2002/06/05 |
議会のチェック機能と定数
非常識な成功報酬を止めなければ1900万円の給料に加えて8300万円
5月23日に臨時議会が開かれ、私が先月号でめったに出ないといった議員発議がまた提出される寸前まで行きました。
自治法の改正により、議員の定数を条例で決めることになったので、あらためて岡山市議会の定数を52人とする条例案が議員提案で出されました。それに対して、岡山市民の会(保守系)から定数を50人とする案が提案される動さがありました。しかし、その一人が「議会運営委員会で、52人という結論を出しているのだから、いまさら別の案を出すべきではない」と提案者から降りて、出すことができませんでした。別の会派の一人が加わる事になりかけましたが、最終的にはその人も加わらず、幻の条例提案になりました。
前回の修正案提出とは大いに違いました。私達が出した修正案は、病院事業管理者に高額すぎる8300万円ものボーナスを出す内容と、「条例を平成12年から適用する」とする非常識なものに対抗したもので、当局の間違いをただすのが目的でした。問題ある条例を簡単に通してしまうようでは、議会の存在意義が疑われてしまいます。先月号での河村議員のように「行政のチェックができない議員なんか減らしてもいい」という意見が出てきて当然かもしれません。それからすると定数削滅にも理由が出てきます。ただ、今回の提案者はすべて「8300万円条例」に賛成している方ばかりなので…。
決算見込みによると、来年の市立病院の管理者のボーナスも7000万円を越す見通しです。ここで間違ってはいけないのは、「単年度の赤字が滅った」だけで「黒字になった」わけでもなく、累積赤字が無くなったわけでもありません。それなのに、「巨額な成功報酬」を出すのは市民の常識から外れています。2002/06/05 岡山市議会議員 羽場頼三郎
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