羽場頼三郎 活動日誌 2004年6月 |
6月30日(水) 農業再生
民主党の農業再生プロジェクトの委員長は前代表の菅直人だ。民主党がいかに農業の再生に力を入れているかがよく分かる。先だっても、演説会で元農水省の官僚(で現在は衆議院議員)が、自民党の農政ではまるでだめ、それが分かったから自分は農水省を飛び出した。という話をしていた。我が意を得たりと思う。
農業が国の基本と言う言葉を自民党が忘れて久しい。本気で農業を建て直す気概を持つ民主党には未来がある。
6月29日(火) 元総理
羽田元総理が7月1日にこられるそうだ。この方は省エネルックが身についている人で、好きなタイプの政治家だ。なにより誠実だ。今の日本には誠実な事を、あたかも良くない事のようにいう風潮がある。特に、政治家のトップに。「人生いろいろ」なんて言葉は、少なくとも国会の議論の答弁で出てくる言葉ではない。
真面目さを忘れた国家には明日は見えて来ない。
6月28日(月) シンフォニーホール
7月3日にシンフォニーホールで決起大会が開かれる。岡田代表が、代表となって初めて岡山に来られる。参加無料。午後7時から。先着2,001人まで。
6月27日(日) どしゃぶりとスポット
今日で確か三日目のどしゃぶり。昨日の夜は雨も止んでいたのに、と思っていたら朝からはげしい雨。選挙が雨にたたられると言うが、雨にも負けず、ともいう。雨は平等に降っているので、文句は言えない。でも、晴れて欲しい。でないとせっかく演説をしても聞いてくれない。
その演説のことを、よくスポットと言う。「スポット演説」の略だと思うが、立ち止まって数分間演説をする。これを日に何十回と繰り返すというのが、選挙というもの。私の場合も50ヶ所平均は行う。しかし、岡山県全体が選挙区では、たとえ17日間とは言え、その回数はおのずと少なくなってしまう。雨はそのスポットを出来なくするか、または効果を少なくするかしてしまうのだから、本当に困る。
6月26日(土) 旧友
さて、選挙ともなると人との出会いが多くなる。今日も20年来の友人にお会いした。選挙の応援で来てくれた、シバチャンだ。実に懐かしい人で、賢明で明るく、活動をともにして楽しく成る人だ。再会をすることが出来たのも、選挙のおかげ。
6月25日(金) 新見 勝山
新見と勝山で個人演説会。母が「やっぱり比較しなけりゃねえ」。つまり昔のように各候補が一同に会する立会演説会が良いと言う事だ。この意見に大賛成。でも、比較されると不利になると思っている自民党の反対で改正されない。確か自民党からの注文でこれが無くなったそうだ。
6月24日(木) 選挙スタート ウィルス
選挙が始まった。我が事務員は電話でてんてこ舞いをしている。どんな電話にもめげずに対応してくれるのがありがたい。こちらからの電話の書け方が悪いと文句が来たが、電話を掛けて下さるのはボランティアで来られた80歳近い方なのだから、多少電話の言葉が不明瞭なのは仕方がありません。お許し下さい。
スタートと同時に選挙カーの先導で南の地区をまわった。ありがたいことに、多くの方からご声援をいただく。
あいかわらず、コンピュータウィルスが1日に10件近く届く。いつこれが終わるのだろうか。
6月23日(水) 環消水 街頭宣伝 決起集会
10時から環消水の委員会。岡南環境センターの北側空き地を民間に貸し付ける方針を了承するかどうかを議論した。公共用地として買ったものを簡単に民間に貸し付けて良いのかどうか、最後まで疑問が残った。
菅直人さんが岡山に帰ったので、総社から笠岡まで街頭宣伝。久しぶりに菅さんの車に乗って菅直人を連呼した。
笠岡市で決起集会。江田五月さんの話は迫力があり、聞き応えがあった。明日からは、その迫力で選挙に臨むのだろう。
6月22日(火) バイパス 水増し
火曜日にはバイパスで、街頭演説。議会の報告と参議院議員選挙について。上島さんの言われるように、良識で選ぶしかない。岡山県民の良識を信じて活動するしかない。
総理来岡の書き込みを見て、「あの程度ならたいしたことはない」と言う人が居た。これもどこかで聞いたようなセリフだが。
倉敷駅前でも人数が水増しだったと別のある人。やはり岡山駅前に参加した人から、「やあ、よくて4〜500人と言うところじゃないか」と。それなら、400で20倍、500でも16倍だなあ。人数合戦ではなくて、中身で勝負したいものだ。
6月21日(月) 台風 議会最終日
台風が最接近したと言うのに、あまりそれらしくなく、拍子抜けした感じだ。岡山はいつもこのように台風の被害が少ないので、自然をなめてしまうとの批判がある。気をつけなくては。
最終日を迎えた6月議会だが、採決された議案の中には、起立のものもある。起立すると言う事は、反対者がいるということで、なんでも全会一致よりは健全な議会と言える。90号議案の、ホテル規制については、亀井議員の質疑と反対討論が光った。私と考え方は違うし、結論も違うが、条例についての見識は見習うべきものがある。
6月20日(日) 選挙直前
昨日、自民党の応援に小泉総理が駅前に来たそうだ。行った人の話によると「1,000人ぐらいはいたかなあ」といっていたので、それでもたいしたものだと思っていたら、新聞を読むと主催者発表が8,000人だそうだ。八倍の開きがあるのは珍しい。
6月19日(土) 菅直人を囲む会
倉敷の駅前ターミナルホテルで、菅直人を囲む会が開かれ、発起人の一人として参加。菅伸子さんが入院したため急遽菅直人が代理。会場が沸いた。幸い伸子さんのほうもたいしたことはないらしい。来週にも退院されるとか。
6月18日(金) 議運
議会運営委員会が開かれて、21日の最終日の議会の予定が決まった。そのうち意見書の中で議運として提出する「三位一体」については、副委員長である私が提案する事になった。早く言えば、予定の文案通り読めば良いのだが、これをしないと正式に議題に出来ず、採択されないのでおろそかには出来ない。
6月17日(木) 県知事
新聞によると、県議会で知事が岡山市民いじめをやめない事を公言したそうだ。医療費の補助金カットを、5分の1から6分の1に予定通りするとの見解だ。
こんな知事は最低だ。こんな知事を推薦するなどもっての他。民主党は推薦を取り消すべきだ。少なくとも私はこんな知事を応援する気はない。
6月16日(水) 環消水 リポート
10時から環境・消防・水道委員会が開かれた。もっとも水道については議題が無くて、消防と環境のみ。環境では、岡南環境センターの北の空き地の利用が問題となった。ここは、本来リサイクルのために使われる土地として取得したものなのに、充分に活用せず、しかも岡南環境センターがこれまでの約束を破って修繕、延長利用された。これに伴って、土地が狭い事を理由にリサイクルプラザとして使えないと言う。次の用地についての充分な説明も無く、今日の審議は継続となった。23日に再度委員会を開くと言う。納得出来る説明が聞きたいものだ。
リポートがやっと発送出来る。昨日、編集が終わり、印刷が出来たところ。医療費の補助の不当な引き下げの新聞記事を載せたので、ぜひ見てください。特に、オカニチの記事はその発行部数が少ないため、多くの方の目に止まっていない恐れが有ります。
この問題は早く解決をする必要が有ります。県議会では、このままにしておこうと言う知事の答弁だそうで、むしろ5分の1を6分の1にさらに下げると言う。岡山と倉敷の市民を踏みつけにしたひどい仕打ちだ。
6月15日(火) 本会議 垣下議長ご母堂のお葬式
質問戦の最終日。ちょっと変則で、10時開会して、10時35分に休憩に入った。津高の垣下議長の自宅でお葬式。ものすごい人と車で大混雑だった。ご冥福を祈る。
質問の最後は吉本議員、今日は下市、和気、竹永、垪和と続いた。
6月14日(月) 本会議
太田正孝、本郷、高月、田尻、藤沢、稲葉各議員が個人質問。県に対する意見書の準備が進む。例の、医療費に対する県の補助金の不当減額に対するものだ。
6月13日(日) 法事
父羽場三郎の49日と、羽場頼通の1周忌。
6月12日(土) 遊説
江田さんと新見市、大佐町、哲多町、哲西町、神郷町で遊説。哲西を最後に持ってきたため、充分に遊説出来なかったのが、心残り。
6月11日(金) 30号線 本会議
30号線のいつものところが、会社が建築されてできなくなった。少し北のトマト銀行のところで実行したが、ここではどうだろう。いい場所を探す必要がある。
本会議が開かれ、質問戦の三日目。さい東公園が問題とされている。価格と土地造成の疑惑らしい。
6月10日(木) オカニチ
昨日の質問をオカニチが大きく取り上げた。誰が考えても、岡山市・倉敷市だけ県の補助金が減らされているのはおかしい。この記事のコピーが欲しい方は、メールを下さい。送らせていただきます。
6月9日(水) 個人質問 合併協議
10時から本会議。質問者の二番手で登壇。今回は医療費の助成について力を入れたつもりだが、前の議員の質問が早く終わったため、傍聴者がまだ到着しない間にその部分が終わってしまった。答弁は、予想したものよりおとなしかった。
合併の協議がいよいよ本格化している。私が主張している「新設」では無くて「編入」に決まったようだが、その後が問題だ。議員の合併特例が焦点だ。確かに岡山市議会では「定数特例」が多数派だが、それではこの話はまとまるまい、との意見も強い。
合併特例で議員数が80人近くなる事が市民の批判を浴びるだろうと言う意見もある。ただ、その期間も2年だし、市議会と言う場所で充分な意見反映ができることは将来的にプラスになると言う見方もある。この部分の決着次第では、議会がもめる可能性もある。私は以前から主張しているように、岡山市の人口が多いのだからすべて岡山にあわせるべきというのは、言い過ぎだと思う。
6月8日(火) 万年筆
職員の方と話をしていたら、その方の胸にさしてある万年筆が目についた。キャップの形状からペリカンでは、と見当をつけて聞いてみるとその通り。ちょっと貸してもらって試し書きをしたら、すらすら書けて、実に具合がよかった。いずれ、手にしたいものだ。
6月7日(月) 質問準備
朝は駅東口でおはよう730。江田五月の報告を聞いて、やはりこの年金法を強行採決するようでは、自民党も完全に焼きが回ったと言う感じがした。一度オーバーホールをしないとこの党は立ち直れないのではないか。権力にしがみつく格好は、あまりにもみっともない。
9日の質問の準備をした。県補助、これはあまりに不公平な制度。市が積極的に改善を求める必要がある。小規模事業、これは墓地の入札偽装が市への負担を監査する中で、放置しておけない。また、看板だが、意味が分かるものが必要。職員採用は男女共同参画の姿勢をどう持つかにかかっている。
6月6日(日) 水道フェア
朝の球技大会は中止。
水道フェアに行ったが、終わったあとだったのでからぶり。先の委員会で、どんなものかなと疑問に思った水道水をパック詰めにする機械を見ることができたので、目的の一部は達成した。
6月5日(土) リポート
今月こそは5日の発行日を守ろうと思ったが、間に合わず。9日の議会質問もあり、また遅れてしまう。
6月4日(金) 松元ヒロ 6月議会開会
金曜日なので、30号線のところでモーニングリポート。けっこう手を振って下さる。
昨日、三丁目劇場で松元ヒロのライブ。イラク派遣と憲法と言う固そうな題だったが、おもしろかった。駅伝の本人実況も、小泉マネも良かったが、やはり憲法君は良かった。そうなんだ、理想の無い憲法なんて、憲法の名前に値しない。突然、マルセ太郎の名前が出てきたが、かれが最晩年をここ岡山で過ごした事を知っていたのだろうか。
6月議会が開会となった。9日に個人質問があるが、私は二番手になった。いつもどおり早めに質問通告をしておいた。今回は、(1)県からの補助金について、(2)小規模工事、(3)看板、(4)男女協同参画 について通告をした。
6月3日(木) モーニングリポート ウィルス
モーニングリポート(朝の街頭演説)は今年で14年目になる。最初は木曜日だけだったが、今は月から金までになっている。しかし、はじめは1時間だったものが今は30分になった。とにかく木曜日の福浜小学校前は、お前が立っていないと木曜日かどうか分からなくなる、と言われるので、うっかり休めない。
メールでウィルスが運ばれてくる。毎日10件から15件ぐらい。今のところ二種類のものがあるようだ。いいかげんにせい、と言いたくなる。
6月2日(水) 空港線 環消水
朝は、空港線のいつもの場所でモーニングリポート。ここは、ご近所の方の顔がよく見えるところ。6月議会の議案などについて報告する。
環消水の委員会が開かれ、環境局からはダイオキシンの調査結果の報告などがなされた。地元岡南環境センターの付近の土壌からは、他より多い濃度のダイオキシンが報告されている。もちろ、深刻になるほどではない。しかし、ここが以前からいったん廃止の決定がなされていたにもかかわらず、温水プールの継続とごみの増量とを理由に、大修理をして利用を延長していることについての配慮がないことが問題だ。さらに,環境センター北側の土地について、リサイクルのために使う事を充分に検討せず、民間に貸し付けることを決めた事は、環境局の姿勢を問われる事態だ。
6月1日(火) バイパス 議運 議会改革
朝はいつもの2号線のバイパスで、朝立ち。今日は知り合いが何人か、手を振って下さる。
議運では6月議会の議事と運営を協議。
午後から議会改革の特別委員会。議長肖像画の廃止を決める。もっとも代わりに写真をかける事になった。そのほか、私から提案している委員会協議会の公開について議論したが、まずは安易に協議会を開かないと言うことを確認する事とした。議会の調査費については、増額を含む見直しを提案した。
その後予算の勉強会。6月議会に掛けられる補正予算の中身について勉強した。
6月1日(火) 河野太郎
私が注目している自民党の河野太郎さんの「ごまめの歯ぎしり」を転載します。
エネルギー政策については、私とまったく同意見を持っている 珍しい自民党の政治家です。こういうひとが自民党の中で多数派になれば、日本はまともな国になれるでしょう。
河野太郎の国会日記
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ドイツのボンで開かれる再生可能エネルギー国際会議2004に参加するためにボンに来ています。明日はNGOの会議に出席し、あさっては国会議員会議の基調演説と宣言の起草委員会に参加する予定です。
日本政府のプレゼンスはまったく感じられず、しかし、日本政府の代表団が再生可能エネルギーの目標を設定することに頑強に抵抗している模様です。目標は設定しないが、クォータ制の導入については必ず触れるようにとこれも無意味な主張をしまくっています。要するに経産省がやっているRPSを世界的にも認知させたいという意図がありありです。
さらに、今後は再生可能エネルギーを最重要課題とすることにも日本代表団は反対しています。これはもちろん原発を推進したいためです。
こういう馬鹿な役人が跋扈しているのも政治の力の無さでしょう。大臣、副大臣は出席せず、政務官が一人来るようです。
再生可能エネルギーに力を入れてきた加藤環境副大臣は、経産省の代表が政務官だから環境省から副大臣が出席するのはおかしいというふざけた理由で、出席が出来なくなりました。
この会議は、日本政府の馬鹿丸出しということになりそうです。
活動日誌 2004年6月 |