳明(共) 13,276
民主比例 63,731  民主比例 59,261  民主比例 55,760

4 区 54.33% 5 区 63.92% 県計 59.05%
橋本龍太郎(自) 104,653  村田 吉隆(自) 104,052 自民比例 334,790
柚木 道義(民) 66,199  秦 知子(民) 69,908 民主比例 305,494
東 毅(共) 14,367  木阪 清(共) 8,482 公明比例 170,807
民主比例 66,876  民主比例 59,866 共産比例 60,534

社民比例 30,283

第43回衆議院選挙結果(岡山県)
小選挙区
   (投票率) 民主党 自民党 公明党 共産党 社民党 選挙区計
1区(55.31%) 63,463 102,318 11,951 177,732
2区(58.97%) 69,190 78,643 14,357 162,190
3区(64.05%) 48,010 125,949 13,276 187,235
4区(55.33%) 66,199 104,653 14,367 185,219
5区(63.92%) 69,908 104,052 8,482 182,442
全県計 316,770 515,615 62,433 894,818
得票率 35.4% 57.6% 7.0% 100.0%
 
比例区
  民主党 自民党 公明党 共産党 社民党 選挙区計
 岡山1区 63,731 63,622 35,100 12,111 6,409 180,973
   2区 59,261 53,984 32,045 14,110 5,294 164,694
   3区 55,760 75,471 36,986 11,928 7,034 187,179
   4区 66,876 63,406 39,420 12,239 5,795 187,736
   5区 59,866 78,307 27,256 10,146 5,748 181,323
全県計 305,494 334,790 170,807 60534 30280 901905
得票率 33.9% 37.1% 18.9% 6.7% 3.4% 100.0%

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