2003/04/15 ホーム議会目次前へ次へ

市民が主役の選挙で4684票 18位で四期目をクリア

開票日の当日、明日になる直前の11時50分ごろ、「羽場頼三郎。3500。当選確実。」の連絡が入り、事務所が沸きました。おめでとうの声が飛び交い、七日間の選挙戦の苦労が吹き飛んだ瞬間です。

遊説担当、車に乗ってウグイスをした人、事務所で作業に追われた人、町内の人などが集まってお祝いをしました。

「近隣から四人の候補者が出ていたにもかかわらず、得票が増えたことは一重に応援してくださった方のお力の賜物です。」と本人が挨拶をし、だるまに目を入れました。夜中ということもあり、万歳三唱は省略。「お疲れさまでした」と事務所がお開きになったのは3時近くでした。

「『カンパとボランティアの市民選挙』と宣伝をしてきましたが、それを文字通り実践できたことが勝利に結びついた」と羽場頼三郎は語っています。

岡山市議選開票結果


県議選情勢をさぐる  3から4へ民主党が議席増をねらう

四月四日から始まる県議選は、県下の過半数の選挙区で無投票になりそうです。

注目は岡山市の2選挙区で三人の民主党の議席を守りきるかどうか、浅口郡で新しい議席が奪えるかどうかが焦点です。

まず浅口郡では、前回次点に泣いて再度挑戦する高橋剛吉が二議席のうちの一議席を狙いますが、現職と新人の自民党とぶつかっています。

岡山市一区(旭川から西)は十一議席を十三人で争う模様で、民主党は草苅隆幸、姫井由美子の現職が自民党、公明党、共産党と自民党推薦の有力新人、無所属新人らとぶつかります。会派を同じくしていた松山県議の引退の影響がどう出てくるかが結果を左右しそうです。

岡山市二区(旭川から東)は六議席を有力八人で争う激戦地となっています。
民主党は森本徹麿が唯一の議席を確保できるかどうかが焦点です。公明党、共産党、自民党が厚い支持基盤を生かせば、森本は江田五月会(後援会)のバックアップで対抗します。直前に出馬を取り止めた社民党現職と死去した自民党現職の票がどうなるかが注目されます。(04/03)


候補者の発掘が今後の大きな課題に
民主党の県議が現状維持にとどまる

4月13日投票の県議選では、非常に低い投票率の中、民主党は岡山市の3議席を確保しました。二回目の挑戦となった浅口郡の高橋剛吉さん(43歳・元町議)は、また惜敗してしまいました。

岡山1区では、姫井由美子さん(44)と草苅隆幸さん(56)が、いずれも県政の改革を訴えて議席を守りました。また、少数激戦の岡山2区では、民主党唯一の議席を森本徹麿さん(60)が死守しました。

県下の過半数の選挙区で無投票になり、候補者の発掘が急務であることが明らかになりました。特に、最大の選挙区である倉敷市で民主党が公認候補を出せなかったとは大きな反省点です。同じく民主党の議席が減少をしたにもかかわらず、その後を埋めることが出来なかった岡山市議会もそうです。地方の議員が出せなくて、中央政界の変革を唱えることは、ナンセンスです。

投票率も史上最低でした。岡山県全体で49%台、岡山1区で38%、2区でも44%ですから、市議会の51%と較べても低すぎます。県政がいかに身近でないかという証明とも言えます。市民に関心を持たれない政治が良くなる筈がありません。

岡山県議選の結果
岡山1区(定数11)
当選
当選
姫井由美子(44)
草苅 降幸(56)
10,368票(5位)
8,141票(7位)
岡山2区(定数6)
当選 森本 微塵(60) 8,232票(6位)
浅口郡区(定数2)
次点 高橋 剛吉(43) 7,510票(3位)
倉敷選挙区(定数12)
当選 三原 誠介(53)〔推薦〕無投票

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