2000/12/05

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岡南環境センターの継続使用には反対です

11月議会の初日に、市長は所信表明で「岡山市豊成の焼却場『岡南環境センター』を存続して使う」方針を明らかにしました。これを聞いて怒っています。すでに建設以来22年を経過して老朽化している上、ダイオキシン対策がされていない炉は1日も早く停止してもらいたい。このような地元住民の願いを無視したからです。

市は併設している温水プールの熱源として焼却炉を修理して使いたいというのですが、冗談じゃありません。本末転倒とはこれのこと。プールのために焼却炉があるのですか。違います。ここのプールは余熱を利用した住民のための還元施設です。

また「岡南」を停止することを前提に、西大寺に東部クリーンセンター(新焼却場)を建致しています。ここは当初の計画では日量600tの処理を予定していました。しかし、ごみ減量を進めることを計算に入れてあえて450tに縮小したのではなかったのか。ここに来て「ごみは増えますから」という当局の説明は、明らかな矛盾です。私に言わせれば「資源循環型社会の構築」というこれまでの路線の放棄です。

ごみは、リデュース・リユース・リサイクルの3Rで減らす。この大方針を変えてはいけません。施役で処理できますから、ごみをどんどん持ってきてください。こんなことを行政が言いだしたらおしまいです。市民の協力がないからごみとは増えるものだ。こんな話はリサイクルの発想のない時代のいいわけです。

岡南環境センターの存続には、賛成をする理由は全くありません。

2000/12/05  岡山市議会議員 羽場頼三郎


この地名が読める?

広い市域の岡山ですが、その地名が意外と難しいのはご存じでしょうか。この地名がすべて読める方は少ないのでは。

(禾偏) かつての龍之口城主樶所元常にちなんだ由緒ある地名です。でも、この漢字はちょっとありませ。樶と良く似ていますが、禾偏です。「さい」と読みます。樶東町(さいひがしまち)という地名もあります。
新保 しんぼ・しんぽ・しんぼうの何れみ方もされますが、市では「しんぼう」と読んでいます。
今保 これも、いまほ・いまぼ・いまぼうと読めますが、市では「いまぼう」という扱いをしています。
神下 こうのした・こうじたとも読みますが、市では「こうした」としています。
金山寺 かなやまでら・きんざんじと読む人がいますが、「かなやまじ」と市では読んでいます。
湯迫 これは「ゆば」と読みます。知らなければ読めませんね。

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