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6月議会・羽場の個人質問

不当な補助金カットに法的手段を

羽場頼三郎 県が補助金をカットしている医療費の補助制度について、市はどのようにとらえているか。

当局 県が統一的にやっている制度なので、中核市ということで減額される理由はない。

羽場 県にもっと強くいうべきで、自治法で規定されている「調停」を利用したらどうか。

当局 そこまでは考えていないが、法の適用について研究しておく必要は感じている。

羽場 小規模工事についての調査は、三年間だけでなく、責任追及できる5年間をやるべきではないか。

当局 間題があれば、あと二年間も調査するが、今のところ考えていない。

羽場 「みんなでつくる美しいまち岡山」という看板があるが、分かりやすく「ポイ捨て禁止」と書くべきではないか。

当局 具体的な表現を考えてみる。

羽場 女性消防職員が、すでに6年間採用されていないが。男女共同参画の上で問題があるのではないか。応募者が少ないなら、PR不足ではないのか。

当局 雇用機会均等法の関係で、成績順に採用している。PRを積極的にする意味で、市民の広場などに使う写真に女性職員を使う予定だ。


在任特例か定数特例か 合併の協議で

御津、灘崎との合併の協議が山を迎えています。私の予想どおり、議員の身分について議論が別れています。選挙をしないで任期を延長するか、選挙はするが一回限りの選挙区を作って各町から選出する方式かで意見が別れています。在任特例では、議員が多すぎるし、定数特例では、これまで議員だった人がほとんど選出されないうらみが残ります。

私の主張の、市長も議員も選挙をする方式は賛同者が少ないようです。(羽場)


岡山・庭瀬間の新駅の南側土地取得に10億円

この議会に、土地取得の議案がかけられています。操車場跡地の一部で、公園の予定地となっていないところです。この土地の有効な利用ができれば、新しい都心としてこの地域が発展する可能性が大いに出てきます。

市が公共用地を取得する場合には、二種類の手段があります。公共用地取得事業費特別会計で買う場合と、土地開発公社が買う場合です。

公社は百%市が出資していて、その資金は銀行から借入するので、予算を組まないで買い入れが出来ます。ただ、市が買い戻しをする手続きが必要なことと、利用目的が確定していることが条件です。

特別会計による場合には、利用目的が比較的ゆるやかなので、場合によっては後に民間との共同利用や払下げということもありえます。ここは、医療・福祉・商業地区として使う予定ということです。そうした面から、この会計によって約1.8ヘクタール(1800平米)を10億5500万円で買い入れるそうです。


6月補正予算のおおまかな中身

補正予算とは、国や県が補助金などを決定したため、それに関係する市の予算を組み直したり、新しい事業を開始する時などに提案されます。

一般会計で30億円余、特別会計で10億円余の合計41億4百万円となります。

外郭団体の自主事業に    
合併協議会の費用分担として 
ふじた伝三郎太鼓などへ補助  
乳幼児医療費補助の引き上げに 
まごころ給食サービスに     
倉敷との保育交互入所制度に 
吉備病院のプロポーザル審査に  
土地改良事業に
妹尾駅にエレベータとトイレ
土地区画整理事業に
中央町の電線地中化に
都市内幹線道路の整備に
学校運営に地域参加モデルに
森と水の交流学習に
子供の悩み相談員に
食に関する教育の推進に
新駅関連土地先行取得に
5932万円
2564方円
250万円
2510万円
73万円
1097万円
36万円
3834万円
1425万円
21億2129万円
1600万円
5億804万円
90万円
100万円
619万円
120万円
10億5500万円


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