2000/03/05

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新産業ゾーンに福祉の旭川荘を誘致?

有力な後援者と市長との関係について考える

 ある市のことですが、選挙の直後に「市の将来のためには敢えて今進めざるをえない」といって」JR線高架化の事業を進め、強力な支持者を失った市長がいました。大切な友人であり、選挙を必死で応援してくれた方でしたが、高架化に伴う土地区画整理を地元で反対しておられたのが大きな原因と思われました。

 さて山陽新聞の江草記者の記事によれば、本会議の質問戦で市の将来像を示す重要な施策が次々に打ち出されているそうです。「新産業ゾーン(西大寺の豊地区)に総合医療福祉施設・旭川荘の誘致」もその一つですが、ここにはファーマーズマーケットの予定地があり、その計画はすでに事実上断念をされていて、その場所に何ができるのか注目されていました。旭川荘といえばその理事長は福祉事業では有名な江草先生(偶然ながら記者の実父)です。以前から私も尊敬していた方ですが、昨年の市長選挙の際には萩原候補を支える「わらの会」の会長としても有名な方です。この土地は約一億六千万を掛けて開発し、無償で提供するわけですから、現市長は実に太っ腹です。この他、選挙で世話になった企業のために、其企業が作ったビルのテナントを市の施設として3億円余で買い上げた、近くの別の企業が処分に困っていた土地と建物(入札抜きで売主が劇場に改築工事をした)を4億円余で買い取ったとする憶測話も耳に入ってきます。

 「選挙をしてくれた方には必ず恩返しをします。国の資金を導入してあげますよ。調査で難しいことを言われたら手心を加えますよ」といったようなことを金融関係者に約束した金融再生委員長がいましたが、この方と今の市長とがダブってみえたのは私だけだったでしょうか。

2000/03/05 岡山市議会議員 羽場頼三郎


市政も国政も市民の手で大改革を《羽場報告》

はばたく会の厳しい台所事情は続く

 二月二六日、春日町の勤労者福祉会館で「はばたく会」の第10回の総会が開かれました。佐藤演甫新会長の挨拶に続いて議会報告に立った羽場頼三郎は、市議会議員として、今の市長になって弱者への配慮が足りなくなった市政をきぴしくチェックすることを表明し、会員の皆さんの理解と協力を求めました。

 また、政界の動きにもふれて「自・自・公」が多数の横暴に走るなら、それを阻止するためにも衆議院の解散・総選挙を真正面から受けて立つ必要があることを訴えました。 羽場顆三郎とはばたく会は、弱者の視点で法と正義の実現に奮闘してきた弁護士の河田英正さん(一区)、江田五月と羽場の一番苦しいときに泥を被った中桐伸五さん(2区)は選挙区が羽場と重なることもあり、全力で応援すること、三区の樽井さんと四区の熊谷さんについても可能な援助は措しまないことを確認しています。各区内の知人紹介などのご支援をお願いをしています。

 活動報告・決算報告・12年予算・活動計画が承認され、引き続いて懇親会が開かれました。

 決算報告でお分かりのように、このリポートが会の活動の大きな部分を占めていると同時に経費もかかっています。そこで、事務局では次のような点を会員の皆様に提案しています。

 まずは、会員、リポート会員の拡大です。定期的に発送するためには、郵送料がかかりますが、実費だけでも確保したいというのがささやかながらの思いです。
 具体的には、今年中にに二百人の会員増が目標です。

 次に、リポートの手配りです。広い範囲ではなくても、知り合いやご近所にすこしづつ配ることで理解者が増えてきます。印刷費は余りかからないので、宣伝としては効果が期待できます。
 目標は三十人です。


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