97/12/05 |
岡山市と前後して入札が行われた福島県のいわき市で、日量390トンのごみ処理工場が215億円で落札されました。岡山では日量450トンで、129億円ですから、えらい違いです。岡山市民は儲かりました。
日本工業新聞の記事によると、機種選定でも疑惑があるそうですので、少し引用してみます。岡山では「流動床炉」でしたが、いわき市では「ストーカ炉」です。同紙ではメリットの比較をしています。
一部で言われている、「ストーカ式の方が良いはずなのに、不明朗な形で『流動床炉』になった」というのは誤解らしい。
○羽場頼三郎 助成要綱に基づく申請への応答義務についてはどうか。
□当局(総務局長) 義務ということではないが、原則的に同等の取扱となっている。
○羽場 標準処理期間は、迅速かつ公平な行政運営の目安を示すと同時に、住民にとっては諾否の決定がいつなされるのかについての予測可能性を確保するためのものであるなら、なぜ努力義務にとどまるのか。
□当局 必ずしもすべて標準が定まらない場合も有る。原則は決めるということだ。
○羽場 国が行う行政指導と岡山市が行うものとは基本的なものが違う。枠をはめてしまうとかえって市民の立場に立った行政がやりにくいところが出てくるのではないか。
□当局 そのために、指導の継続の規定と公表の規定を置いた。
○羽場 行政の公正さと透明性確保のための条例だ。市のすべての機関で「行政が変わるのだ」という意識変革をしてもらいたい。職員の意識啓発のために研修などをするのか。
□当局 その方向で考える。
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