2001/09/05 |
市の土地の無償貸与について 読者の声
市長の後援会長が理事長(ワンマンのため天皇と呼ばれているそうです)をしている社会福祉法人旭川荘に、市の土地三・七ヘクタール(約一三億円で購入、造成)を貸し付ける「事業」は、大方の市民の納得の得られないまま進行してしまいました。
市の新しい条例「協同の街づくり」によって、議会の同意がなくても「市の土地を無償で貸し付けること」が可能になっています。その手続きは今月終わりました。これら、土地を貸すこと、土地利用について皆さんから寄せられた意見の一部をご紹介します。
市政アンケートから
★「旭川荘」 への土地無償貸与について
◎色々な福祉があるので、旭川荘のみに特別に無償はおかしいと思う。安くても少しは 家賃(土地代)を払ってもらう方がいいと思う。 東畦(I・H)◎旭川荘への貸与について、真相を解明する必要がある。 南輝(Y・T)
◎この問題についてはリポートで始めて知りました。一般市民は、新聞にとりあげられねば知る事が出来ない実態がある。 芳賀(M・B)
◎特に優遇する理由がない! 許せない! 万成西町(A・S)
◎旧自民党に真似て、新市長は権力を握り、地方から官僚主義発想ですか?
(Y・S)
◎特に優遇する理由を知りたい。旭川荘だけにすると、他の施設から苦情がくると思う。
古都宿(N・Y)
*十三億円の土地について
◎西大寺地区の住民の要望を中心に検討したらよいと思う。ただし、幅広い多数の市民 にとって有益な事に使って欲しいが・・。 万成西町(A・S)◎しばらくは用途を検討すべきである。 福浜町(S・M)
◎賃貸して、市の赤字補填に充てるのが良い。 原尾島(〇・K)
◎利用案としては、公共工事の立退きの代替地の一つとして便利がそれ程良くなくても、広い面積を提供すれば同意を得られるという風な使途。 下石井(A・K)
■宇野線の高架化は十二月十六日
おまちどうさまでした。やっと宇野線(瀬戸大橋線)が高架になります。
大元駅付近の道路混雑の大きな原因であった宇野線は九七年から工事が進められてきましたが、本年の一二月一六日に列車の運行が切り替わることが決まりました。その日から踏切は廃止され、(遮断機が上がりっぱなしの状態がしばらく続くそうです)車の通行が自由になります。
これにより、混雑は解消すると思われますが、うっかり一時停止する車があると予測さ、れ、追突事故の発生が心配されています。お通りの時には十分お気をつけぐださい。
総工費170億円がかかったこの工事です。が、この事業認可をするための
「都市計画決定」をめぐって地元の反対があり、当時の安宅市長が苦しい決断を迫られました。そのため友人や強力な支持者を失ったことも記憶に残っています。市長の仕事の難しさをかいま見た思いがしました。
■農業委員の仕事始まる
農業委員としての初仕事がありました。私は旭東地区の担当ですが、地区内の農地を売買することの許可と農道の廃止、農業用水路の変更の議案が協義会に出ました。
農地の売買については双方の本人または代理人に出席してもらい、事情をお聞きします。事前に事務局が調査をし、またその地区のことを良く知っている農業委員さんが現地の調査をされているので、その場で問題が指摘されることはまずないようです。
私は、地図の付いていた「農道の廃止」と「農業用水路の変更」の場所については、現地を見てきました。工事が見切り発車をしていた所もありましたが、それ以外には問題が無いように見受けられました。
それぞれの案件について地区の農業委員全員で協議し、提出された原案はいずれも認められました。
2001/09/05 |