2001/11/05

ホームリポート前号次号


中村医師の要請に応えて アフガン難民を救おう
困窮している人々を救うことが真のテロ対策につながる

アフガニスタンへの爆撃が激しさを増す中、現地で難民救済活動を続ける中村哲医師が帰国して国会証言やテレビ出演、講演をしました。中村さんは無差別テロを強く否定するとともに、アフガン、パキスタンの人々の切迫した状況と日本からの支援を求められました。

一七年前に単なる旅行者として現地を訪れ、余りに多くの人々が苦しんでいる状況から現地を離れられなくなり、ついに現在にいたるまで医療や井戸を掘る活動など、生命を守ることを続けてこられました。アフガン国境に近いペシャワールに活動拠点を置いて病浣を作り、診療所も五ヵ所、井戸を六百本近く掘っています。この冬を乗り切ることが出来そうにない何十万、場合によっては百万を越える人々に食料などの生活物資を緊急に配付しています。二千円で十人の家族が一ヵ月命を永らえることができるそうですから、カンパの持つ意味は大きいものがあります。

命の危機に瀕している人を救えないかと、私たちは緊急募金活動を始めました。とりあえず民主党岡山第一支部が窓口になりました。集まったお金は一円残らず「中村哲医師」に届けられます。一一月の一日からキャンペーンを続けています。私のところにも直接カンパを届けてきて下さった方も数多くいらっしやいます。このの種のカンパは実際に現地の方に届かないという話をよく聞かれますが、直接に中村さんに手渡すことで、間違いをなくしたいと思います。

 「暴力が暴力を生むというのは歴史の鉄則。日本は軍事的にも経済的にも支援するべきでない」アメリカの攻撃と日本の関係についての中村医師の証言です。私も同感です。

2001/11/05  岡山市議会議員 羽場頼三郎


■候補者になって下さい

今、政治の世界は人材不足です。特に生活に関わり合いの多い地方議会も同じです。岡山市はまだ定員に不足するということはありませんが、無投票になるところは多いようです。民主党が政権を取るにも地方議員が少なすぎる現状では、現実味が有りません。そこで、私が提唱して、民主党に「候補者発掘プロジェクト」をつくりました。

世間に有能な人材は、履いて捨てるほどいるはずです。しかし、政治は金が掛かるとか、政治は特殊な人がするものだとかの声に現れているように、政治家は人気がありません。

世のなかを少しでも良くしようとする仕事に魅力がなくて、政治が良くなるはずがありません。意欲と能力のある人を発掘して、選挙も含めて後押しをする。これが民主党の明日と新しい日本をつくります。

自薦・他薦を問いません。市議会の候補が増えたら困る、なんて小さなことは申しません。手を上げてくださる方は、どうかご連格ください。

羽場頼三郎


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