2003/06/25

ホームリポート前号次号


地方自治の確立に向けて 税源を地方に移すことを急げ
 国や県にもっと文句を言おう

三位一体、という言葉がよく聞かれます。歴史で習ったキリスト教のことではなくて、地方分権、地方改革の時に持ち出される言葉のようです。

税源委譲と補助金削減と交付税削減を、同時にやることを指していますが、特に税源の委譲を後からやるべきではないという意味が込められています。中央政府(国)が財政的に行き詰まっているので、地方に配分するお金を減らそうという動きから、これが問題となっています。本来ならば、地方の自治権を拡大するために、その活動のためのお金(税金)を自分で調達する権利(難しく言えば『課税権』)は地方に与えられているのが当たり前です。しかし、現実には、地方には地方で使うお金をまかなう課税権を認めて来ませんでした。

行政はその財源である「税金」によって具体化するものなのに、そうではないことが問題です。これを改革しようということで、地方分権が推進されているはずなのです。ところが、国が言う「地方分権の推進」とは、地方に提供する税金を減らすことが優先されています。とんでもありません。私に言わせれば、税源をまず地方に移し、地方が体力を備えてから、補助金や交付税を減らすのが筋です。これを逆に行おうというのが今の国の方針なら、地方は中央に向かってはっきり「ノー」と言うべきです。

岡山県も自分の財政難を理由に、不当に岡山市に負担を求めています。これを黙っているわけには行きません。国に「三位一体」の意見書を出すことと同時に、県にも不公平の是正の申し入れを行うことを議会運営委員会で決めました。

2003/06/25  岡山市議会議員 羽場頼三郎


会葬御礼
 十七日に他界致しました故羽場頼通の葬儀・告別式には、ご会葬を賜りまして真にありがとうございました。
 当日は何かと取り紛れて失礼があったかと思いますが、ご容赦いただきますようにお願いいたします。
   平成十五年六月十九日

喪 主  羽場 真弓
親族代表 羽場頼三郎


2003/06/25

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