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市議補選で民主党が議席を獲得  近藤昭さんが記録的大量得票

10月9日に市長選挙とともに、投開票が行われた市議補選では、以前私羽場と同じ会派だった近藤昭さんが民主党の公認で選挙を戦い、記録的な票を集め、最高点で当選しました。61歳とはとても見えない、元気あふれる候補者で市内の全域を走り回ったことが功を奏しまもた。私も負けそうです。

民主党を全面に出したことで、市民にある種の安心感、分かりやすさを示せたのではないかと分析しています。連合の推薦も実に効果的でした。野球で言えば、まさにジャストミートでホームランを打った気分です。

開票結果は次のとおりですが、あれっと思うのが次の点ではないでしょうか。

まず、無効票が異常に多いことです。約3万票で、2位の当選者より上です。泡沫と見られていて、何も運動をしなかった(と思われます。ポスターもほとんど貼っていなかった)松本高明さんが、市民派鬼木のぞみさんに迫ったこともびっくりです。

当選者のお二人には意外な共通点があります。まず、民主党公認、自民党推薦と2大政党からそれぞれ支援を得て選挙を戦ったことです。そして、いずれも前回の選挙で落選した元職でもありました。さらに、お二人の実家が和菓子屋(栄太郎と浦志満)だったことも話題になりました。

市長選挙と同時だったことで、市長候補とどのように連携したかも結果に影響が有ったと思われます。

岡山市議補選開票結果 投票率42.87%
近藤 昭 61 民元(4)  51,121
無効票 29,327
三宅 英夫 58 無元(2)  27,546
北川 明江 52 無新 24,045
林 潤 35 共産新 23,433
田村 英樹 34 無新 19,103
鬼木のぞみ 44 無新 17,746
松本 高明 54 無新 16,463
原 志朱弥 57 無新 5,770

市民の会が6名に
当選議員の会派などが決まる

18日に臨時市議会が開かれ、今月9日の市議補選で当選された議員の所属会派などが決まりました。

市議会史上最高の得票で、みごとトップ当選で返り咲きした近藤昭さんは、民主党の公認で選挙を行ったこともあり、私と同じ「無所属・市民の会」に入り、副代表になりました。所属の常任委員会は「文教」、特別委員会は「行財政改革」になりました。

三宅英夫さんは、以前は保守系の「新風会」でしたが、今回は同じ保守の「政隆会」に入りました。常任は「文教」、特別は「社会システム調査」に所属が決まりました。

この結果、それぞれの会派は次の通りとなりました。( )内は代表者

新風会(保守系)
政隆会(保守系)
公明党
ゆうあいクラブ
無所属市民の会
共産党
(柴田健二)
(安井 聡)
(則武宣弘)
(楠木忠司)
(佐々木清巳)
(田畑賢司)
14名
11名
10名
8名
6名
5名

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