98/10/05

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環境ホルモンが心配なら「使わない」

政治的決断で保育園の食器を替える

 環境ホルモンが全国の自治体で問題となっています。文部省の調査によれば、全国の約4割の小中学校でポリカーボネイト食器を使っているとのことです。岡山市では学校で使っていないものの、もっと低年齢で影響が出る可能性のある保育園で使っていることが明らかにされました。

 私は質問の中で、大学での実験でポリカーボネイト製の容器から微量ながら検出された報告があること、環境ホルモンは微量でも影響が出ることこそが問題であることを指摘して市の方針をただしました。

 別の人の質問では、これが昨年交換をしたばっかりなので当分見直しの予定にないこと、費用が2500万円かかることが明らかになりました。私は、この問題こそ市長の政治姿勢にかかわることだと、敢えて再質問、再々質問をしました。このようなお金を惜しむべきでない、市民の不安を取り除くのが市長の役目だと詰めたつもりです。

 安宅市長もこれに応えたいと思ったのか、私の質問によって、市長の「親の不安をなくすための政治的決断」を引き出せたようです。ポリカーボネイト食器が保育園などで使われている件について、見直しが検討されることになりました。


従軍慰安婦問題について 各議員の態度は

 まず、文教委員会では、賛成をしたのが高津利明、宮川日吉、三木亮二、大橋英雄、田中昭三議員。(以下敬称略)反対は、羽場頼三郎、苦水重徳、浅野秀孝、坪井貞夫。

 本会議では、賛成討論を太田稔が、反対討論を田尻祐二、横田悦子、若井たつ子、辻野喬雄、羽場頼三郎がしました。

 採決で賛成をしたのは、24名です。

高津利明、宮川日吉、奥野三四志、井村嘉久、貝原信三郎、磯村博、梶原昌一、河合和成、川田敏幸、佐々木清巳、太田稔、柴田健二、三木亮二、大橋英雄、田中昭三、土肥啓利、服部勇、伏見源十郎、藤原貢、堀川進、宮武 博、向井英雄、山田録二郎、吉本喜一。

 反対は、羽場頼三郎、大下隆章、苦水重徳、浅野秀孝、坪井貞夫、磯野昌郎、内田宏哉、串田 務、近藤昭、崎本敏子、田尻祐二、田畑賢司、辻野喬雄、寺田和子、則武宣弘、福原弘子、藤沢和弥、山田勇、横田悦子、吉田政司、若井達子の21名。

 退場は垣下文正、太田正孝の二名です。


98/10/05

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