99/12/05

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11月議会に102億円の補正予算計上

 今年最後の11月議会が招集され、一般会計で52億、特別会計で50億円の補正予算が提案されています。ごみの処分場や下水道などの公共事業の前倒し発注が相当部分を占めていますが、通信衛星を使ったごみ車両の管理、下水道に光ファイバーで通信網を作る事業などが目新しいものです。また、在宅介護支援センターを支援する基幹センターを二ヶ所設置するそうです

 3日から各会派の代表質問がはじまり、個人質問は8日の午後からになりそうです。羽場頼三郎はそのトップを切る予定です。テーマは(1)内申書の開示 (2)遺伝子組み替え食品 (3)納税貯蓄組合 (4)2000年問題など。

補正予算に見る主な事業

新埋め立て地建設
合併処理浄化槽設置
都市計画情報の提供システム
西部第四土地区画整理
郡公園・百間川緑地整備
共同溝工事
倉安川護岸工事
犬島港防波堤工事
政田小学校屋体育建設
用排水・樋門などの工事
大多羅・岡山駅自転車置場
当新田東公園整備
道路・橋など新設改良工事
下水道整備
農業集落排水
駅元再開発
下水道整備促進調査
ケーブルテレビ施設整備
在宅介護支援
生活保護
児童手当
通信衛星活用システム整備
教育用コンピューターソフト

5億1460万円
5840万円
8060万円
2億5000万円
2億1650万円
2億1000万円
2億 518万円
4815万円
3億2440万円
9億3140万円
3億3000万円
2億9590万円
9億6990万円
19億4149万円
1億1630万円
24億3603万円
2087万円
4666万円
331万円
11億8000万円
3240万円
2億  70万円
1800万円


市長から異例の監査要求

 12月3日、市長から監査委員に監査の要求がありました。特別監査要求といわれるもので、これには応えなくてはなりません。

 ただ、会計事務に監査を求めてきたものですが、合理化と効率化という観点にたってという目的は示されているものの、その範囲が特定されていないなど、全国的にもきわめて異例なものです。

 どのような扱いになるかは、今のところ羽場も分からないそうです。


焼却場のダイオキシン類の数値

 今年の8月から9月にかけて測定したダイオキシンの値が明らかになりました。予想どおり古い岡南(78年建設)の方が数値が高いようです。94年に建てた当新田の方と比較すると約3倍。最高と最低の差は4倍になっています。0.1以下となる東部クリーンセンターの完成が待たれるところです。実際の数値は次のとおりです。

岡南環境センター(平均値0.88)
1号炉 2号炉 3号炉
0.81 0.63 1.2
当新田環境センター(平均値0.34)
A系炉 B系炉
0.30 0.37

単位はng-TEQ/N立方メートル(ngは10億分の1グラム、TEQは毒性等量)


99/12/05

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