2001/07/05

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トップに市民の声をぶつけよう


 沖縄駐留米軍の暴行事件が、またまた発生しました。身柄引き渡しなどの地位協定の見直しが急務となっているにもかかわらず、小泉総理が消極的なのはどうしたことでしょう。アメリカの都合だけで、ものごとを考えるとそうなります。被害者は日本国民なんですよ。小泉さんしっかりしてください。

 三重県は、北川知事の強い指導力で「産廃税」を作ろうとしています.すでに議会は決めていますので、国の同意を待つぱかり。環境を本気で守ろうとすれば税金を取るしかない、と言われています。また、費用もかかるのだから当然です。これだけにとどまらず、地方分権時代のトップを走る三重県知事、これからも頑張ってください。

 旭川荘問題で揺れている岡山市。市長から言いだしたのか、担当者から進言したのか。いずれにしても、「市長の後援会長が理事をしている民間団体に、13億円かけて造られた市の土地を無償で貸し付ける」という発想はいただけません。この経過を明らかにしないと、市民の行政に対する信頼は著しく低下します。同時に、職員の士気も下がる一方となるでしょう。岡山市長は大いに反省してください。

 行政の長には、強い権限が与えられており、人を得たなら「市民のための政治」が前へと進みます。逆なら、後退しかありません。人気があるから、良い政策を実行できるとは限りません。そこのところを良く考えて政治をやって貰いたいものです。また、そのチェック役が議会です。国会に誰を送るか。小泉人気だけで議員を選んでは失敗します。生活の実感がある人、これを選びたいものです。官僚体質そのままで、弱い人を平気で切り捨てる人はごめんこうむります。

2001/07/05  岡山市議会議員 羽場頼三郎


■高齢者・障害者世帯のごみの戸別収集ができないものか

 高齢化社会が現実のものとなりつつある岡山市でも、ごみの収集の方法を見直すことが必要ではないかと思われます。というのが、年をとって体が不自由になると、すぐ近くのごみステーションに持っていくのも難しくなります。身体に障害を持つ方も事情は同じです。こうした場合、各戸の玄関までごみを収集に伺うのは必要なサービスです。

 岡山市は、粗大ゴミについてはすでに戸別収集をしていますが、同じような方法をとることで実施は可能です。もちろん費用がかかることですが、量に従っての有料制もやむをえないでしょう。経済的に困っている世帯には福祉的な減免を考えれば良いと思います。

 東京では、練馬、杉並、文京、板橋、世田谷などで実施、または検討中だそうです。

 なお、世田谷区では、ごみの戸別収集と同時に独り暮らしのお年寄りの安否確認をしているそうです。


2001/07/05

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