2001/07/05

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旭川荘問題で総務委員会がもめる

 6月のリポートでもお知らせしましたが、民間の社会福祉法人旭川荘に岡山市の土地約3ヘクタール(13億4千万円で購入、造成)を無償で貸し付ける件が総務委員会で問題にされました。

 土地が市の開発公社によって先行取得されていますので、それを買い取ることの是非が議論になりました。また、一部の土地については未買収であることも明らかになり、さらに問題があることが指摘されました。

 これらには次のような問題があります。
なぜ、農業の振興に使われるべき土地が福祉に」使われることになったのか。
なぜ、福祉でも旭川荘になったのか。
いつ、そのような方針が決められたのか。
なぜ、市長の後援会長が理事長をつとめる旭川荘が優遇を受けるのか。

 これらについて、市は説明責任を果たしているとは思えません。しかし、「市民や義会が何を言おうが、とにかく旭川荘に土地を無償で貸すんだ」という方針のようです。

 なお、予算については他の補正予算と一括のものであるため、議会の承認を受けました。


■六月議会の個人質問   食品のリサイクルなどを質問します

 すでにその役割を終えている納税貯蓄組合に補助金を出すよりも、市が進めている「銀行振込」に力を注ぐべきではないか、と質問しましたが、市長はこれにまともに答えようとせず、「組合加入者の振替利用率が高いから組合の存在意義がある」と答弁。これは、もっともな理由のようですが、単に現状を陳べたに過ぎません。

 振込をしている人と、組合に入って振込をしている人との間に補助金で差別をする理由がなく,まさに不公平となっていることに目をつぶるものです。

 また、私の二年の経験から、監査の充実のためには専門の事務局員を(一部でも)置いたらどうかとお聞きしました。

 市長はこれにもまともに答えず、「全部が専門の事務局員にすると国の会計検査院が批判を浴びているように、監査のための監査になる。」と、とんちんかんな答弁です。

 その上、専門的知識を持つ監査委員(公認会計士や弁護士)の報酬が安すぎるのでは、という質問には、「議員である監査委員には報酬が別に出ている。」といった的外れの答え。わざとすれ違いをしているのか、質問の趣旨が分かっていないのか、どっちにしても私の議会質問をまともに受けとめない姿勢はいただけません。


■会派がまた変動

「新岡山21クラブ」が結成され、また移動があり、各会派の構成は7月1日現在は次のとおりです。

岡山市議会 会派別議員名簿


農業委員になりました

 議会選出の農業委員が5人出ます。私もその一人に選ばれました。

 仕事は、農地の利用に関する権限の調整、農地の交換分合、農地などの利用関係についてのあっせん・争議の防止、農業・農村に関する振興計画の推進、農業生産の増進・農業経営の合理化・農民生活の改善、それらに関する調査・研究などです。

 これらは農地部会と農政部会とで行いますが、私は後半の一年を農政部会に入ることが決まっています。それまでは、地区の協議会で部会に出す議案の事前調査や案件の協議に参加することになります。


2001/07/05

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