羽場頼三郎 活動日誌 2009年9月 |
9月18日〔金〕 下水道判決
下水道裁判の2審の判決が出た。市の敗訴、すなわち元市長以下の責任を認めたものだが、おかしいと思う。これは、市が国に対して下水道事業の補助金申請にあたり、普及率をごまかしたとして20億円の返還と21億円の(追徴の)加算金を取られたことが、これまでの市の最高幹部に責任があると請求されたもの。市の責任者、市長が当時それを知らなかったことは、私が現場にいたので知っているし、下水道局長はすべて国からの出向なのだから、国が騙されたというのは間違いである。国が知っていたのに、後から追徴金を取ることは不当だ。そもそも、これは当時の萩原市長が議会に相談もなく、勝手に支払った追徴金だと思っている。事情を調査することもなく、支払ったことには黒い意図が感じられる。すなわち、前市長である安宅敬祐に責任を負わせ、次回の選挙に出れなくしてやろうと、思ったのではないか。それが、国からの出向の下水道局長や財政局長まで責任が及ぶことを考えなかったとことも、この推測を裏付ける。判決では、市長は故意や重過失がなくても「過失」があれば責任が問われるとする。しかし、誰も自分の後任が邪悪な者ではないという保障がないわけだから、市長を引き受ける人がいなくなる恐れがあるともいえる。私から見るとよほど現実とはほど遠い判決だ。逆に萩原氏には責任がないという結論も疑問で、悪いやつが守られる裁判の結果に疑問を感じた。
9月14日〔月〕 朝立ち 市民ネット
朝7時過ぎには西口に。手順が悪くて少し遅れたが、車は45分には到着。それ以前はハンドマイクで近藤さんがやっていた。他には高原県議。政権交代を果たした報告と今後の活動に対して、考え方をお示しした。
昼は定例の市民ネットのクラブ会合。明後日からはじまる9月議会に対して、議論。総務委員会が注視されるだろう。
9月13日〔日〕 総社市議選 長いお休みについて
総選挙で政権交代後、初めての市長選挙が終わったが、どうなるか分らない。
総社では市議選が始まり、関係各候補のところへお伺いした。少数激戦とのこと。それぞれ頑張ってもらいたい。
とにかく長い選挙だった。総選挙に引き続いて、市長選挙があり、昨日終った。1区は比例当選ということもあり、手放しでは喜べないが、それでも全体として政権交代という嬉しい事態だ。ただ、まだ実感が湧かないのは「選挙ボケ」しているからだろう。日常の感覚に戻るには少しかかるかも知れない。市長選挙も結果は分らないが、私の基本姿勢が変わることはないだろう。
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